身体を捻じる動きはサッカーでは必須。
方向転換、シュート、守備の半身と
どのプレーでも使います。
上の図で
関節がよく捻れる(動く)部分が青
捻れない部分が赤で示しています。
赤の部分は組織が弱いため
よく使うと体は壊れます。
腰、膝はその典型です。
捻じる動きと言うと
腰を回すイメージが
ある方も多いと思いますが
腰は骨の形状上、
あまり捻れないように作られています。
運動の中で腰の捻れが多用されると
腰痛や分離症など
様々な怪我リスクが眠っています。
また膝は曲げ伸ばしはできますが、
捻じる動きやしなる動きに弱く
捻りやしなりが起きると前十字靭帯や
内側の靭帯を痛めることになります。
つまり、捻りの動きの中で
腰や膝は使ってはいけないのです。
ここを壊さないためには
青(胸の背骨=胸椎・股関節・足関節)の部分を
柔軟にするストレッチや
使うexerciseに取り組み、
その上でプレーで
上手に使えるようになる必要があります。
今日はその中で
胸椎(肋骨) のexerciseについて紹介します。
まずはアップでしてるこのexerciseから
佐藤さんが撮ってくれました。
最初の捻じるトレーニング。
とても良いトレーニングですが
意識してるのとできてないのでは
効果がまるで違います。
"胸の背骨が捻れる"
イメージを持てていてるかが非常に大切。
また背骨が真っ直ぐでないと
捻れの動きはおきません。
この練習をみても出来てる選手とできてない選手がはっきりしてます。
ポイントは
背中が真っ直ぐか
胸が捻れているかです。
坂口にやってもらいました。
上手くできてます。
ポイントを抑えてみんなやってみて下さい。
さらにおすすめのexerciseを1つ載せておきます。
胸の捻れが必須の野球選手であれば
肘が天井まで上がりますが
胸の骨が異常に硬い北尾は
全く手が上がりません。
ポイントは
腰とお尻が動かない。
胸が捻れる
肘が高く上がる
の3点です。
肩胛骨を伴った複合exerciseではありますが
捻れ動作には必須の動きになります。
出来るかどうか挑戦してみてください。
今後、アップのポイントや
足部・股関節についてもあげていきます。
Twitterも参考にしてみてください。

