今日2012年3月11日は、あの東日本大震災が起きてからちょうど1年目です。

もうまもなく2年目に入ります。

この日を迎えたことの気持ちについて、先ほどmixiにもアップしたのですが、こちらにも改めて書いてみようと思います。

あれから1年
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1829079787&owner_id=5543

$馮富久のブログ - Tomihisa Fuon's Blog-東日本大震災を扱った雑誌・ムック

とにかく2011年3月11日以降、自分の考え方が変わりました。というか、変わらなきゃという気持ちが自然に出てきました。

できることからということで、仕事ではgihyo.jpに支援につながってほしいと思う記事を書いたり、自分の行動としても「#webyafor311 ウェブ屋・ウェブ担 for 被災者支援チャリティーパーティー 」や「リアルWebSig塾」などの復興支援につながってほしいと願うイベントの企画・運営、また、阿部さんが取り組んだ「negau.org こども支援プロジェクト」を少しお手伝いさせていただいたり。その他、東北六魂祭とともに閖上・多賀城といった被災地の訪問、復興支援の観点から広島の平和記念資料館を見学しに行ったりもしました。
あとは意識的に東北の経済活動につながるような呑み会とかもしたりと。

#webyafor311 ウェブ屋・ウェブ担 for 被災者支援チャリティーパーティー
http://websig247.jp/webyafor311/

リアルWebSig塾
http://websig247.jp/realwebsigjuku/

negau.org こども支援プロジェクト
http://gift.negau.org/

多賀城・七ヶ浜・仙台空港・閖上@110716
https://www.facebook.com/media/set/?set=a.10150225719280966.313089.719430965

いずれもできる範囲の行動で、一人ではできないこと、そして僕自身は自分視点で行動しているものばかりなのですが、それがわかった上で自分で意識的に行動することになったのは、この1年で大きく変わったことでした。
また、それらは、僕の周りに積極的に支援活動している方々、また、被災された方々がいらっしゃることからも大きな影響を受けています。改めて“つながり”がもたらすことの価値を実感した1年でした。

さて、今日は、日本各地で追悼・振り返りが行われていました。

Twitter上では日本だけではなく、世界各地から「#311memory」というタグが付けられた、たくさんの追悼の意がツイートされていました。

https://twitter.com/#!/search/realtime/%23311memory

僕は今日、昨年の3月11日、交通機関が麻痺したために徒歩帰宅した道を、まったく同じ経路を歩いて帰宅しました。

あの時を振り返りながら、今日歩いた歩道には徒歩で帰宅する人の波はなく、道路を走る車も普段通りに流れていてまったく渋滞はしておらず、タクシーやバスも普通に乗れる状況でした。改めて、こういうことを“日常”というんだというのを感じさせられました。

復興と言葉だけでくくってしまうと自分で簡単に思っちゃいがちなのですが、その“日常”が戻るためには多くの時間がかかります。そして、多くの人たちの力が必要になります。もしかしたら僕たちが生きている間には元通りの日常になるのは難しいのかもしれません。
でも、人生の中で、ああいう出来事が起きてしまったことを、この先ずっと忘れずに、また万が一起きるかもしれない次の有事に活かせるように過ごしていきたいと思っています。

そういう意味で、今日のこのエントリを書くことは大事だと思っていて。
自己満足になってしまったとしても、来年も再来年も書いていきたいです。

またその前提として、以前にも増して、僕自身が、毎日毎日をほどよく普通に、出来る限り楽しく過ごさなきゃなというようにも思うようになりました。

2011年3月11日14時46分に起きた東日本大震災を忘れないために。

改めまして被災された皆さんにお見舞い申し上げるとともに、
震災でなくなった方たちのご冥福をお祈りいたします。

――“日常”が早く戻ってきますように。