3月11日を迎えました。今回も本当にあっという間の1年でした。

 

 

そして、11年目、今年も14時46分に黙祷をしました。

 

昨年も書いたとおり、時間が経ったという感覚とともに、やはり、時間と比例して記憶が薄れている感覚が強くなっています。そういう感覚だからこそ、その反動として、3月11日が年々強いインパクトのある日になっているようにも感じます。

 

11年という歳月の中、2020年からのコロナ禍から3回目の3.11。新型コロナウィルスの登場は本当に大きな出来事ですが、その間も日本国内で地震は数多く発生しました。今年に入っては国内だけに限らず、世界各地で自然災害やさまざまな衝撃的な出来事が起きています。たとえば、トンガの海底火山の噴火、さらに今月に入ってのロシアのウクライナ侵攻。

 

自然災害だけではなく、とにかく、世界の状況を含め、何が起きるのかはまったくわからない、ということを、今日、また痛感しています。その気持ちとともに、3月11日を迎えたこの日に、ブログを書くことで、自分なりにいろいろと心構えを再考し、そして、内省をしている最中です。

 

最後に、2022年の3月11日のことを。

 

まず、今日は会社が休みだったので、久しぶりに外に出ようと、三浦海岸~三崎口の河津桜並木散策で、2022年最初の花見をしてきました。

 

 

昨日から関東各地は春本番の天気になってきて、まさに花見日和でした。そして、河津桜のピクと菜の花の黄色のコントラストが、また、最高でした。本当なら、缶ビール片手に、と行きたいところでしたが、今年はまだ我慢。

 

そして、京浜急行でも3月11日を。

 

 

 

14時46分から、地震を想定した設備点検の訓練が全線に渡って行われました。

 

こういう心構えが、次に怒るかもしれない震災の被害を小さくしてくれると、思います。

 

そして、帰宅後。

 

2011年3月11日以降、毎年、この時期には震災をテーマにした読書をしていて、今年はこの本を選びました。

 

 

 

東日本大震災を記録することを題材にした書籍です。発行は2022年。この11年の中について、中動態という概念を軸に書かれています。まだ読み終えていないですが、自分自身のこれからにも参考になるのではと。

 

そして、昨年は久しぶりに東北6県のうち福島県・郡山市に行けましたが、他のところにはまだ行けていません。今年こそ、もう少しいろいろとまた行きたいと思っています。

 

そんな気持ちとともに、2022年3月11日の夜は、岩手県の銘酒、あさ開 特別純米 冷奨 春限定を開けて、想いを寄せて。11年前の今頃、どういう気持ちで、どう過ごしていたのかを思い出しています。