この4月から、今の仕事のかたわら
ヒプノセラピーのセッションを始めています。
ヒプノセラピーは
受ける方の状況や
意識のあり方などによって
潜在意識の向かう先はさまざまで、
個々のセッションは
まったく違うものとなります。
それだけに、今は
たくさんのモニターさんにご協力いただき、
経験を積むときだと思っています。
そんなわけで、ドキドキしながら
モニターさんへのセッションを始めました。
お一人目のご協力者は、
古くからの知り合いBさん(男性)でした。
今、そのときのセッションを振り返ると
セラピストとして
行き届かなかった点が
いかに多かったかを痛感します。
にもかかわらずBさんは
後日、そんな私をさりげなくフォローするような
感想を寄せてくださいました。
それだけではなく、Bさんの感想には
大切な点が書かれていました。
それは、事前カウンセリングの大切さです。
目の前のご相談者が抱えていらっしゃる思いを
もっとしっかりとすくい取らなければと
改めて思います。
(以下、原文ママ)++++++++
一言で言えば、ヒプノセラピーを受ける『タイミング』が大切かなぁ、と思いました。
つまり、潜在意識にアクセスする許可が出せるタイミングか否か、ということですね。
言うまでもなく、顕在意識って臭いものに蓋をするようにできているわけですよ。
仮に問題点があったとしても、それを炙り出す『許可』が自分自身に出せなければ、それはタイミングではないということですね。
今回、僕は問題点を抱えないまま、セッションに望んでしまったわけです。
でもこれは僕の顕在意識が「問題点がない」と言っているだけで、潜在意識では「問題点がある」わけです。きっと。
今回、セッション中に脳裏に出てきた光景って、その潜在意識にある問題点に繋がるものなんだと思います。
ただそれをつなげる『許可』を潜在意識が出していない感覚があります。正直なところ。
だからなんとなくモヤモヤした感じがするんですね。
人によっては、そのイメージを拒絶することで自分を守ろうとするんですかねぇ。
「これはフィクションであって、前世ではない」と。
フィクションかどうかは重要ではなく、そのタイミングで見えたことに何か意味があるんだと思います。
ただ(繰り返しになりますが)、脳裏で見た光景と潜在意識の中にある傷にアクセスすることを、深いところで拒否している感覚だけはあるんですね。
そういう意味では、点と点が結ばれることはなかったものの、その点の存在が分かったことは意味がありました。
次回、その点と点を結ぶきっかけやタイミングが来た時に改めて、セッションお願いしたいなぁ、と思います。
ありがとうございました。
++++++++
Bさん、こちらこそ、ありがとうございました。