息子の入院中、4、5ヶ月程して入院して来た赤ちゃん。当時1歳なるかならないかの男の子。隣の個室で何度か顔を合わせてるうちにママと話すようになった。

病気の種類は違うけど同じようなヘビーな化学治療だったのでお互い色々話すようになって。ベビーカー乗せてよく廊下を歩いてたから、うちの子は部屋から全く出れなかったけどこんな子がいるよーって話してて。

息子の先行きもずっと見えなかったから院内学級も個室にたまに来てもらう程度で殆ど他の親とは交流持たなかったけど唯一くらいに話してくれて戦友として心許せるママと可愛い息子ちゃん歩く


息子が旅立った朝、様子見に来てくれてたけどお互い話せなかった。そのままあの病院での生活を思い出すのが嫌で辛くて、彼女と息子ちゃんの事は気になり出したけど、中々連絡するまで行かなかった。どーしてるかな?そろそろ退院とかなってたりして?なんていいように思い込んでた。


LINEあって昨日旅立ちましたと。。。

沢山可愛がってくれてありがとうと。。。


あぁ、あれから辛い日々をあの病院で過ごしたんだ。一人で眠れない夜、うちだけが、、、と先の見えない治療を目の前に泣き笑いするしかない日々を過ごしたんだ…って、それなのに、私に悩みを打ち明ける事も出来ずに…私って、何の役にも立たなかったととても後悔した。


彼女はずっと、私が食べれてるとか気にしてくれていて、連絡したかったけどまだ闘病生活出来てるだけでもいいよねって気持ちもあるかもしれないと連絡出来ずにいたみたいで。


もう少し早く連絡すれば良かった。後悔…また落ち込んでしまった悲しい


でも、最後は息子が長い間過ごしてた個室の隣りで過ごしていて、息子ちゃんにうちの息子も頑張ってたから頑張ろなって言ってたと教えてくれてました。

最近気持ちも上がって持ち直す事もあったけど、また下がってしまって。

辛い治療を頑張っても報われない、可愛いあの子の健気な笑顔を思い出して、頑張り屋な子程報われない…悪い細胞も手強くて容赦なくせめてくる。


そこにはどんな医療も全く力及ばない。気休め程度の優しさを与えてくれるだけの医者に絶望するだけの入院生活…


キラキラ輝く気持ちを持った子供達、少年少女達の命を容赦なく奪う病気が許せない、そこを必死で助けてくれる薬をいまだ見つけられないこの世の中に未来なんて見いだせない…支離滅裂です。