女性の皆様へ | 写真家 TOMCATのブログ

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今日はちょっといつもとは趣を変えて割と真面目に書いてみるかも。

 

まず最初に女性の皆様に。

『不正出血があったらとにかく一刻も早く専門医の受診を!』

と声を超大にして言います。

 

なんでって、先日母が子宮の摘出手術を受けたからです。

 

数年前からたまに不正出血があると言っていたのですが、ホームドクターに相談して調べても当時は特に異常もなく、水分を多めにとると治っていました。

 

しかし今年の6月に不正出血がひどくなったようで、産婦人科の受診をしました。

 

個人経営のクリニックでしたが、最初の受診で子宮頚部になにか腫瘍の干からびたような3cm位の物がありその場で引っ張ったら取れたとのことで病理検査に。

 

後日検査結果が出たところ、癌細胞が発見されました。

 

母のカルテのある大きな病院に連絡してもらいさらに細かく検査。

 

MRI等で上半身、医師曰くすべての臓器の撮影をしました。

 

とりあえず現状で体内のどこにも癌の所見は見当たらないとの診断でしたが、その時点で先に取れて癌細胞が発見されていたものが『子宮頚部腺癌明細胞癌ステージ1』と診断されていたので、出来るだけ早く子宮の摘出手術をした方が良いと言われていました。

 

更に検査ということでリンパの検査をしたり、二泊三日の入院で下半身麻酔で子宮頚部の部分切除と子宮内膜の組織を全て掻き出して病理検査。

 

ここまでの検査で最初の腫瘍の干からびたようなもの以外からの癌細胞の発見はありませんでした。

 

それでも『子宮頚部腺癌明細胞癌』は進行が速いため子宮の摘出はした方が良いとの判断をされていて、別の医師に相談しても同意見でしたので先日摘出手術を受けました。

 

摘出した子宮や周囲の組織からも癌細胞は発見されていません。

 

母は75歳でまだ老衰より癌の進行の方が早いとの判断で手術を受けました。

 

母のケースは非常にまれなケースで干からびた腫瘍のようなものだけが癌細胞を持ち他からは全く発見されず、転移もない。

 

一昔前なら子宮の摘出をすることはなかったかもしれませんが、予防のために摘出しました。

 

もちろん年齢や様々な事情で摘出するかしないかはいろんな判断があると思います。

 

だからこそ、出来るだけ早い発見が必要となります。

 

母の場合は運よくステージ1ということで転移もないので手術後追加治療は現時点では予定がありません。

 

でも、若い人とか進行が早い場合もあるので治療方法などもいろんな方法や順序があると思います。

 

とにかく早い発見と早い治療開始が運命の分かれ目になります。

 

非常にデリケートな部分のお話なのであくまで参考程度のお話ですが、今回関わった全ての医師が言っていたことが、早期発見すれば生存率は高いということ。

 

現在の医学ではまだまだ限界値は低いと思いますが、それでも、早期発見なら90%以上の確率で5年後生存率があります。(いろんな条件などもありますが)

 

医者が病気で死んでるうちは医者の言うことなんて話半分しか聞きませんが、とはいえ手術してもらうには医師免許を持っている人間に頼むしかないのも現実。

 

女性の皆さん、不正出血を発見したらとにかく専門医に診てもらってください。

 

何もなければそれでいいし、何か発見したら速攻で治療しましょう。

 

多少検査とか面倒なこともあり、お金もかかるかもしれませんが死にたくないならね。

 

いまはコロナの影響もあり大病院でも手術室の確保が難しい場合もあります。

緊急手術以外は数か月待たされることもあります。

 

早めに準備した方が良いです。

 

以上現場からでした。