今日,超久しぶり,たぶん四半世紀以上ぶりwに書き初めをしました。

筆を持つのも,硯を見るのも,墨汁を使うのも本当にひさびさで。

硯と筆

いろいろ試しながら書きつつ,自分で決めた言葉は「向き合う」。

向き合う

先日の誕生日に書いたエントリ「39歳,たくさんの「ありがとう」「サンキュー」を!」で書いた30代ラストイヤーの目標です。

言葉への思いはそのエントリをご覧いただくとして,今回,本当にひさびさに書き初め,筆を使って文字を書いて思ったのが,「言葉」に対する余白の概念。インターネット全盛,PC全盛,スマホ全盛,ソーシャルネット全盛の今の世の中で,手で文字を書く機会というのは,自分としては,学生時代と比較してかなり減っていて,その結果,良くも悪くも「言葉」を手軽に扱えるようになっていて。

そういう中で筆で言葉・文字を書いたとき,たとえば書き順だったり,その言葉が持つ意味やつくり,言葉に対して自分が込めた思いといったものが,ふと自分の中に入ってくる感じがして。手を動かして道具を使って文字を書く,その時間というのは,けっこう大事な余白なんだなーと思いました。

そういう意味で,今年はデジタルで扱うにしても「言葉」に対しても意識的に向き合おうと思った日でした :-)

書き初めのあとにはお餅や雑煮で日本の正月を満喫。

餅

雑煮

ほんと楽しかったです。

企画してくれた美怜ちゃん,皆さん,ありがとうございました!

書いたよ

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