本日、東京都心では朝からずっと雪が降ってます。寒い!
さて、前の日記から1週間空いてしまいました。この間、つれと一緒に台湾に行ったり、友人のつてで日本のGoogleに遊びに行ったりしました。
今回は、その間にインパクトを受けた「Google Earth」について書いてみます。
●Google Earth
最近、とくにニュースやドキュメンタリー、あるいは旅系バラエティ番組などでよく使われている「Google Earth」。テレビを通じて見たり、また実際に触っている方も多いんじゃないかと思います。
これは、衛星写真から地球を映しだし、あたかもその場に行ったような気分になれる、3Dレンダリングアプリケーションで、Wikipedia(日本語版)によれば、
Google Earth
http://earth.google.co.jp/intl/ja
2005年6月からリリースされていて、僕ももちろんアプリそのものの存在は知っていたのですが、「積極的に使おう」という気持ちにはならず、これまでほとんど試す機会がありませんでした。ところが、先日Googleオフィスで、マルチディスプレイとコントローラー型マウスを使って触ってみて、「こりゃスゴイ」と思ってさっそくインストールして触ってみたんです。
●リアルなテクスチャ
まず最初に驚いたのが、建物の外観(テクスチャ)のリアルさ。
たとえば、秋葉原のヨドバシカメラ。
ちょっと遠目に。
近づいてみると。
これ、すごいですよね。垂れ幕とか写真ばりのリアルさです。
これ,ちょうどGoogleオフィスに訪問したときに見たもので、かなり衝撃でした。
先日行った台湾の故宮博物院もあります。
Googleでランチしたときにトールさん(@tmaesaka)、mikioさん(@mikio1978)から教えてもらったんですが、このGoogle Earthに表示される各種建築物の外観は、ユーザからの投稿・寄付ベースで作られているとか。UGC(User Generated Content)すげー。
たとえば、後述するフジテレビのテクスチャはRb25さんという方が作られています。
こういう、ユーザの力を使って、それを集約してサービスやコンテンツを拡充していくのは、Googleが本当にうまいな、と思います。
なお、テクスチャが用意されているかどうかは場所によるそうで、たとえばうちの実家(横浜市磯子区森)なんかはこんな感じ。
まあ、仕方ないですね(笑)
もし自分で3Dテクスチャを作ってみたい!という方には。
3Dテクスチャを作るための専用ツール「Google SketchUp」が用意されています。さすがGoogle、ぬかりなし。
Google SketchUp
http://sketchup.google.com/intl/ja/
僕も実家の近くのテクスチャを作ってみようかな:-)
●時系列で楽しめる地図
もう1つ、触りながら面白いなーと思ったのが、同じ場所のイメージを時系列に変化させられる機能。インターネットの進化と同じく、東京ほか日本各地、そして世界も日々進化し、変化していると思います。
それをマウスの操作ひとつで見ることができるんです。
パッと思いついたフジテレビ周辺はこんな感じ。
2010年6月のもの。
1997年12月のもの。
比較してみると、だいぶ違います。こういうのは、個人で楽しむだけじゃなくて、地理や社会、あるいは地域文化の学習素材としても非常に有用なんじゃないかと思います。
最近だと、豊洲や東京スカイツリーの変化が激しいので、5年後、10年後に比較してみたいですね。
●その他、ユーザ目線で
このアプリ、機能と操作がシンプルなんで、使い始めたらあっという間に時間がたっちゃうと思います。とくに僕みたいに旅行好きにとっては。
で、使ってみてちょっと気になった(というか押さえておくとより楽しめる)と思ったのが、マシンスペックとディスプレイサイズです。
Googleのページによれば、推奨環境は以下の通り。
CPU :Pentium 4 2.4GHz+またはAMD 2400xp+
Memory :512Mバイト以上
HDD :2Gバイト以上のフリースペース
ネットワーク :768Kbits/sec
グラフィックカード:DirectX9、3D VRAM 256Mバイト
最近の汎用的なPCであれば問題なく動きますね。ただ、どのスペックも大きければ大きいほど、サクサク快適に使えると思うので、もしおもいっきり楽しみたいのであれば、処理系のハードをしっかりしておくと良いと思います。
あと、ディスプレイサイズは、でかければでかいほど、臨場感が溢れます。
さらに!個人的に一番欲しいと思ったのが、コントローラータイプのマウスです。回転など自由度が多いもののほうが、あたかも自分が飛行機に乗って操作しながら地球を飛んでいる感覚を楽しめます。
●ネット空間からリアルをサポート
Google Earthは、今の僕の使い方みたいな、行ったことがない場所をPCとネットを通じて視覚的に楽しむという、ちょっとした息抜き、気分転換にはもってこいのアプリです。
それだけじゃなく、こういう位置系のツールが拡充することによって、自分自身の生活も変わっていくと思っています。
たとえば、今回紹介した「Google Earth」。もし、これから新しい土地に住む、あるいは、どこか旅行にいくというときに、あらかじめその場所の雰囲気を視覚的に楽しめるわけです。これは、初めてのドキドキ感が薄れるという捉え方もできると思いますが、逆に安心感が得られることにもつながると思っています。
こういう、ネットがリアルをサポートするシーンは、今後ますます増えていくんでしょうね:-)
(位置系サービスで言うとGoogleマップとGPSのほうが、より実生活に近いですし、僕自身いろいろ恩恵を受けているので、そのあたりはまた改めて:-))
●おまけ:今日はThomas Edisonの誕生日
最後にGoogleつながりのおまけで。
今日、2月11日は発明家Thomas Edisonの誕生日。
ということで、ロゴもエジソン風にアレンジ。イイネ!
3Dconnexion 3Dマウス SpaceNavigator SE (Standard E.../3Dconnexion
さて、前の日記から1週間空いてしまいました。この間、つれと一緒に台湾に行ったり、友人のつてで日本のGoogleに遊びに行ったりしました。
今回は、その間にインパクトを受けた「Google Earth」について書いてみます。
●Google Earth
最近、とくにニュースやドキュメンタリー、あるいは旅系バラエティ番組などでよく使われている「Google Earth」。テレビを通じて見たり、また実際に触っている方も多いんじゃないかと思います。
これは、衛星写真から地球を映しだし、あたかもその場に行ったような気分になれる、3Dレンダリングアプリケーションで、Wikipedia(日本語版)によれば、
Google Earth(グーグルアース)は、Google社が無料で配布しているバーチャル地球儀ソフト。とのこと。たしかに地球儀ですね:-)
Google Earth
http://earth.google.co.jp/intl/ja
2005年6月からリリースされていて、僕ももちろんアプリそのものの存在は知っていたのですが、「積極的に使おう」という気持ちにはならず、これまでほとんど試す機会がありませんでした。ところが、先日Googleオフィスで、マルチディスプレイとコントローラー型マウスを使って触ってみて、「こりゃスゴイ」と思ってさっそくインストールして触ってみたんです。
●リアルなテクスチャ
まず最初に驚いたのが、建物の外観(テクスチャ)のリアルさ。
たとえば、秋葉原のヨドバシカメラ。
ちょっと遠目に。
近づいてみると。
これ、すごいですよね。垂れ幕とか写真ばりのリアルさです。
これ,ちょうどGoogleオフィスに訪問したときに見たもので、かなり衝撃でした。
先日行った台湾の故宮博物院もあります。
Googleでランチしたときにトールさん(@tmaesaka)、mikioさん(@mikio1978)から教えてもらったんですが、このGoogle Earthに表示される各種建築物の外観は、ユーザからの投稿・寄付ベースで作られているとか。UGC(User Generated Content)すげー。
たとえば、後述するフジテレビのテクスチャはRb25さんという方が作られています。
こういう、ユーザの力を使って、それを集約してサービスやコンテンツを拡充していくのは、Googleが本当にうまいな、と思います。
なお、テクスチャが用意されているかどうかは場所によるそうで、たとえばうちの実家(横浜市磯子区森)なんかはこんな感じ。
まあ、仕方ないですね(笑)
もし自分で3Dテクスチャを作ってみたい!という方には。
3Dテクスチャを作るための専用ツール「Google SketchUp」が用意されています。さすがGoogle、ぬかりなし。
Google SketchUp
http://sketchup.google.com/intl/ja/
僕も実家の近くのテクスチャを作ってみようかな:-)
●時系列で楽しめる地図
もう1つ、触りながら面白いなーと思ったのが、同じ場所のイメージを時系列に変化させられる機能。インターネットの進化と同じく、東京ほか日本各地、そして世界も日々進化し、変化していると思います。
それをマウスの操作ひとつで見ることができるんです。
パッと思いついたフジテレビ周辺はこんな感じ。
2010年6月のもの。
1997年12月のもの。
比較してみると、だいぶ違います。こういうのは、個人で楽しむだけじゃなくて、地理や社会、あるいは地域文化の学習素材としても非常に有用なんじゃないかと思います。
最近だと、豊洲や東京スカイツリーの変化が激しいので、5年後、10年後に比較してみたいですね。
●その他、ユーザ目線で
このアプリ、機能と操作がシンプルなんで、使い始めたらあっという間に時間がたっちゃうと思います。とくに僕みたいに旅行好きにとっては。
で、使ってみてちょっと気になった(というか押さえておくとより楽しめる)と思ったのが、マシンスペックとディスプレイサイズです。
Googleのページによれば、推奨環境は以下の通り。
CPU :Pentium 4 2.4GHz+またはAMD 2400xp+
Memory :512Mバイト以上
HDD :2Gバイト以上のフリースペース
ネットワーク :768Kbits/sec
グラフィックカード:DirectX9、3D VRAM 256Mバイト
最近の汎用的なPCであれば問題なく動きますね。ただ、どのスペックも大きければ大きいほど、サクサク快適に使えると思うので、もしおもいっきり楽しみたいのであれば、処理系のハードをしっかりしておくと良いと思います。
あと、ディスプレイサイズは、でかければでかいほど、臨場感が溢れます。
さらに!個人的に一番欲しいと思ったのが、コントローラータイプのマウスです。回転など自由度が多いもののほうが、あたかも自分が飛行機に乗って操作しながら地球を飛んでいる感覚を楽しめます。
●ネット空間からリアルをサポート
Google Earthは、今の僕の使い方みたいな、行ったことがない場所をPCとネットを通じて視覚的に楽しむという、ちょっとした息抜き、気分転換にはもってこいのアプリです。
それだけじゃなく、こういう位置系のツールが拡充することによって、自分自身の生活も変わっていくと思っています。
たとえば、今回紹介した「Google Earth」。もし、これから新しい土地に住む、あるいは、どこか旅行にいくというときに、あらかじめその場所の雰囲気を視覚的に楽しめるわけです。これは、初めてのドキドキ感が薄れるという捉え方もできると思いますが、逆に安心感が得られることにもつながると思っています。
こういう、ネットがリアルをサポートするシーンは、今後ますます増えていくんでしょうね:-)
(位置系サービスで言うとGoogleマップとGPSのほうが、より実生活に近いですし、僕自身いろいろ恩恵を受けているので、そのあたりはまた改めて:-))
●おまけ:今日はThomas Edisonの誕生日
最後にGoogleつながりのおまけで。
今日、2月11日は発明家Thomas Edisonの誕生日。
ということで、ロゴもエジソン風にアレンジ。イイネ!
3Dconnexion 3Dマウス SpaceNavigator SE (Standard E.../3Dconnexion