小学校を卒業し、中学校に入学。
そういえば小学校での”落書きしたかもしれない強迫観念”もいつの間にか消えていました。
さて、入学後初めての試験を受けた時、それは国語の試験だったのですが、最初に漢字を答える問題がありました。
答えを枠の中に書くのですが、なぜか自分の書いた文字がしっくり来ないというか納得ができないのです。
なぜ納得できないのかよく分かりませんでしたが、とにかく何度も何度も書いては消しゴムで消してを繰り返して、答えは分かっているのに次に進めず、時間ばかりが過ぎていきました。
しかも書き直しすぎて紙が破れてしまい、かなり焦ったのを覚えています。
結局、最初の一問だけで半分以上の時間を消費してしまい、他の問題を解く時間が足りないまま終了しました。頭の中が真っ白になりました。
中1の最初の試験なので問題レベルも容易だったのに30点ぐらいしか取れずショックでした。
今となっては、強迫の不完全恐怖の症状だと分かるのですが、当時は強迫性障害という精神疾患があることを全く知らなかったので、ただただワケが分からなかったです。
幸い、それ以後の試験では”しっくり来なくて書き直す症状”は消失し、1回限りの体験で終わりました。
中学、高校生活を振り返ってみて、幸いなことに強迫性障害の症状らしい症状が出たのはその出来事1回だけで、もちろん他の悩みは色々ありましたが、強迫に悩まされることはありませんでした。
今思えば、私の人生の中で一番幸せだった6年間だったのかもしれません。
【続く】