できない。
出来ないことが段々増えてきた。
学校へ遅刻する。
(前日、夜中まで過食嘔吐するため。朝、体力がない)
集中力がなく、学校を早退する。
(早く家に帰って空っぽなお腹と心を食べ物で満たしたかった。そして、満たして吐きたかった)
吐くということにより、脳が麻痺するらしい。
そして、ほあほあした感覚の中、若干の眠りに落ちることができるのだった。
友達との付き合いが悪くなる。
(友達と遊ぶときに過食嘔吐の心配をしなくて済むから、気を使わなくて済む)
友達も深くて狭い貴重なものに変化していた。
今も付き合いのある友達は、本当の友達。
薄っぺらい交遊関係ではないことが、誇り。
普通のことが
出来ない。
食事できない。
眠ること、できない。
楽しむこと、できない。 休む下限を知らない、できない。
普通にできない。
あんな生活、嫌で嫌で仕方なかった。
ただ、過食嘔吐だけがあたしを支えていた。
過食嘔吐が一種の楽しみ。
生きるための楽しみになっていた。