お久しぶりです。


今夜も圧巻の、息を突かせぬ展開で


ユチョンの、心血注いだ作品が


私たちの目と耳に届きましたね。


痛めた肩のダメージを


全く感じさせない、


そこにいるのは「ハンテギョン」その人で、


パクユチョンにきっちりと憑依していること


作品全体に漂う製作者他、かかわるスタッフや演技者


全員の気迫と本気度に、ため息しかでません。





そんな、素晴らしい作品に触れた今夜も


穏やかに過ぎていきますが・・・。










もうすぐ



3月22日ですね。





3年前の3.11の壮絶な記憶と共に


忘れられない一つの大切で意味深いある行事があり


襟を正すつもりで、読むことがあります・・。




気仙沼市立階上(はしかみ)中学校の



11日遅れの卒業式。


そこにいるはずの、将来ある生徒さんのうち


3人は魂のみの参加となりました。




晴れの席は



避難生活を送る方々の



命を繋ぐ場所でもあり




絶望感に苛まれながらも


前途ある子どもたちの卒業式を、と



挙行したことへ



壮絶な十五の春を迎えることとなった



東北の中学3年生の一人である



男子生徒が、そのときの持てる力を精一杯込めて



感謝の気持ちと決意の心を述べた答辞を



お借りしました。




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本日は 未曾有の大震災の傷も癒えない最中 私たちのために
卒業式を挙行していただきありがとうございます


ちょうど 十日前の三月十二日
春を思わせる暖かな日でした
私たちは そのキラキラ光る日差しの中を 希望に胸を膨らませ 
通いなれたこの学舎を五十七名揃って巣立つはずでした

前日の十一日
一足早く渡された 思い出のたくさん詰まったアルバムを開き 
十数時間後の卒業式に思いを馳せた友もいたことでしょう。

「東日本大震災」と名づけられる天変地異が起こるとも知らずに・・・

階上中学校といえば「防災教育」といわれ 内外から高く評価され 
十分な訓練もしていた私たちでした。
しかし 自然の猛威の前には 人間の力はあまりにも無力で 
私たちから大切なものを 容赦なく奪っていきました。

天が与えた試練というには むごすぎるものでした。
つらくて 悔しくてたまりません

時計の針は 十四時四十六分を指したままです。
でも 時は確実に流れています
生かされた者として顔を上げ 常に思いやりの心を持ち 
強く 正しく たくましく生きていかなければなりません。

命の重さを知るには 大きすぎる代償でした。
しかし 苦境にあっても 天を恨まず 運命に耐え 
助け合って生きていくことが これからの 私たちの使命です。

私たちは今 それぞれの新しい人生の一歩を踏み出します。

どこにいても 何をしていようとも この地で 仲間と共有した時を忘れず 
宝物として生きていきます。

後輩の皆さん 階上中学校で過ごす「あたりまえ」に思える日々や友達が 
いかに貴重なものかを考え いとおしんで過ごしてください。

先生方 親身のご指導 ありがとうございました。
先生方が いかに私たちを思ってくださっていたか 今になってよく分かります。

地域の皆さん これまで様々なご支援をいただき ありがとうございました。
これからもよろしくお願いいたします。

お父さん お母さん 家族の皆さん 
これから私たちが歩んでいく姿を見守っていてください。
必ず よき社会人になります。

私は この階上中学校の生徒でいられたことを誇りに思います。

最後に 本当に 本当に ありがとうございました。

平成二十三年三月二十二日

第六十四回卒業生代表  梶原 裕太


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇



その後を追ってはみましたが、ネット上では私には掴めませんでした。


この春は、高校卒業の節目だったことと思います。





″ つらくて 悔しくてたまらない ”


" 生かされた者として顔を上げ 常に思いやりの心を持ち 
強く 正しく たくましく生きていかなければならない ”


" 命の重さを知るには 大きすぎる代償
 苦境にあっても 
天を恨まず 運命に耐え 
助け合って生きていくことが これからの 私たちの使命 "


" 後輩の皆さん 階上中学校で過ごす「あたりまえ」に思える日々や友達が 
いかに貴重なものかを考え いとおしんで過ごしてください ”



言葉にしてみたものの、現実の辛さやショックからのフラッシュバックに苦しんでいるかも

しれない。

いや、その時誓った思いを糧に、力強く次世代の担い手として

がんばっているだろうか。



それでも


あの時の


あの状況で


これだけのことを、文章に起こし


涙ながらに だが


力強く、読み上げた


この言葉を、日本人として、自分たちの国で起こってしまったことであるということから


決して目を逸らしてはならないと


「がんばれ東北」ではなく


「がんばろう日本」の思いを分かち合っていくことを


かの中学生、梶原さんに教わりました。






「復興」というたった漢字二文字を、真に具現化し、被災された皆様に

心からの笑顔が戻るには、そんな簡単な時間の流れではなく

ましてや、放射能汚染に至っては、今後の改善の見通しなど

より厳しいものがあることは周知のことと思います。


他でもない、この日本の抱える、同じ日本人として今後も分かち合っていかねばならない

重い現実。






ただ生きてくれていてくれるだけで


共に生きるあなたがいてくれるだけで






食するものがあり


着用するものがあり


住まう場所がある



このありがたき当たり前に



そこがあるからこそ


日々の仕事に打ち込め


余暇を楽しむ事ができていることの


幸せや感謝の気持ちを、私たちは






忘れてはいないだろうか・・・・





息の長い支援、


小さくとも具体的に


意識と行動を忘れまい・・・





゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚




その


日本の大きな犠牲と試練に



寄り添おうとすぐにメッセージや寄付を寄せてくれたアーティストの中に



JYJも居たことは、十分にご存知のことでしょう。










他の国での災害による被害へ、寄付を行ってもいますが



日本へ抱く特別な思いを痛切に感じたのは



『チャリティライブをなんとしてでも開催し、実も心も元気づけたい』と



あらゆる妨害をかいくぐるように、またゲリラ的な計画推進という手立てまで


余儀なくされても、実現してくれた




国技館とひたちなか


















(国技館の収益で福島県南相馬市の小中学校と幼稚園保育園に送られた
 携帯型放射線探知機「ガイガーカウンター」合計1000個)



具体的に役に立つものとして形にしてくれたことが

なんと心強くありがたかったことか!



ただの一つも


放送メディアには


のせてはもらえませんでしたが・・・。






彼らが



幾多の困難を越え、それだけのことができる力をつけてくる前には



こんなにも心細げな顔の時期があり





(2009,11 MAMA音楽祭)




そこにがっぷりと、心意気でのみ寄り添った大人がいたから




あの「モーツアルト」に


あの「成均館」に


あの「ジャッカル」や「JIN」に



私たちは、出会うことができたのではないでしょうか。



日本で、彼らの紡ぎだす、素晴らしい歌声やパフォーマンスに


触れることができたのではないでしょうか。










そんな彼らが



歴史的視点のギャップや、幼いころよりの教育や


国情などと



人と人との心の触れ合い、文化的価値の相互的融合とを


きちんと見据えてその上で分けるべきところは分けて




「愛してます」


「待っててくれてありがとう」


「これからも待っていてほしい」








言ってくれているのなら



そして


私たち自身がそう思うのなら




ずっと彼らのそばにいればいいだけの話なのです。






私たちの思いに



いつもいつも、私たちの思いを遥かに凌駕する温かな思いで



応えてくれる、



そんな彼らが、変わらずそこにいてくれることの一つの奇跡。



ひょっとしたら存在すら望めなかったかもしれないという負の可能性



今日のこの日々が、とてもさみしいものになっていたかもと



たくさんのお友達とのご縁もむすべなかったかも…と思うと




今ある、彼らの活躍と残している作品の数々が



愛おしくてなりません・・・。





それ以上に



もっと、もっと。。。


あれやそれやと、


求めすぎる意味。



みつめるべき現実を疎かにし



我が欲望のみを満たそうとする傲慢さに



自分が陥っていないか、



ふと立ち止まって、


私も考える瞬間を持たねば・・とは


ささやかな独り言であり、自戒です。







ユチョナの



あそこまでのアクションシーンに



正直開いた口がさらに開いてしまうほど



驚きの連続で




頼もしいやら



親心的には




これ以上のけがをしませんよーーーに!!と



天に向かって手を合わせるような思いですが




一視聴者として、作品を堪能させていただき



生活に張りと潤いをいただいております。












そして今日のこの涙の演技は圧巻でした・・。









ありがとう



ユチョン ラブラブ






もりだくさんに



あれやこれやと




綴らせていただきました。




思うことの多い



今日この頃、ということで



お許しくださいませ m(__)m  








この笑顔・・ ホッとしますね。



おやすみなさい。