今日は2011年の大晦日。
早いもので今年も残すところあとわずかとなりました。

今年の日本は東日本大震災という悲しい出来事を体験しました。
本当につらいですが、現実です。
僕は直接的な被害は受けていませんが、少しでも早い復興を祈っていますし、わずかでもできることを続けていきたいと思っています。

東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)のエントリ

さて、このブログでもいろいろな事を書いてきましたが、今年最後は、ソーシャルネットワークと誕生日について、主観的に書いてみたいと思います。

なぜこのタイミングかというと、僕の誕生日が1月で、本来なら今年の1月には書いておくべきことだったのが、いつの間にか延び延びになり、この時期に(^^;

そのぶん、間にあったソーシャルの変化などについても触れられるんじゃないかと。

●ソーシャルネットワークの比較:mixi、Twitter、Facebook
今回のエントリでは、

- mixi
- Twitter
- Facebook


この3つのソーシャルネットワークを取り上げます。
対象とするのは、僕の今年の誕生日(2011年1月9日)です。

参考までに、この誕生日まで、主となるソーシャルネットワークはmixiで、ついでFacebook&Twitterという感じでした。
アウトプットだけなら、FacebookよりもTwitterのほうが多かったぐらいです。

では誕生日のお話に。

僕は毎年、誕生日にはmixi日記をアップしていて、その時の気持ちや抱負などをつらつらと書いています。
mixi日記:36

そして、Twitterでは、一言
36歳になりました:-)
とつぶやきました。

そして、Facebookではとくに何もアウトプットせず。

●体温を感じるmixiのソーシャルグラフ、居酒屋的なTwitter、予想外のFacebook
どんな結果になったかというと。
まずは数字からご紹介します。

mixi  :15イイネ!&15コメント(559)
Twitter :33RT(2462)
Facebook:23コメント(520)

それぞれ、イイネ!やRT、コメントなどサービスごとに表現は異なりますが、何かしらのフィードバックがあったものをカウントしたところ、上記のような結果に。
ちなみに、()内はその時のマイミク、フォロワー、フレンド数です。

mixi日記(抜粋)
馮富久のブログ - Tomihisa Fuon's Blog-mixi誕生日日記:36歳

36歳誕生日のリプライ
http://togetter.com/li/88062

Facebookでいただいたコメント(抜粋)
馮富久のブログ - Tomihisa Fuon's Blog-Facebook誕生日コメント:36歳

まず、mixiに関しては毎年アップしていることもあり、自分自身の意思表示、その年の思いを書くことだけでも満足できて、さらにそこにつくコメントには、マイミクならではの暖かさというか、体温のようなものを感じていて、自分の中ではとても大切なソーシャルグラフを形成できています。

次に、Twitter。
ここは面白くて、Twitterというサービスの特性上、そもそもつぶやきが流れてしまうこと前提のため、
リプライに対しては自然体というか、RTしてもらえたら嬉しい一方で、RTがないと悲しいというものではなかったりはせず。
ただ、不思議なもので、フォロワーのフォロワーかつ、僕とまったく面識のない人からRTされて、サプライズ的な嬉しさがあったりも。
これはちょうど、居酒屋の他のテーブルで誕生日があったときに、お店全体でお祝いしてくれる、そんな感じでしょうか。

最後にFacebook。
これが一番びっくりで。この時はまだ今ほどFacebookへのアウトプットをしていなかったので、反応なんかないかなと思ったら、mixi以上の数のお祝いコメントをいただきました。
これは、Facebookの仕様で、フレンドの誕生日を(画面上で)プッシュしていることに寄ると思うのですが、それにしてもこんなに反応があるんだ、と思ったものです。
それと同時に、今までにない新しい感覚のソーシャルグラフができるのかな、とも。

●これからのソーシャルグラフがどうなるか?
さて、以上、自分の誕生日を素材に、3つのサービスについて比較してみました。

その後、日本では映画『ソーシャル・ネットワーク』の公開、出版社各社によるFacebook本の刊行、雑誌やテレビによるFacebook特集などから、Facebookユーザが爆発的に増えた一年になったのではないでしょうか。
ちなみに、僕のつながりの数はこうなりました。

mixi  :559→570
Twitter:2462→2872
Facebook:520→1093
(2011年12月31日18:00現在)

やっぱりFacebookの伸び率が突出しています。200%以上になりました。
(ちなみに、mixiやFacebookに関しては、基本的に会った人のみとつながっています)

数字だけで見ると2011年はFacebookの年になったと言えますが、ソーシャルグラフという観点では、個人的にはやっぱりmixiが大切でもあり、また、心地良くもあり。
おそらくこれは、時間的要素が加わっているからで、mixiは2004年4月から7年半以上もの自分の蓄積があることがすごく大きいです。この間、良いことも悲しい事、さまざまな事があった中で、歴史が積み重なっているな、と。
この点は、まずTwitterでは(仕様上)構築しづらく、Facebookはこれからどうなるか、という感じです。
ただ、2011年12月に一般公開されたFacebook Timeline機能により、Facebookにも時間的要素が加わり始まっています。なので、2年後、3年後、この感覚が変わっているかもしれません。

あとは何より、ソーシャルネットワークで大事なのは「誰とどうつながっているか」という点と「つながりがアクティブかどうか」という点です。
この2点で見たときに、今年に限って言えば、Facebookの状況が最も多様なソーシャルグラフを形成できた年なんじゃないかと思います。

さてつらつらと書いてきましたが、今回のエントリで書きたかったのは、誕生日1つをとっても「ソーシャルネットワークがコミュニケーションインフラになってきている」と感じることです。これは、2004年7月に、mixi笠原さんへインタビューさせていただいたときにおっしゃっていたことで、それを実現している点でも、mixiはやっぱりすごいな、と思うわけです。

2012年、ソーシャルネットワークを通じたコミュニケーションがどうなるか、今からワクワクしています。

さて、今年も残すところ6時間を切りました。

皆さま、良いお年を!

ps
このタイミングに書いたのは、次の誕生日(2012年1月9日)にリプライやメッセージがほしいわけではないですよ。
決して!!!w
mixi=5543
Twitter=@tomihisa
Facebook=tomihisa

Web Site Expert #39/編集部 編