曇り。
今日は国立国会図書館へ出張。
人工干潟の造成業務があるため、その資料を収集しに行く。
国会議事堂前で下りる予定が、間違えて霞が関で下りてしまった。
周囲の男性はスーツを着て、足早に歩く中、私はカジュアルな格好でゆっくりと向かう。
到着すると、上司はすでに待っていた。
早速利用者カードを作ってもらい、本館へ入る。
中は広く、6階建て、さらには別館もある。
そして、たくさんのコンピューターが並んでいる。
これを使って資料を探し、スタッフに持ってきてもらうのだ。
事前に調べておいた文献情報をもとに、資料を請求し、該当箇所をななめ読み。
必要な情報があれば、ブックマークをして印刷の手続きを行う。
上司は、一通りの手順を私に教えると、午後から会議があるため会社へと発った。
私は、ノースカフェという館内にある喫茶店で昼食を食べ、文献探しの続きにとりかかる。
15時ころ、ノルマを達成したところで、一旦休憩をしようと思い、せっかくなのでずっと読みたかった絶版の本を探す。
エリスカネッティの『マラケシュの声』だ。
30分ほど経った頃。
この本が私のエネルギーを吸い取ったからか、急な疲労感が襲う。
少し仮眠を取ってみるものの、回復しない。
「参ったな」
もう少し図書館を楽しもうと思ったのだが、限界だったので、本を返却し、そのまま自宅へ帰る。
ふらふらになりながら、電車を乗り継ぎ、なんとか自宅アパートへたどり着く。
服を脱ぎ捨てそのままベッドへ倒れ込む。
首から上が鉛のように重く、目を瞑るとそのまま意識が遠のいていく。
もしかすると、永遠に起きることはないのではないか。
そんなことまで考えている間に、眠り込んでしまった。
起きると1時間半が経っていた。
すこし身体も楽になった。
夜ご飯を食べ、明日の食材とりんごを2つ買う。
そして、今に至る。
あのベッドの上での感覚はなんだったのだろう。
もしかしたら、本当はまだ眠っていて、これは夢なのではないか。
思い返すと、昨日もへとへとになって家に帰った。
その疲れが残っていたのかもしれない。
上司との提案で明日は在宅勤務することになったので、身体を休めながら、できることをやろうと思う。