プロ野球が開幕し、1ヵ月が経ちました。各チームとも26~30試合を終え、それぞれのチームとホーム・ビジター2カード分が終わったわけです。

まずはここまでの順位。

順位

ちなみに開幕前に書いた「球春到来2014」の予想順位は以下のとおり。

1位:巨人
2位:広島
3位:阪神
4位:DeNA
5位:ヤクルト
6位:中日

Aクラス・Bクラスの分かれ方は当たってるw

ここまでの結果は、巨人に関して言えば、4/11-13の甲子園での阪神3連戦3連敗、これだけなんだよね。ここが2勝1敗or1勝2敗であれば、勝敗的にはそんなに問題なく。もちろん、今も貯金6あるし贅沢ではあるのですが(にやり)。

ただ、選手個々で言うと不安材料が一気に噴出した1ヵ月だったと思います。

まず、大黒柱阿部の絶不調。打撃だけじゃなくて試合を観ている限りキャッチングがちょっと甘くなったというか。

そして、後ろ3枚、スコット鉄太郎こと、マシソン・山口・西村の絶不調。まさか3人同時でこんな打たれるとは思わなかった。11敗のうち約半分の5敗がこの3人。でも、昨日のヤクルト戦の最後はだいぶ調子が戻ってきた気がします。とくにマシソン。

もちろんダメなことばかりではなくて、新戦力の片岡が調子良く、新星橋本の台頭、さらにレスリー・アンダーソンが絶好調なのは嬉しい限り。坂本がちょっとまだ波に乗り切れていないけど、去年からの長野、村田、ロペスは結果を出しているし。

さらに新人小林。予想以上にいいですね。セカンド捕手の実松をそのままセカンド捕手の位置付けで、阿部の代役をしながら良い経験ができているのではないでしょうか。

ということで、実はまだまだ余裕のある気持ちでブログを書いています(でも、観戦した試合ですでに3回負けを観ているのでかなり悔しいーーーー!苦笑)

ただただ、本当に心配というかもどかしいのがエース内海がまだ1勝もできていないこと。5月は全勝できるよう、バックの援護に期待!!

援護率0.79は本当にかわいそう。ちなみにここまで規定投球回を投げていて援護率トップなのは阪神能見。10.09(防御率4.59、4勝1敗)とか。取ってもらいすぎw

でも、どんな状況でも勝つのがエースなので、とにかく内海、ガンバレ!!!

参考までに今シーズンのセ・リーグ開幕投手のここまでの成績(勝負・防御率)と援護率(後ろのカッコ内数字)です。

C:前田 2勝1敗 1.36(1.29)
T:能見 4勝1敗 4.59(10.09)
G:菅野 5勝0敗 1.89(5.81)
D:川上 1勝2敗 4.78(4.50)
Y:小川 3勝1敗 2.66(7.20)
De:三嶋 0勝2敗 12.94(5.00)

こうして見ると、なかなか興味深い。
そして、マエケンは改めてすごいですねー。菅野の5勝はバックの援護の力もかなり大きい(かみ合ってますね!)。

■野球観戦記2014その1
続いて、ここまでの球場観戦結果を写真とともに。

No.1:× G 1 - 4 C(4月8日@東京ドーム)
この日は、今シーズンの巨人、そしてプロ野球設立80周年を記念したLEGENDS DAYの最初の日。

LEGENDS DAY

1988年4月8日、東京ドーム初の公式戦、開幕投手を務めたのがこの日のLEGENDS、桑田真澄でした。僕ぐらいの世代の巨人ファンにとってはエース桑田の印象が強いのではないでしょうか。個人的にも一番好きなピッチャーなので、始球式で生の投球を観られたのは感動した!

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試合結果は1-4で敗戦。エース内海が先発したもののまさかの3回途中での危険球退場。うーん。残念無念。

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この日はもちろん内海プロデュース「内海特製崎陽軒弁当2014」を食べました。ソウルフード、シウマイ最高。

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No.2:× G 2 - 7 D(4月19日@東京ドーム)
2戦目。この日もエース内海が登板。7回の和田への一球が悔やまれる…。そして、11回まさかの西村大乱調。全部和田のせいだ。

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この日食べたのは阿部プロデュース、「最高です!!あべん10(とう)!! 2014」です。BBQチキンが美味かった。

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No.3:○ G 6 - 4 D(4月20日@東京ドーム)
3戦目にしてようやく勝利を観戦!

かんちゃんこと、大竹の粘投、橋本到のホームランを含む猛打賞の活躍で勝利!山口がピリッとしてなかったな。

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長野プロデュース「GO!GO!長野久義弁当」を食す。かしわ飯、そしてメバルの西京焼きが美味かった。

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No.4:× G 1 - 9 Y(4月30日@東京ドーム)
この日は川上哲治LEGENDS DAY。戦後初のペナントレースが1946年4月27日に開幕し、その日を記念したもの。テレビの向こうでしか知らない選手ですが、本当に偉大だったんだと思います。打撃の神様。

試合結果は、とにかく先発セドンがテンポ良く打たれすぎた。なんともかんとも。そして、先ほども書いたとおり、阿部の途中交代。この試合、5年後、10年後に振り返ったら終わりの始まりの試合なんじゃないかなと。もちろん、世代交代として寂しいけど良い意味で。

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とにかく完敗のヒトコトに尽きる。

食べたのは、翌日先発となった杉内の「エース杉内 九州満彩弁当2014」。福岡名物明太子を使った明太子ご飯、チキン南蛮、筍旨煮などなどバランス取れたメニュー。

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さらに!この日は読売ジャイアンツ、東京ヤクルトスワローズ、横浜DeNAベイスターズの首都圏セ・リーグ3球団合同企画として試合後のグラウンド開放が行われました。

東京ドームに立ったよ!

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No.5:○ G 4 - 2 D(5月1日@東京ドーム)
5戦目は昨日、快勝でした!!!
まずは5月1日、21年前のこの日、1993年5月1日は松井秀喜の一軍デビューの日。初安打初打点を上げた日。相手は同じくヤクルト、投手は西村でしたね。

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松井といえば、僕の中でのヒーローなのでこの記念日にドームに来れたのは嬉しかったなぁ。ひさびさにライトスタンドからの松井の応援歌を聴けたのには感動しました。

試合結果は、エースナンバーを引き継ぐ杉内が良いピッチングで、6回に追いつかれるも、その裏、杉内の代打に出た高橋由伸がタイムリーツーベースで勝ち越し。7、8、9回は西村、山口、マシソンの2014年版勝利の方程式がしっかりとハマり、4-2で快勝!やったぜ!

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この日に食べたのは、お立ち台に立った高橋由伸プロデュースの「由伸の焼き鳥そぼろ弁当2014」。そぼろご飯が懐かしくもあり安定した美味しさでした。

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おまけ: E 6 - 1 L(4月24日@東京ドーム)
エキシビジョン的に。巨人ファン大崎さんと一緒に、東北楽天主催の東京ドーム観戦をしてきました。この日は先発の森がナイスピッチング。まだ19歳とのことで、これからに期待。今年こそ日本シリーズでリベンジしたい相手です。

rakuten

■交流戦に向けて!
さ、今月後半からはいよいよ交流戦も始まります。

繰り返しになりますが、まずは後ろ3人が安定してきたので、まずは何より内海の勝利を。

阿部は個人的には復活してもらいたいと思う一方で、小林の育成も考えて。今年がターニングポイントな年だと思ってきました(4月30日のヤクルト戦、怪我ではなくて途中交代したのが衝撃的だった。しかもそのシーンを生で観たし)。なので、捕手に関しては小林との併用でうまくいったらいいな、と。

そして、交流戦前までに奪取、そして、2年ぶりの交流戦優勝を目指してほしい。

ガンバレ!ジャイアンツ!!!

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