夏休み!今年は暑くて海日和ばかりですね。

ということで海に行ってきました。深海へ。

静岡県沼津にある、「沼津港深海水族館 シーラカンス・ミュージアム」です。

剥製2

沼津港深海水族館 シーラカンス・ミュージアム
http://www.numazu-deepsea.com/

沼津港

■深海に光をあてる!
この水族館のコンセプトはこれ。
生命とは何か。進化とは何か。
深海に光をあてることで、
地球最大の謎を解きあかすきっかけになりたい。
それが、私たちの使命です。

深海という謎に包まれた空間に生きる生き物に焦点をあて、謎を解き明かすことを目的に開かれたとのこと。

壮大でわくわくしますね。

ということでさっそく写真とともにご紹介。

入るとすぐに観られるのが、これ。「サケビクニン」。

サケビクニン

写真が上手く撮れなかったので紹介パネルなんですがw、いきなり不思議な深海魚がお出迎え。

さらにいろいろな深海生物たちが。

深海2

深海1

深海4

深海5

深海3

そして、ここの展示はいろいろと趣向が凝らしてあって、たとえば同じ駿河湾でも浅瀬にいる魚と深海にいる魚というような比較があったり、名前は知っているけど生態は詳しくわからない生き物の口とおしりがどこにあるかなどなどを解説付きで。

工夫

とにかく眼で楽しめ、頭で楽しめる水族館です。

さらに定期的に行われている沼水ラボが面白い!

ここでは飼育員の皆さんが、沼水(沼津港深海水族館)の生き物についてわかりやすく解説してくれるプログラムが用意され、実際に触れ合えるコーナーも。

沼水ラボ

僕が行ったときのテーマは「メンダコ」でした。最近、深海をテーマにしたテレビ番組や昨年の国立科学博物館で開催された特別展「深海」でも取り上げられるなど、タコなのにタコっぽくない生態とその見た目で人気が高まっている生き物です(ちなみに深海に住んでいるため、墨を吐くことはない(意味がないので)とのこと)。

そういった知識を紹介してくれながら、最後に、残念ながらつい先日死んでしまったメンダコを実際に触らせてくれるという体験コーナーまで用意されていました。
メンダコ表。

メンダコ表

メンダコ裏。

メンダコ裏

想像通りヌルヌルヌメヌメw

そして、2Fへ。ここはこの博物館の目玉、シーラカンスが飾られています(剥製なので)。

シーラカンス

大迫力!さらにシーラカンス研究にまつわる資料やさまざまな情報がたくさんあり、勉強になります。

剥製2

剥製1

シーラカンス

そして深海と言えばこれ。ダイオウグソクムシもばっちりいます。

ダイオウグソクムシ2

ダイオウグソクムシ

■水族館なのにハリモグラ
さらにその先にいたのが、なんとハリモグラ!これ。

ハリモグラ

水族館なのに哺乳類?と思ってしまいました。この理由は、ハリモグラが卵を産む原始的な哺乳類、単孔類の生き物と言うことで、シーラカンスからの生態系の進化とかけているという展示なわけ。これは本当に勉強になりました(もっと詳しく知りたくなった)。

あと、ハリモグラは動きがコミカルなのでぜひご覧ください。



お土産コーナーもいろいろなモノがあって楽しめます。

土産1

でも、おばあちゃんの手作りメンダコはいかがなものかと(笑)

土産2

■観て楽しんだあとは、舌で楽しむ
深海の生き物を眼で、頭で、手で楽しみ、生物の進化について学んだあとは、胃袋を満たそう!ということで、この水族館も含まれている港八十三番地内のレストランへ。

今回入ったのは「DONどこ丼」。名前の通り、丼ものが楽しめるお店です。




海鮮丼&深海魚料理 DONどこ丼 沼津港 港八十三番地店 :: Shopcard.me


せっかくなので深海を食べたい!ということで、「超深海魚丼」を食べました。

この丼には、アブラボウスにメヒカリ、コシオレエビ、ホタルイカなどなど、深海の生き物がたっぷり。最後に舌で深海を満喫しました。

以上、沼津港深海水族館をご紹介しました。沼津は品川から新幹線を使って約1時間ほど。ちょっとした小旅行気分で深海という未知の世界を楽しめます。オススメ!