天才外科医カキネ,人呼んでドクターK
ただし,ペットボトルのふたは開けられない。

 

カキネ「今回で最終回ね」

 

マキ「さみしいですね」

タカホ「悲しいです」

ジュンコ「お体に気をつけてください」

カキネ「みんな…ありがとう」

 

マキ「今日で先生が退任です」

タカホ「9月からの留学ですね」

ジュンコ「今までお疲れ様でした」

 

カキネ「最終回ということで,夏の大会の個人成績を見てみましょう」

マキ「はい,結果は残念なことになってしまいましたね」

タカホ「本当に残念でした」

ジュンコ「でも,みんなよくがんばりましたよね」

 

マキ「では,打撃成績です」

打撃成績(投手は除く)

関大和(20220136)40打数21安打 打率.525 5本塁打 14打点
花岡航平(20220156)40打数24安打 打率.600 8本塁打 21打点
高島龍海(20220143)38打数17安打 打率.447 1本塁打 8打点
西森和輝(20220152)35打数14安打 打率.400 0本塁打 5打点
田口好汰(20220184)30打数12安打 打率.400 1本塁打 10打点

牧大和(20220155)33打数14安打 打率.424 3本塁打 14打点

新田優太(20220113)34打数19安打 打率.559 3本塁打 15打点

布川裕哉(20220167)31打数11安打 打率.355 1本塁打 10打点

 

タカホ「みんな,ほぼ期待通りには打っていますね」

マキ「花岡君がチーム三冠を達成していますね」

ジュンコ「入部当初から期待されていましたからね」

マキ「チームのドラフト1位なんて言われていましたね」

タカホ「それから監督のお気に入りだった新田君も期待通りの活躍でした」

ジュンコ「西森君だけホームランが出ていないのは意外です」

マキ「打率も低くないのに打点も一番少ないですね。不思議なこともあるものです」

 

マキ「先生,今大会で一番活躍したのは誰でしょうか?」

カキネ「圧倒的な成績を残した花岡でしょうね」

マキ「そうなりますね」

タカホ「特にホームラン8本は驚異的です」

ジュンコ「新記録ではないでしょうか?」

 

マキ「夏の大会で一番活躍した野手は花岡君でした!」

一同「おめでとうございます!」

 

マキ「次に投手成績です」

投手成績

小池和希(20220107)25回 失点2 自責点2 防御率0.72
田村樹希也(20220106)13回2/3 失点11 自責点5 防御率3.29
荒木英哉(20220108)9回 失点7 自責点7 防御率7.00
山根唯翔(20220104)4回 失点1 自責点1 防御率2.25
神谷竜之介(20220100)7回1/3 失点1 自責点1 防御率1.23
 

タカホ「ラーメン君が素晴らしいですね」

ジュンコ「さすがエースナンバーにふさわしい投球でした」

マキ「右投げのエースはシンペー君以来でしたね」

タカホ「左のエースのジュキヤ君は大事なところで打たれて打者転向を決めたそうです」

ジュンコ「高校時代に投手だった打者も多くいますからね,がんばってほしいです」

 

マキ「では先生,今大会で一番活躍した投手は?」

カキネ「もちろんラーメンで決まりね」

タカホ「当然でしたね」

ジュンコ「誰もが納得です」

 

マキ「夏の大会で一番活躍した投手はラーメン君でした!」

一同「おめでとうございます!」

 

マキ「さて,先生ともそろそろしばしのお別れですが…」

カキネ「そうね,最強世代を任せられたのに甲子園に行けなかったのは残念ですが,失敗じゃないわ,私,失敗しないので」

タカホ「決勝戦で痛恨のエラーをしたフッ君もその後被弾したジュキヤ君もいまだに落ち込んでいるようですが,早く立ち直って次のステージで活躍してもらいたいですね」

ジュンコ「そうですね」

 

マキ「本日で私たちもこのコーナーから降りますが,後任を発表します」

タカホ「あら,誰かしら?」

ジュンコ「私は大体見当はついてますけどね」

 

マキ「明日からこのコーナーの担当は…カキネ先生の妹のツキミ先生と,チアリーディング部のエリさんとレオナさんです!ツキミ先生にはカキネ先生の後任として野球部の監督代理にも就任していただきます」

一同「おおぉ~」

マキ「では,一言ずつお願いします」

ツキミ「野球のことは全然知らないのですが,まったりとやっていこうと思います」

マキ「いきなりのまったり宣言ですね」

ツキミ「まあ,優勝なんて狙わずにのんびりいけたらと思います」

マキ「そ,そうですか,では次にチアリーディング部のエリさん」

エリ「チアリーディング部1年のエリです。無遅刻無欠席で授業中に寝ることはありません!」

タカホ「まじめな子ですね」

ジュンコ「今の子には珍しくえらいですね~」

マキ「次は同じくチアリーディング部のレオナさんです」

レオナ「チアリーディング部のレオナです。朝は眠いので当然遅刻します!」

タカホ「しょ,正直な子ですね」

ジュンコ「正直なのは,まあ,良いことですね」

 

マキ「では,いよいよお別れです。カキネ先生,がんばってください!」

カキネ「そうね,まあ大丈夫よ。私,失敗しないので」

タカホ「そうですね,あとはツキミ先生に任せましょう」

ジュンコ「では,早くも秋の大会が始まります。ツキミ先生の采配を楽しみにしましょう!」

一同「お楽しみに!」