(よくある3人乗り。ガーナのとある村にて…)
こんな一言から彼との出会いは始まった。
スイス人のマニュエル。
エジプトからガーナに向かう途中のトランジットのエチオピアにて。
ちょっとへらへらしたやついるなあ…w
そう思ったから声かけてみたんだ。
”君もガーナにいくの??”
マニュエルはスイス人の大学院生。
学校では国際法を勉強してるとか…
これから1か月かけてガーナを旅するとこだったらしく、
ちょうどエチオピアで出会ってから、ずっと一緒にいた。
そのときに思いついたのが、ガーナを自転車でぐるっとすること。
なんてことはない。
ちょっとぐるっと…
普通になめてた。
チャリがこんなにきついもんだったんだって…
日程的には2週間。
ガーナを1周しようと思ったけど、さすがに2週間は足りないってことで
南ガーナだけ。よくわからないけど1300、1400キロとか…
ケープコーストていうビーチにたどり着いたらそこで終わりにしようか…
首都のアクラにて自転車を購入。
SNSで知り合っていた人の家にでかい荷物だけ預けさせてもらう。
そして出発したんだ。
”1日100キロくらいはこげたらいいよね!じゃなきゃ間に合わないよね!”
1日目。
アップダウンの激しさに60キロくらいで足が…
動かなくなっちゃった!!!!!
ペダルがこげない…
(2人乗りの子供たちにぬかされる…)
困るオレ。
というよりたぶんもっと困った顔してたのはマニュエルだったと思う。
ほんとにどうしようもない…
たったこの距離で…w
パートナーの体力のなさに絶望…しててもおかしくない。
仕方なく自転車をひいて歩く…
結局この日はたまたま近くに宿を見つけてそこで1泊。
明日からのことにひたすら不安が募る。。。
この先、もし途中で引き返さなきゃ、なんてことがあったら
マニュエルには1人で行ってもらおう。
オレは自転車を売りとばして、そんでアクラに帰ろう…タクシーで…?
いや、ヒッチハイクもできるしな…
心配ごとは余計なもの。
普通に朝はやってくる。
そして、足はちゃんと治ってる。ように思える。
だから2日目は朝7時からチャリを何事もなかったかのように
こぎ始めたんだ。
下りの坂道が多い。
1日目は上り坂しかなかったのに対して…
病み上がりの割にはタフな1日。
まだ行ける、まだ行ける…
”テントをもってる”
それが励みになってしまう。
どこでも寝れるから心配いらねええええ!!!!!!
最初は好奇心がとまらないんだ。それはマニュエルも同じ。
今日は好きなだけ進もうぜっ!!
しばらく行くと1つの村にたどり着く。
Apegisu村。
コーラを飲んで、疲れ切って休憩してたところを呼び止められる。
”この村に泊まっていきなあ…”
EmanuelをはじめとするApegisu村の人たち。
オレらは道中、泊まらせてもらうことにしたんだ。
村の学校

マニュエルと、この村のEmanuel。
”村”って何?
どんなもんなのか…。
そこには何も変わらない、ごく普通の生活があるんだ。
学校がある。郵便局がある。交番がある。
病院こそないけど、診療所がある。
マーケットもある。
都市に出なければ困ることもいっぱいだろうけど村は一つの村として機能している。
からぶき屋根の連なりにしか見えないようでも、それでも彼らは彼らの生活
を営んでいる。
昔はNGOの支援があったよう。井戸もそれによるものだ。
でもいなくなってしまったんだとか…
”教育への金が必要なんだ。日本のNGOに呼びかけてくれないか…”
Emanuelは言う。
もちろん村にだってBARはあるんだ!
Best Shot!!!!
くろんぼちゃん。みんな礼儀正しそうに見えるけど、激しい子たちですw
バンクーとかもしかの肉。
作ってくれました。
ウェンディ!

みんなで乾杯!!!
結局この村。Emanuelの家で2泊させてもらいました。
自転車の旅をしてたことなんか忘れて…
多くの村人に会いにいって、村長さんにあいさつに行って…
ひたすら子供の相手をして…
何から何まで、”金”を1円も出させてくれなかった。
"いいから、いいから"
いつもそう言って。
”肉体的、精神的に疲れた旅人に手を差し伸べる”
旅人にとって一番心にくるものがある。
そういう思い出を励みに、また明日から自転車をこいで行けるんだよ。
まだまだ先は長い!!!
おわり(続く)














