2013年9月26日,日本のプロ野球史に新たな1ページが加わりました。

杜の都仙台に拠点を置く,東北楽天ゴールデンイーグルスが球団創設初となるパ・リーグ制覇を達成。創設から9年目での快挙となりました。

馮富久のブログ - Tomihisa Fuon's Blog-優勝

50年ぶりの新球団としてNPBに参加後,正直,他の球団よりもワンランク下の野球を展開する中,近鉄から残った岩隈や初代キャプテン磯部,初代田尾監督が率いて,しばらくは厳しい戦いが続いた中,その後もたくさんの選手,そして監督が歴任し,勝ち負けを繰り返し,ちょっとずつ成長しここまで辿り着いたと思います。

ここに至るまでのあいだ,去年までの8年間はAクラス入り1度(2009年)のみ,他の7シーズンのうち3シーズンは最下位という結果ではありました。

それから,仙台といえば2011年3月11日の,あの震災。

馮富久のブログ - Tomihisa Fuon's Blog-ガンバレ東北

少なからず,東北楽天に影響があったはず。それでも地元の熱い声援というのは,東北楽天のファンではない僕から観てもすごいなーと感じていました。

そして,巨人ファンとしての僕は,正直なところ東北楽天そのものへの愛着はそれほど強くはなかったのですが(スミマセンw),2007年以降,野球ファンとして注目し,いつの間にか応援し,尊敬できるようになった選手が登場しました。

マー君こと田中将大投手です。

入団後からの活躍はもちろん,その後,同世代のマエケンや坂本,吉川らと切磋琢磨し,いつの間にか,そういった次世代を担うスタープレイヤーの中でもとくに図抜けた迫力,プロフェッショナリズムを持っているなーと思うようになりました。
とくに2011年のシーズン。あのあたりから,超一流の風格が出てたように思います(ダルビッシュとの投げ合いなど,ニュースからも野球の素晴らしさを教えてくれるものだったと思っています)。

以前,松井引退の際に書いたエントリで「松井の活躍を観ることができた幸せ」について書きました。

それと同じく,マー君の現役の姿を,今,この眼で見られるのは本当に幸せだと感じています。

■魂のストレート
さて。今回,とても運が良いことに,僕は東北楽天ゴールデンイーグルスが初優勝を達成する瞬間を西武ドームのあの場所で,自分の眼で観て,肌で体感することができました。

9回のマー君のあの気迫のピッチングももちろん。

9回裏の守備になり,「田中将大」の名前がコールされ,マウンドに向かう姿。ラインをまたぐ際の一礼,その後のピッチング。それとピンチ。最後の最後まで魅せるなーとw

そして,最後のバッターとなった浅村に投じた外角低めのストレート,あれは本当に凄かった。忘れられない!

馮富久のブログ - Tomihisa Fuon's Blog-マー君

マー君,そして,東北楽天ゴールデンイーグルス,パ・リーグ初優勝おめでとうございます!!

馮富久のブログ - Tomihisa Fuon's Blog-胴上げ

野球ファンで本当に良かった!!!

日本シリーズで巨人と戦うところを観てみたい!

ps
実はだいぶ前からチケットは押さえていて,日本記録を更新したマー君の登板を観に行こうと取ったチケットでした。その後,台風の影響などで予想したローテが外れたんですけども,結果オーライ。今,WebSig1日学校を一緒に企画・準備している(同じく巨人ファンで野球友だちの)大崎さんと,魂が震える瞬間に居合わせることができました。
この記事の写真も大崎さん撮影のものを使わせてもらっています :-)

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