できない。

出来ないことが段々増えてきた。


学校へ遅刻する。
(前日、夜中まで過食嘔吐するため。朝、体力がない)

集中力がなく、学校を早退する。
(早く家に帰って空っぽなお腹と心を食べ物で満たしたかった。そして、満たして吐きたかった)

吐くということにより、脳が麻痺するらしい。
そして、ほあほあした感覚の中、若干の眠りに落ちることができるのだった。


友達との付き合いが悪くなる。
(友達と遊ぶときに過食嘔吐の心配をしなくて済むから、気を使わなくて済む)

友達も深くて狭い貴重なものに変化していた。


今も付き合いのある友達は、本当の友達。


薄っぺらい交遊関係ではないことが、誇り。



普通のことが
出来ない。


食事できない。
眠ること、できない。
楽しむこと、できない。 休む下限を知らない、できない。

普通にできない。


あんな生活、嫌で嫌で仕方なかった。

ただ、過食嘔吐だけがあたしを支えていた。

過食嘔吐が一種の楽しみ。
生きるための楽しみになっていた。

過食だけでなく
嘔吐もセットになった。

嘔吐を覚えたあたしは、食べてしまっても吐けばいいという考え方になっていった。

友達とファミレスに行ったとき。

ファミレスのトイレで吐いたり、その頃、1人暮しも始めたから、また家で過食して吐いてた。


泣きながら自分から吐き、

自分と


訳のわからない気持ちを責め続けた。


責めて死のうとした。

食器洗いの洗剤を飲んだ。
目に映るもの、何でも口にした。



どうして?
死ねないの?



意識が朦朧としたあたしを救ったのは、いつもあたしだった。
生命力が図太いのか、意識を失っても、睡眠薬を大量に飲んでも、3日後には朦朧として目が覚める。



「また、生きてる」


「あたし、生きてる‥?」



何度こう思ったかな。



今もこうして生きている。




1日、6回は吐いてた。

右手には吐きだこができて、痛かった。


一回に食べる量は、金額1000円分。
だから、1日5000円以上使うこともあった。


辛かった。


お金がないと家の物を探し出して食べていた。

そこらに置いておくとあたしが食べてしまうから、みんな隠してしまうのだ。


あたしは、

なんだかそれが

すごく

悲しかった,,