こんにちは!TOMEXブログです。
トーメックスは創業当時から「大物加工」が
得意な工場でした。
県内でも珍しかった5mの大型ベンダーで、
大きなパネルや建材を次々に曲げたものです。
5mが老朽化したのちも、4mベンダーを
2台連続で導入。
自他ともに大物加工を売り物にしていました。
そのトーメックスが最新設備として、なぜ
「あえて」2mのベンダーを導入したのか?
実はトーメックスの製品はそのほとんどが
多品種少量、品目は多くロットは少ない
生産体制です。
そのため試作も数多く、試作の試し曲げに
古い1.2mの古~いベンダーの稼働率が
異常なほど高かったのです。
いつ壊れるかわからない古い1.2mの
後継機として最新ベンダーが欲しかった。
そしてもっとも大きな理由が、写真の
「安全装置」です。
ベンディングマシンにも光学式の安全装置の
装着が義務付けられました。
安全装置のない古い機械は、作業の安全性が
保てない為、若手の作業員ほど恐怖心に
駆られてしまいます。
(機械に手をはさんでしまう!)
安全作業はどんなジャンルのどんな工場でも
もっとも優先すべき事項です。
以上、大きく分けて2つの理由から、
いつ壊れてしまうか?ヒヤヒヤして
さらに安全作業でもヒヤヒヤする機械をやめ、
安心安全の2mベンダーを導入したわけです。


