先週末に遅めの夏休みを取り、台湾旅に行ってきました。
5年ぶりの海外旅行、せっかくなのでブログにまとめてみます。恒例の「食べたモノ,行ったトコ」シリーズ、初めての海外編です。しかもボリュームがあるので数回に分けてまとめてみます。
■羽田空港5:30のタイガーエアでいざ台湾へ!
羽田5:30発のタイガーエアで台湾・台北の台湾桃園国際空港まで。
今回、旅を決めたのは9月に入ってから。あまり時間がない中、いろいろ調べた結果、LCCがお得だろうということで、初めてLCCを使ってみました。この値段で行けるっていうのは満足度高かったです。とくにうちは羽田空港までタクシーでも行ける距離なので、今後、ほかにもいろいろ活用できそうだ。
出発日、羽田空港に3:00前に到着。シルバーウイークではあったものの超満員ってほどではなく、少し座席は空いていたように思います。
定刻5:30発の便でいざ台湾・台北へ!
予定より10分ほど早い日本時間9:00、現地時間8:00に無事到着。5年ぶりの海外旅行で、出国・入国手続も新鮮でした。
さて、今回は台北がメイン……ではなく、台中・台南を中心とした旅程を組みました。自分自身、台北は行ったことありますが、初めての台中や台南、到着直後からワクワクします。
初日は台中へ。台中に行くには台北から台灣高鐵(THSR:Taiwan High Speed Rail)までの予定です。まずはMRTに乗って桃園国際空港→台北まで。空港から台北まではMRTの急行で35分程度。
このMRT、社内でスマホの充電ができるんですよね。使い方がちょっと難しかったですが、けっこう便利(あと無線LANも飛んでいました)。
THSR台北駅についたら新幹線の手続きを行います。
今回の旅では、ネットで3日間のTHSRフリーパスを購入しておいたので、まずはそちらの引き換えから。KKdayというサイトで3日間で8,000円ほど。
台北から台中まで片道1,125元(約4,500円)なので、往復含め3回乗ることがあれば、このフリーパスはかなりかなりお得です!しかも、乗車前に窓口で手続をすれば無料で指定席にも変えられます(もちろん自由席であれば手続き無しでOK)。
さてさて、THSRに乗ったら弁当という記事をネットで見かけたので、買ってみました。こちらが台鐵便當。こちらでは弁当の表記は「便當」です。
中は排骨、豆腐、煮玉子、キャベツ、そして、白米。うん、美味い。これで60元(240円)ほど。
便當を食べながら電車の旅。THSRの乗車時間は1時間ほど。ちなみに、THSRの車両は日本製、しかも見たことのある形。そう、台湾新幹線と呼ばれる列車でもあります。
余談ですが、ここ台湾の新幹線は列車本体だけではなく、台湾の新幹線は駅の立地も日本的。というのも、THSRの台中駅と在来線の台中駅が違うんです(けっこう距離が離れてる)。新横浜と横浜、新大阪と大阪みたいな感じですね。
なので、市街地を目指すべく在来線(台湾鉄道:台鐵)の台中駅にあたる「新烏日駅」まで移動します。歩いて5分ほどかな。
台鐵の券売機。
切符。
ちなみにこの日の気温は37度。3日間、いずれも日中は35度オーバーだったような気がします。日本も残暑がありましたが、それ以上の暑さ。やっぱり亜熱帯~熱帯モンスーン気候の地域であることを、肌で感じさせてくれますね。
台鐵の新烏日駅から2駅、15分ほどの時間で到着。
駅を降りてまず向かったのが台湾鉄道台中駅の旧駅舎。
日本統治時代の1917年に建設された赤レンガの歴史的建造物とのこと。どことなく東京駅に似てますね。調べてみたら、東京駅舎を手掛けた辰野金吾氏の流れを汲む、いわゆる「辰野式」スタイルだそうです。
さてさて、今回の旅はあまり深く調べず、いくつかの観光名所だけ押さえてあとは現地で調べながら決めていくスタイルでした。
なので最初の昼ごはんのアテもありません。さてどうするか、小籠包が食べたいなーとスマホで調べて見つけたのがこちらです。
沁園春 Qin Yuan Chun
蒋介石も愛した小籠包という説明が書いてあり、これは期待大!と。
結論、めっちゃ美味い!とくに蟹の小籠包、これ、今まで自分が食べた中でも3本の指に入る味。一番って言ってもいいかも。とにかく最高でした!
ほかにも野菜餃子、酸辣湯、白菜のとろとろ煮と、いずれも絶品。
いきなり良い店に出会えました。それと、台湾ビール、この軽い口当たりが台湾の気候にはぴったりです。
それから台中の観光スポットである宮原眼科に立ち寄り、今回の滞在ホテル「全国ホテル(ホテルナショナル台中:全國大飯店)」へ。
宮原眼科の店内。
タクシーで向かう中、台中は街中にたくさん公園があって、とても過ごしやすそうな印象でした。台中は台湾の中でも一番住みたい街とも言われているそうで、たしかに住みやすそうな雰囲気でした。
荷物を預けて、まずはホテルから15分ほど歩いた場所にある「国立台湾美術館」まで。ここすごく大きな美術館なんですが、驚いたのが無料で鑑賞できること。自治体の方針なのか、こういうのは良いですね~
さっそく鑑賞!と思ったんですが徒歩15分でも十分暑く、水分補給が必要と思い、美術館に併設されている喫茶店「春水堂 國美店」へ入りました。
鳳梨果茶というパイナップル風味の冷たいお茶を頼んで一休み。
水分補給、身体も休ませて美術館鑑賞に。企画展では『Hot Body, Cool Tech』という展示。ナム・ジュン・パイクのようなビデオアート、メディアアート的な作品が展示されていました。
広くてゆったりしていて、ほとんどは撮影もOKで、とにかくのんびりできる、素敵な美術館でした。
■台湾のウユニ塩湖、高美湿地その足でへ
そのままタクシーに乗って、今回台中で訪問したかった場所の1つへ向かいます。評判では台湾のウユニ塩湖とも呼ばれている「高美湿地」です。
そう、湿地の潮の満ち引き具合で、水面が鏡のように空を映し出す、幻想的な空間を生み出す場所です。自然の産物ですから、その日その日で観え方はまったく異なります。夕暮れ時は、夕日が反射してとてもキレイとのことで、日没に合わせて向かってみました。
台中市内からタクシーに乗って45分ほどの場所です。960元(約4,000円)ほどで到着しました。行く途中はあまり車の流れもなく、そんなに混まない観光地なのかな?と思いきや、到着したら屋台が立ち並び、たくさんの観光客がいました。さすが景勝地・観光地ですね。
まもなく日没。
だいぶ潮が引いています。蟹がいっぱい。
あとは写真でどうぞ。
うーん、これは本当に素晴らしい。写真ももちろんなんですが、これはぜひ機会があれば現地で観ていただきたい場所です。
夕暮れ時はこのぐらいの人の数でした(後ろ側には列もできてました)。
余談ですが近い日程で女優の竹内結子さんが高美湿地で撮影していたそう。同じ日にいたりしてw
1時間ほど景色を楽しんでから、再び台中市街へ。戻るとき、こち亀デコのタクシー発見w
そうそう、1日目からたくさんタクシーを乗ったのですが、ここ台湾・台中は初乗り85元(約340円)、市内程度であれば120~150元、200元は行かないので、ちょっとした移動にはタクシーがオススメ。とくに複数人いるときは良いと思います。ただ、台中はほとんど英語が話せる人がいないのが意外でした(タクシーの運転手以外にも、街中や店の人も)。
■台湾の食べ物の流行発信地とも言われている逢甲夜市
初日最後の場所は、台湾といえばこれ!という夜市に行きます。台湾各地には本当にたくさんの夜市があって、ここ台中には「逢甲夜市」があります。
広さもさることながら、台湾ではこの逢甲夜市から食べ物の流行が始まると言われているそうです。これは楽しみ。
さっそく、まずは麺線を食べました。すごく美味しい!濃厚!(ただ、いきなりこれを食べた結果、後半お腹が膨れて他のものが食べられずw)
その他、羊串焼や小籠包、焼売などなどを食べ、夜市の雰囲気を楽しみ、夜市をぶらぶら。めっちゃ楽しい!美味い!胃袋があと3つほしい!w
めっちゃ心地良い疲れの、充実した1日となりました。
明日も台中、そして、台南へ移動します。
今回の旅で訪れた場所はこちら↓
ps
だいぶ増えてきたので「食べたモノ,行ったトコ」をマイブログのテーマに設定しました。これからいろいろ増やしていきたいなー