先週4月5日,DevRel Meetup in Tokyo #18に参加してきました。

 

 

DevRelとは「Developer Relations」の略語で,言葉のとおり,開発者とのつながりから,自社製品/サービスについて知ってもらうマーケティング活動を意味するそうです(実はこのイベントでこの言葉を初めて知りました)。

 

詳しくはMoongiftさんのサイトで→ https://devrel.jp/

 

元々,弊社の某カリスマ編集者経由でオファーをいただきまして,今回はDevRelとメディアの関係をテーマに,メディア関係者によるプレゼンとディスカッションが開催されました。

 

DevRel Meetup #18

https://devrel.connpass.com/event/52752/

 

他のスピーカーはインプレスThink IT鈴木さん,翔泳社Codezine近藤さん,NTTコミュニケーションズHTML5Experts.jpの仲さんの3名。

 

鈴木さんはWeb担フォーラム時代から面識があったり,近藤さんは僕がスタッフとして参加しているTechLIONによく取材にお越しいただいたりと,ふだんから交流のある方たちで,仲さんはこの日初めてお会いしました。

 

ということで,僕以外の3名は現役メディア担当者(自分の主業務は今メディアではないので)ということもあり,おっさん枠的に,自分の18年間の技評生活,これまで携わった紙媒体・Web媒体・イベントなどなどの経験から,自分なりに見て感じた専門メディアの変遷とテクノロジー,そしてコミュニティの関係についてお話させていただきました。

 

簡単にまとめると,

・入社直後(1999年)のLinuxを中心としたOSSブーム黎明期

・2004年のmixi登場以降のSNS全盛時代

・オンラインコミュニケーションから活性化した勉強会ブーム時代

・スマホ登場以降の,スマホ時代

という観点で話をまとめています。

 

詳しくはこちらをご覧ください。

 

 
(撮影:渡部 知記さん)
 
で,今回,初めてのイベント,また,これまでまったく参加したことのないコミュニティでもあったので,久々にたくさん名刺交換をさせていただきました。改めて,最近,WebSigやTechLIONなどなど自分が関わっているコミュニティやこれまでもよく取材させていただいたりお付き合いのある方のコミュニティ以外に顔を出していないなーと痛感するとともに,新しい人たちとの交流が新鮮でした。
 
この日の個別プレゼンでも話したのですが,僕は入社以来,ITコミュニティに触れ,たくさんの方たちと出会った結果,今の業務を含め,いろいろなことに携わることができた経験があるので,その体験からもテクノロジーとコミュニティというのはこれからもずっと公私にわたって重要な要素だと考えています。
 
なので,自分自身が使える時間は限られているものの,これからも,既存のコミュニティ,新規コミュニティに参加できればと,改めて強く思いました。
 
ちなみにコミュニティに関しては,昨年4月に開催したTechLION vol.25でも触れていて,その中で,WebSig24/7の代表でもあり友人でもある和田さんのエントリが,個人的にかなり賛同できてぜひ多くの方にも読んでもらいたいと思うので,そちらも紹介しておきます。
 
 
それから4名の個別プレゼン後の,スピーカー全員によるパネルディスカションでは,それぞれのメディアの予算だったり実情が聞けて,イベントならではのライブ感(≒生々しさw)があって楽しめました。
 

 

最後になりますが,主催の中津川さんをはじめ,DevRel Meetup in Tokyo運営の皆さん,会場を提供してくださった21cafeさん/geechsさん,参加者の皆さん,スピーカーの皆さん,ありがとうございました!
 
今度は聴講者で参加させていただきますー