今年もこの日を迎えました。東日本大震災が起きてから丸6年です。

 

6年と言えば、そのとき生まれた子どもが小学校へ入学、そのとき小学校に入学した子どもは卒業して中学へ、と、非常に長い年月です。

 

僕もこのタイトルで書くブログが6回目となりました。

 

昨年のエントリで内省することについて書き、時間があるときにはいろいろ考えたり、また本を読んでわずかながらに勉強したりしました。ボランティアということについてはこの6年ほとんど実行はできていないけど、被災地に足を運んだり、関連イベントに参加するなどなど。

 

その点では、昨年9月に自分が参加しているITコミュニティ「TechLION」にて仙台開催を実施したことは、少なからず3.11が影響しています。(当時)5年経った仙台に足を運びたかったこと、また、自分が関わるITのフィールドで、実際に当時を経験された皆さんの声を聞きたく、5年間についてを自分の耳で聞きたかったというのも1つの理由でした。

 

みちのくTechLION、東北初開催となる宮城・仙台でアツいトークが繰り広げられた!

 
TechLIONは1つの例ですが、月日が立つとともにどうしても自分の中からも忘れ、風化してしまうことがあります。なので、良いか悪いかは別として、3.11の当時やその後について、自分の眼で観たり聞ける機会が少しでもあれば、まず、自分から近づいてみよう、と思うようになったのは時間が経ってからの意識の変化だと思っています。
 
その点では、今年の3月初旬に、ヤフーが銀座ソニービル壁面に出したこの広告、すでに各種メディアで取り上げられていて、自分もTwitter上で知り、実際に自分の眼で観に行きました。
 
 
 
ヤフーではWeb上でもいろいろと企画しています。
 
- 3.11 応援企画 - 3.11、検索は応援になる。
 
 
ほかにもCAMPFIREの特設サイトをはじめ、ネット上には2017年の今、それぞれができること、それぞれの想いが込められたさまざまな取り組みが行われていますね。
 
3.11復興支援特設ページ 「絆をつなぐ。」
 
それでも、まだまだ日常を取り戻せていない人たちが多く、3.11以降の避難者は12万人超もいらっしゃると聞きます。そういう情報を知るに連れ、直接被災していない自分としては、復興ってなんだろうと考えてしまいます。
 
そう考える中、あの年からスタートした、東北の祭が一堂に会し、東北6県の持ち回りで開催された「東北六魂祭」。昨年、6つ目の県、青森での開催で1つの幕が閉じました。しかし、そこで生まれた新しい出会い、絆を引き継ぐ祭として、今年から「東北絆まつり」と名称を変え、今後の継続が決まったそうです。今年は仙台にて、6月10、11日の開催。
 
復興とは違うかもしれませんが、この動きは1つの未来になっているのかとも思いました。また小さなことですが、他県にいる自分にとっては、こういう形がまた、東北へ足を運ぶきっかけになると感じています。
 
この日にブログを書くというのは、この先、生きている限り、自分が書ける限り続けていきたいと思いますが、一方、昨年でも書いたように天災・自然災害というのはこの先起きないわけではなく、たとえば、2016年だけでも、熊本地震や鳥取県中部地震、茨城県南部地震と、非常に大きな地震が起きているわけです。地震だけではなく、台風による水害、大雪による災害もこの6年間で日本国内各地で起きています。
 
被災していない自分、少なくとも日常生活を送れている自分としては、3.11を考えて行動するとともに、これから起こるであろう震災に備え、蓄積できる知識は蓄積し、万が一のときに少しでも冷静に、考えて行動できるようにしたいです。
 
最後になりますが、月日の経過とともに、また、一歩ずつ、前に進めますように。