先日(というか1ヵ月半ほど前),5年ぶりに北海道に行ってきました。TechLION vol.14出演で。

その模様はこちらをご覧ください↓

北の大地からのアツいトーク!TechLION vol.14、北海道初開催!!
http://techlion.jp/archives/5086

そしてTechLION出演翌日,時間が合ったので一人ふらっと札幌散策。北海道といえば食!ということで美味しいものを満喫してきました。その中で,今回はサッポロビール博物館で教えてもらった,美味しい缶ビールの注ぎ方をご紹介します :-)

■ビールのすべてがわかる!サッポロビール博物館
サッポロビール博物館は,札幌駅からバスで30分ぐらいの場所にある,1987年開館(2004年にリニューアル)したサッポロビールの誕生を始め,まるごとビールについて取り上げている博物館です。

馮富久のブログ - Tomihisa Fuon's Blog-ビール博物館

馮富久のブログ - Tomihisa Fuon's Blog-ビール博物館石碑

サッポロビール博物館
http://www.sapporobeer.jp/brewery/s_museum/

この日はあいにくの天気(台風が近づいていた)で,お客さんはほとんどおらず,であればせっかくなので見学ツアーを申し込んでじっくり話を聞いてみることにしました(なんと他には誰も参加せず,マンツーマンでガイドしていただきました)。

詳しくはぜひ足を運んでいただくとして,写真でいくつかご紹介。

初めて出荷された瓶ビール。

馮富久のブログ - Tomihisa Fuon's Blog-館内01

パッケージいろいろ。

馮富久のブログ - Tomihisa Fuon's Blog-館内02

サッポロビール仕込み用に使われていた銅釜。平成23年度重要科学技術史資料に登録されているとのこと。

馮富久のブログ - Tomihisa Fuon's Blog-館内03

■缶ビールも注ぎ方一つで味が変わる!
いろいろとガイドしていただく中,「せっかくなのでビールをお楽しみください」と,缶ビールのサービスが。「え?缶ビール?」と思いつつ,ガイドのお姉さんから「缶ビールでも注ぎ方一つで味が変わります。少しの手間でもぜひお試しください」と,缶ビール注ぎ方教室がスタート。

まずは缶ビールとグラスの用意。グラスの直径と高さは1:2ぐらいは合ったほうが良いみたい。

馮富久のブログ - Tomihisa Fuon's Blog-準備

「時間がかかるのですが,3回に分けて注ぎます。まず1回目」。

しゅわしゅわ~と気持ちの良い泡が。

「1回目はこのようにグラスから離した高さで勢い良く,グラスの半分ぐらいまで注いでください。泡がグラスの9割ぐらいまで来ると思います」と。1回目を。たしかに泡が。

馮富久のブログ - Tomihisa Fuon's Blog-注ぐ01

この理由として,まず最初に泡を作ることで,ビールの炭酸を抑え口当たり・喉越しが良くなるそうです。

続いて2回目。泡が少し減ってきました。グラスの6~7割ぐらいまで。

馮富久のブログ - Tomihisa Fuon's Blog-注ぐ02

「このぐらい泡が減ってきたら2回目を注ぎます。このようにグラスの口の近くから,同じく泡が9割ぐらいまでなるように。缶を当てているのでそれほど泡は増えないのですが,しっかりとした(きめ細やかな)泡が作られます」とのこと。たしかに!

さていよいよ3回目。泡が少し減ってきたタイミングで注ぎます。

「最後はグラスに缶を当てて,じっくりと。先ほどできた泡もあるので今から注ぐと,きめ細やかな泡がさらにできていきます。まだまだ注ぎますよ」。

馮富久のブログ - Tomihisa Fuon's Blog-注ぐ4

馮富久のブログ - Tomihisa Fuon's Blog-注ぐ5

馮富久のブログ - Tomihisa Fuon's Blog-注ぐ6

え?そのままだとグラスから溢れちゃうんじゃない?なんていう僕の気持ちを先読みして,「溢れると思いましたよね。でも大丈夫なんです。泡の細やかさでしっかりと。いかがですか?」

馮富久のブログ - Tomihisa Fuon's Blog-完成

!!!

たしかに。缶ビールでこんなにクリーミーでしっかりとした泡が作れるなんて。そして,そのまま試飲させていただきました。

美味い!!!

「手間を掛けるだけでだいぶ味が変わるのでご自宅でもお試しくださいね」という,バッチリのオススメトークを受け,1階のおみやげコーナーで24本ケース×2を会社やWebSigのみんなと自分のおみやげに買っちゃいました。

ちなみに「旨さ長持ち麦芽」という麦芽を使っているのが,“今”のサッポロ黒ラベルのウリだそう :-)

馮富久のブログ - Tomihisa Fuon's Blog-注ぐ03:ポイント

その後,館内ガイドが終了し,〆は同じく博物館の1階にあるテイスティングラウンジにて。3つの味を堪能しました。左から,サッポロ黒ラベル,サッポロクラシック,開拓使麦酒。個人的には,開拓使麦酒のズシッとした味が気に入りました :-)

馮富久のブログ - Tomihisa Fuon's Blog-試飲

これまでなんとなくビールを飲んでいましたが,色々なことを教えてもらい,そして,缶ビールの注ぎ方まで教わって,改めてビール,とくにサッポロビールが好きになりました。狙いどおりのお客さんですね :-)

お姉さん,ありがとうございました!

馮富久のブログ - Tomihisa Fuon's Blog-スター

■おまけ:リアル孤独のグルメ,人生初の一人ジンギスカンw
その後はランチを食べようということで,同じ敷地内にあるサッポロビール園にあるGARDEN GRILLへ。一人じゃジンギスカンは無理かな?と思ったら,お一人様用のジンギスカンランチが。

人生初の一人ジンギスカン,リアル孤独のグルメを堪能してきました。こちらも美味かった!
こちらはエビススタウトクリーミートップとともに :-)

馮富久のブログ - Tomihisa Fuon's Blog-ジンギスカン 馮富久のブログ - Tomihisa Fuon's Blog-ヱビススタウト

ps
それにしてもこのときは(も?)日本に台風が近づいてきていて,日本列島大変な週末でした……。ちなみに僕が乗る予定だった便(21:00過ぎ新千歳空港発)は大幅にディレイして,23:00過ぎに離陸,羽田空港に付いたのは日付変わった1時過ぎでした。いやはやいやはや。

〔北海道限定商品〕サッポロ クラシック 350ml缶 350ML × 24缶/サッポロビール株式会社