おはようございます。
連休はおおむね好天に恵まれ、穏やかにお過ごしのことと思います。
お仕事のみなさま、本当にお疲れ様です。
いつも折に触れて、ツイでお世話になっております、
Ryokoさんが、 kpopを世界に向けて発信する「hellokpop」のサイトの英文を
和訳してくださっている記事を読ませていただきました。
メディアとはこうあっていただきたいと思うような記事でしたので、
お借りしてご紹介致します。
彼等の軌跡を、本国のメディアが、
限られた尺の中で
冷静に、真実と必要十分的な事実を裏付けとして添え、
これからのkpop発展に活かそうとする構えに、
深く共感しました。
このように世界に向けて発信されている英文を
通常であれば目にする機会は限られるところですが、
こうして、和訳してくださる方がいて、
Twitterというツールを活用して情報を提示してくださることは、
本当にありがたいかぎりです。
Ryokoさん、ありがとうございました。
日本のメディアには、失望させられ通しですが、
物事を多面的に捉え、冷静に見極めよと、
このJYJの一連の出来事から 多くのことを学ばせていただきます。
hellokpop
Ryokoさんの和訳記事
Call for Fairness
「究極のK-POPサバイバルガイド:JYJ」より
(前文略)
その当時、僕たちを代弁してくれる人などいなかったし、ただ黙って自分たちを守るしかなかった。―キム・ジェジュン
従って、C-JeSエンターテイメントは、JYJをプロモートするために
別の戦略を立てなければならなかった。
テレビの音楽番組やバラエティ番組に出演する見込みがないのだから、
普通のプロモーションの仕方は問題外だった。このアーティストらは、
もう二度とステージに立つことができないかもしれないという
最悪の事態への心構えをしており、失敗するかもしれないという空気さえ漂っていた。
JYJのサバイバル術は、以下の通り。
1.黙っていること。
絶えず続く噂、広範囲にわたるメディアの報道、分裂したファンクラブが裏切りにあったと
責め立て、前所属会社の友人が彼らの決心を公に批判しても、JYJは口を閉ざしていた。
1000日記念誌(※2)で彼らが述べた通り、黙って働き、批判や噂には揺さぶられないようにと
決意していた。
2.扉から入れなかったら、窓から入りなさい。
テレビでプロモートする機会が与えられなかったので、JYJは観客に接する
別の方法を探さなければならなかった。個人活動を始め、ユチョンとジェジュンは
テレビドラマや映画に参入し、役者として幅の広いファンを獲得した。
ジュンスはミュージカルに登場し始め、たった3年の間に、「チケット販売のためのツール」
から、彼自身の資質により、大いに称賛され、批評家にも歓呼をもって迎えられる
ミュージカル俳優となった。皮肉にも、国の主要放送局がミュージシャンとしての
彼らを語りたがらない時に、彼らは政府にとって意中の人となっており、
2014年アジア競技大会のような、全国的あるいは国際的な規模のイベントにおいて
親善大使やプロモーターに任命され、朴槿惠大統領就任式に招待され公演した
わずかなアーティストの一つとなった。それは、彼らの母国における、この3年のうちで
初のテレビ公演となった。地元のレコード会社が支持をためらっていたときに、
彼らは英語能力に欠けているにも関わらず、アメリカに行き、
アメリカのプロデューサーとともに働き始めた。
3.後悔せず、文句も言わないこと。
1000日記念誌で、グループのメンバーらは、これほどの困難を受けてきたにも関わらず、
一度として自分たちの決心を後悔したことはないと述べた。
決心に信念をもつことは、生き残りに必要な力を獲得し、維持するためには重要だ。
また彼らは、韓日での暗黙下の追放令による不公平な扱いや機会の喪失に、
文句を言ったこともない。彼らは、しなければならないことをしただけだった。
熱心に働き、そして、笑顔でいた。私は、前向きな態度と、ファンに笑顔を向けられたことは、彼らの成功における大切な要素だったと考えている。意気消沈と自己憐憫の大きな波にのまれるのではなく、困難な時期を、互いに寄りそい、支え合って乗り越えたのだ。
4.信頼する気持ちをなくさないこと。
不運な出来事が起こった時、他人を信じられないようになるのはたやすい。
JYJもこうした時期を経験した。2009年にベク・チャンジュが手を差し伸べたとき、
彼らは彼を信じなかった。心を開き、その手を取るまでに、数ヶ月かかった。
C-JeSエンターテイメントは、荒波をゆくJYJの船の舵を取るためだけに設立され、
一人の人間の投機的事業から、たった2年間で、40人を雇用し、330億ウォン(約3000万米ドル)にのぼる売り上げを達成する重要な事務所になった。
JYJの法廷における闘争は最近終わったばかりだが、彼らの闘いは、まだ終わりにはほど遠い。放送局はいまだ慎重な歩みをしている。あらゆる不運な出来事が降りかかったが(出演拒否、直前でのコンサートの中止、非難、噂、離れていったファンら)、JYJは決して諦めなかった。
(後文略)
ぜひ・・・
リンクを開かれ、全文を読まれることをおすすめいたします。
過去の記事におかれましても、感心の余り思わず唸ってしまうような
記事が多々あります。
例えば、「Mine」のMVのコンセプト解釈とか、
オートマティック氏のインタビュー記事などがあります。
