68回目の 終戦記念日に寄せて・・・
まさか ブログをやっていようとは
思わなかった 小さなころの
母から聞かされた 身の縮むような記憶
父から聞かされた あの日の大火
祖母や 伯母や 伯父から聞かされた
生きたくても 生きられなかった
小さな・・・ 年の離れた 従兄たちのはなし。
″ 言葉を紡ぐ ”という 機会を与えられた
地球上の たった一つの 「原爆被害」を受けた国の
日本という国の 小さな 塵に等しい存在だけれど
あの日・・・ 小倉に落ちていたなら
確実に この世にはいなかったはず。
そんなこんなを 拾い集めて 慈しむように
命の 煌めきを
思い、綴る 8月
生かされていることを 否が応でも思い知らされる
夏
風の音を聴く
目を閉じて
光の ぬくもりを感じてみる
手をとって
人の 暖かさを ありがたく思う
今まで 泣いたことよりも
たくさん 笑ってこられたことのほうが
鮮明に記憶されている
この 幸せ。
分かち合えば 2倍
哀しみの分かち合いは 半分。
生きたい・・・・
生きたい・・・・
と
切望しながら
星となった 皆様へ。
明日も 丁寧に
つましく 生き、
世の中の平和を 願うとともに
世の中の平和を 守ることができるように
努力を惜しむことのないよう
そっと ここに誓います。
子どもたちへ
具体的に行動すること
世の中を 逞しく生き抜いていくことを
伝えてまいります。
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「生きる」
谷川俊太郎
生きているということ
いま生きているということ
それはのどがかわくということ
木漏れ日がまぶしいということ
ふっと或るメロディを思い出すということ
くしゃみをすること
あなたと手をつなぐこと
生きているということ
いま生きているということ
それはミニスカート
それはプラネタリウム
それはヨハン・シュトラウス
それはピカソ
それはアルプス
すべての美しいものに出会うということ
そして
かくされた悪を注意深くこばむこと
生きているということ
いま生きているということ
泣けるということ
笑えるということ
怒れるということ
自由ということ
生きているということ
いま生きているということ
いま遠くで犬が吠えるということ
いま地球が廻っているということ
いまどこかで産声があがるということ
いまどこかで兵士が傷つくということ
いまぶらんこがゆれているということ
いまいまがすぎてゆくこと
生きているということ
いま生きてるということ
鳥ははばたくということ
海はとどろくということ
かたつむりははうということ
人は愛するということ
あなたの手のぬくみ
いのちということ
(ジュニアポエム双書14「地球へのピクニック」より
企画・編集 銀の鈴社
発行 教育出版センター)
「信じる」
谷川俊太郎
笑うときには大口あけて
おこるときには本気でおこる
自分にうそがつけない私
そんな私を私は信じる
信じることに理由はいらない
地雷をふんで足をなくした
子どもの写真目をそらさずに
黙って涙を流したあなた
そんなあなたを私は信じる
信じることでよみがえるいのち
葉末(はずえ)の露(つゆ)がきらめく朝に
何をみつめる小鹿のひとみ
すべてのものが日々新しい
そんな世界を私は信じる
信じることは生きるみなもと
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わたしも
人の 心根の しなやかさ
つよさ やさしさを
信じたいと 心から思います。
尊い犠牲から 得られた
不断の努力から 積み上げられてきた
「平和」や「安寧秩序」を
死守する覚悟は
あるのか・・・・。
明日を信じて。
まさか ブログをやっていようとは
思わなかった 小さなころの
母から聞かされた 身の縮むような記憶
父から聞かされた あの日の大火
祖母や 伯母や 伯父から聞かされた
生きたくても 生きられなかった
小さな・・・ 年の離れた 従兄たちのはなし。
″ 言葉を紡ぐ ”という 機会を与えられた
地球上の たった一つの 「原爆被害」を受けた国の
日本という国の 小さな 塵に等しい存在だけれど
あの日・・・ 小倉に落ちていたなら
確実に この世にはいなかったはず。
そんなこんなを 拾い集めて 慈しむように
命の 煌めきを
思い、綴る 8月
生かされていることを 否が応でも思い知らされる
夏
風の音を聴く
目を閉じて
光の ぬくもりを感じてみる
手をとって
人の 暖かさを ありがたく思う
今まで 泣いたことよりも
たくさん 笑ってこられたことのほうが
鮮明に記憶されている
この 幸せ。
分かち合えば 2倍
哀しみの分かち合いは 半分。
生きたい・・・・
生きたい・・・・
と
切望しながら
星となった 皆様へ。
明日も 丁寧に
つましく 生き、
世の中の平和を 願うとともに
世の中の平和を 守ることができるように
努力を惜しむことのないよう
そっと ここに誓います。
子どもたちへ
具体的に行動すること
世の中を 逞しく生き抜いていくことを
伝えてまいります。
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「生きる」
谷川俊太郎
生きているということ
いま生きているということ
それはのどがかわくということ
木漏れ日がまぶしいということ
ふっと或るメロディを思い出すということ
くしゃみをすること
あなたと手をつなぐこと
生きているということ
いま生きているということ
それはミニスカート
それはプラネタリウム
それはヨハン・シュトラウス
それはピカソ
それはアルプス
すべての美しいものに出会うということ
そして
かくされた悪を注意深くこばむこと
生きているということ
いま生きているということ
泣けるということ
笑えるということ
怒れるということ
自由ということ
生きているということ
いま生きているということ
いま遠くで犬が吠えるということ
いま地球が廻っているということ
いまどこかで産声があがるということ
いまどこかで兵士が傷つくということ
いまぶらんこがゆれているということ
いまいまがすぎてゆくこと
生きているということ
いま生きてるということ
鳥ははばたくということ
海はとどろくということ
かたつむりははうということ
人は愛するということ
あなたの手のぬくみ
いのちということ
(ジュニアポエム双書14「地球へのピクニック」より
企画・編集 銀の鈴社
発行 教育出版センター)
「信じる」
谷川俊太郎
笑うときには大口あけて
おこるときには本気でおこる
自分にうそがつけない私
そんな私を私は信じる
信じることに理由はいらない
地雷をふんで足をなくした
子どもの写真目をそらさずに
黙って涙を流したあなた
そんなあなたを私は信じる
信じることでよみがえるいのち
葉末(はずえ)の露(つゆ)がきらめく朝に
何をみつめる小鹿のひとみ
すべてのものが日々新しい
そんな世界を私は信じる
信じることは生きるみなもと
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わたしも
人の 心根の しなやかさ
つよさ やさしさを
信じたいと 心から思います。
尊い犠牲から 得られた
不断の努力から 積み上げられてきた
「平和」や「安寧秩序」を
死守する覚悟は
あるのか・・・・。
明日を信じて。
