あの日から早いもので


もう一週間。


先週の昨日・・・


まだ実は、その事実を迎える自分を信じられずにいました。


彼らがその時の扉を開くことは確信していました。


でも、自分がその場にいられるかどうかの疑心暗鬼は


相当なものでした。


『実家の父が急に調子が悪くなるんじゃないか』


『離れて暮らす子どもに急になにか起こるんじゃないか』



・・・ すみません。どこまでも、貧乏性!?


あ、いや。


裏を返せば、どうしても・・どうしても行きたい、何を置いても


参加しないなどという道理はない、


その気持ちのあらわれでした。




すみません。 つまらぬ愚痴の一つと笑止くださいね。



当日早朝、実は相当ドタバタしましたが(・・・さすけちゃん、ゴメンナサイ!)



無事に新幹線に乗り込んでやっと・・  じわじわと喜びとも



すぐに涙腺が緩みそうになるふわふわした気持ちとのないまぜ状態。






こうして。2013,4,2は始まりました。




・・・と、書き始めましたが



本日は、



細かくレポを書くということはいたしません。




おそらく


何が何やら 収拾がつかない状態になることは必至で・・。






それでも、書かせていただきたいと思ったのは




「一生連れ添って歩きたい、もう二度とないあの
『もう一度始める』決意を見事に形にした、愛しすぎるライブ」を


ずっと、ここで この場所で 気持ちを書き綴ってきた 私としては


やっぱり この場所に そっと置きたくて。



なので、心の赴くままに 特に印象深いところが中心となりますが


時折、単なる一個人の ヲタ目線を交えながら



徒然綴りの旅に・・・ 漂いたいと思います。



どうか、ご了承くださいませ。











これからの



彼らの飛翔は 目を見張るように


加速していくでしょう。



もっと 完成度の高いライブパフォーマンスを見せる



世界中が驚嘆の声をあげ



ラブコールの止まない アーティストに さらに成長することでしょう。






そんな彼らが



どうしてもこだわった・・ ( と この4年(彼らの時の刻みで)をともにした


さらに、たとえ短い時間でも 彼らの魂の歩みに深く心を寄せたファンなら


きっと強く確信した ) 


この 日本での再出発の地に選んだ 東京ドーム公演。




あの演出、あのセットリスト、そして あの心からの言葉は



あれが最初で最後、



私たちが想像していた以上に



2010年の 当時置かれた立場での東京ドームが


「幸せでした」という陰で 


どんなに苦悩にも溢れていたのか



あらためて思い知らされました。






わたしたちには その時に   「希望」がありました・・。


淡くとも、祈るような・・。


彼らがつないでくれた 希望。




でも



彼らにとっては



先の見えない  「 時 」との  闘いの幕開け だったのですね。




待っているのは 時間との闘いだけではない



迫り来る恐怖、計り知れない大きさの手枷足枷



いや、絶対に・・・ 負けるわけにはいかない・・!



新たに体に刻まれた  同志の名前・・・。



痩せた体。




同じように オーラスのアンコールのステージからはけていく



彼の顔は その手で覆われ


全身で・・・  泣いていました。



確かに DVDに残っている映像をみて



私も泣けて仕方なかった・・・。






そして・・・ 始まった 長い旅路




音楽アーティスト「JYJ」としての活動の場は、とことん絶たれてしまうことに。




死中に活路を見出すように手にした一つ一つのチャンスを 



不断と努力と人格の深さで 大きな可能性に変え




気の遠くなるような 裁判に腰を据えて構え




笑顔の下に 全てをしまいこみ  黙々と、ただ黙々と



3人で乗り越えた日々。



あんなこと・・・  こんなこと・・・



こらえきれずかすめるように ツイッターで漏らした言葉



それでも 私たちが不安にならないようにと



先を先を読んで  ふっと



やわらかな風を 届けるようにつぶやいて


その後の大風への 耐性をくれたり。。


見えないけれど  しっかりと



肩を抱き合うように  


ともに越してきた 「 時間 」










こうして迎えた



「奇跡のような」まぎれもない「事実」の3日間。 






ライブに一貫して存在したテーマはやはり 「 時間 」  






着席したときから すぐに気になった デジタル表示



2455・・ に向かって 急速に表示が動いてゆく様



何かな?   あ! にまんよんせんごひゃくごじゅう・・・これは時間だ・・。




胸が熱くなりました。



2010年の東京ドームからのカウントには考えが及ばなかったのですが



おそらくこの4年の時を表しているというのは理解できました。





午後6時ジャスト。24552の表示に達すると


急速にデジタル時計は逆回転を始めます。




動画が始まりました。




聞きたかった言葉が  ゆっくりと ですがストレートな表現で浮かび上がり



気づけば 声を上げて泣いていました。 喚声にかき消されたのが幸いでした。



BGMも 映像も これでもかと 心を動かします。



3人の演技。 立ち姿や表情、仕草。




歌えなかったけれど 表現の手段として自分を磨いてきた


役者としての 資質が くっきりと 生かされた



声なき演技。 



こんなにも  生殺し状態が続いたのに



自己研鑽は 黙々と続けられていたのだと思うと



また 泣けた・・。




Mission...


ひたちなかでも 見ましたし、海外公演の動画でも見ました。



やはり、この度が一番  3人も ダンサーさんも


一人ひとりが、研ぎ澄まされた切れのある動きで


集団美も 息を呑むばかり・・・。




その昔・・・  SAM氏に


『ユチョンは最後まで持つか最も心配だが、なんとか持つ』などと


心配されることもありましたが・・・



そんな不安は? なんのことでしょう??と一蹴するほどに



惚れ惚れするような美しい動き、そして チームワークです。



歌って踊る・・ 相当に消耗するスポーツ並のハードさ。


ジュンスは トートの頃の細さのイメージは見られずかっちりとした体つきで

ユチョンは ハンジョンウのハードなイメージをそのまま醸し出し

ジェジュンは ソロコンからファンミと スケジュールがタイトで、

細さが気になりましたが、神懸かり的な美しさに 




$Picture of   " SOULMATES "



・・・・女をやめたくなりました(爆)




それぞれのソロ。




単に 「上手い」を 超越して



「情動」という表現

「soulful」という表現がふさわしいかと。





みなさんも絶賛の 「みんな空の下」


喚声の隙間のタイミングを見計らうように


歌い始めたジュンスの魂のワンフレーズは



一瞬で 5万人を 黙らせた・・・


$Picture of   " SOULMATES "




「水を打ったような静けさ」と 彼の伸びやかな声に


鳥肌が立つほどでした。


歌声に触れて 詞の世界があまりにもオーバーラップして


あとからあとから ポロポロと 止めどもなく


涙にくれたのは 人生においてそうそうないことです。


そのウタヂカラには


その詞の世界観を これでもかと実体験としてを重ねてきたことから


想像を越えたパワーが 宿っていました・・・。




ユチョンのソロの 「friend」 「古い歌」 「最愛」


この曲のセレクトと 大好きな彼の声が 声が泣いてるような気がした歌い方に


胸が痛かった・・。 




$Picture of   " SOULMATES "



彼の「3人だけは・・・」 発言にある彼の気持ちを推し量るのに


過去への決別と 未来への決意・・ のようなものを


ふと 個人的に感じた次第ですが




それでも・・・


明るい未来を予感するような 新曲と


彼の 楽しそうに歌う、つやつやした笑顔には


本当に心に優しい春風が吹き込んだようで



救われました。





ジェジュンが自ら言葉にした


「時間が怖かった。ただ過ぎていく時間が怖くてたまらなかった」

 


そこまでだったの?・・・・ と 彼の言葉を借りるなら


私たちが馬鹿だった? 



もっと もっと もっと



大丈夫、愛してる、どんなことをしても諦めずに待つ覚悟はあるから!





伝えられたらよかったのかな・・・と。


心の中で 『ごめんね、ごめんね・・・』と


気がついたら 謝っていました。



そして


彼の優しさは 宇宙スケールです。比類なき人格者。あの若さで。



語る姿から、歌う姿から、そのオーラは半端なく



美しく、凛々しく、水を湛えるように



その歌声で私たちを包みました。



聞きたくてたまらなかった


MINEやONEKISS・・・



圧巻でした。






圧巻といえば  ジュンスのダンサブルなソロ。



前奏の バスドラムの 規則正しい刻みを聞いただけで


歓声が上がる そう。


「Trantallegra」


芸術の域のダンスと歌 ですが


ダンサーさんと 花道を ドヤ顔で きりっきりっ!と歩くだけで


倒れそうでした。  かっこよくて。




アンコミも ララバイも 素敵・・






そういえば


ライブビューイングはすぐれものでした。


ライブの際、わかりづらい衣装のこだわりや


ダンサーさんの素晴らしさが


余すところなく 伝わってきました。





そして、ライブの真髄である

3人のハーモニー。




・・・いろんなことを言う人もいますが



音響の調整の厳しさとか(初日の反省をもとに2日目以降調整が行われて
プロとしての仕事は果たしていたと思います・・・)

以前の3人のハーモニーの方がよかった、とか・・・
(今の方が断然よいと私は思います。健全な精神に健全なバランス感覚と
技術はやどります・・・→私見!)


3人の豊かな個性と才能の融合を


全身に浴びることができた 私は


ただ 幸せでした。



一人ひとりでも凄い才能を開花させてきたこの人たちが


3人で歌っている・・・。



3人で 投げ出された 荒れた海を 何度も沈みそうになりながら



決して諦めることなく 泳ぎ続けた日々。



「IN HEAVEN」のピアノイントロが流れ始めると


心の中の最後の堤防が決壊しました・・。



大サビの 「・・サラヘ サラヘ」と

2重唱から3重唱へ、ジュンスのハイトーンボイスがかぶる美しいハーモニーや


ふっと、目と目で合図して フォルテシモから

ピアノへボリュームを一瞬で引き、聞くものを高揚へと導くテク。


ジェジュンが・・ ヨンハ氏を失った悲しみを超えられたのも

音楽があったからか、と 様々な思いがうずまき


感情が高ぶってしかたなかったです。。。






そして



どうしても聞きたくて “求めない”と誓いながら


聞きたくてたまらなかった


「Boy's Letter」の 3人の直筆の手紙が プロジェクターに映し出され、


伸びやかな歌声が重なり 歌詞の内容を噛み締め



また 泣きました・・・。



ほんとに。。。



泣いてばっかで いい年して

だめだね・・。





・・・・ 何百回とCDに合わせて歌ってきたからか


歌えるんですね。不思議と。




「これからも、一緒にいてくれる?」

「こんな暗い道をひとりじゃ歩けないよ」

「またせてごめん」

「これからは僕が君の空になるよ」


そっくりそのまま


君たちへ贈りたい言葉です・・。





どうしても・・・ 


この歌が入らなければ 完成しなかった とも言える



「RainyBlue」



徳永さんも・・ きっと喜んでくださったのではないかしら・・?



あの時2010年は


私の周りで 実は 


賛否両論あった・・と記憶しています。



そんなことを思うことすら 今は



『好きな人たちにはこうあってほしい』的な



上から目線ではなかったかと


申し訳ないような気になりますが・・ さておき



彼らの歌は 


より 「情動」から 生まれくるものであると感じます。



心の中の最良な存在を込めるように 


歌い上げられた その歌は


4年前の少し哀しみを帯びたものから


凛とした強さとしなやかさを感じさせるそれに


生まれ変わっていたように思います。





クライマックスのMC


アンコール後のMC



エンドロールの言葉





最初で 最後の リターンマッチ込められた思いが



わたしたちの胸にしかと刻まれました。



これからは



新たな ライブレジェンドの始まりです。



悲しみの涙は しまわれ



愛と感動の コール&レスポンスが



会場を響き渡らせるようになることでしょう・・・・。





動画を二つおかりいたしました。



ひとつは Cjesの公式動画、ダイジェスト版です。


もうひとつは お友達のmickyちゃんが


3日間の思いを 渾身の力で作り上げた素敵な動画です。














JYJ というスーパーグループとの出会い


ジェジュン、ユチョン、ジュンスという


一人ひとりの優れたアーティストとの出会い



その幸せな事実に 改めて感謝します。


こんなにも自分的に厳しいことのある現実社会で


笑顔で・・ ときにハミングなども忘れずに



豊かに生きられるのは 


あなたたちのおかげです。




この4年間・・・



歌をあきらめずにいてくれて ありがとう


こんな仕打ちをした 日本を見捨てずにいてくれて ありがとう


こんなわたしたちを 愛しつづけてくれて ありがとう




わたしは... こんなに 幸せです。。






最後に



この幸せな時をともに過ごし、


作ってくださいました皆さま




Yオンニ、Sあねさま、Mねえさま


手を繋いでくれて 本当にありがとうございます(ノ_-。)



突然に近いくらいに会いにいったにもかかわらず


あたたかく迎えてくださった Aちゃん、Kちゃん、Yちゃん、Tちゃん、Rちゃん


会えて本当に嬉しかったです。。。



可愛らしいお嬢さんたち... Eちゃん、Hちゃん


どきどきの初対面、Rさん


とらや旅館の友、Hちゃん&Yちゃん姉妹



同志ユチョペンの Rちゃんとの感動のHUG



みなさま、本当に ありがとうございました。




東京滞在時間、ライブを差し引いてわずか7時間余り



たくさんの


ほんとうにたくさんの思い出ができました。


逢いたくて逢えなかったチングちゃんたちとも


次は必ず!と


つぶやきのやりとりも ありがとうございました。




夢はこれから


虹色に紡がれ


鮮やかな世界は広がっていくことでしょう。




再び 始まったばかり。



一人ひとりの才能と

お互いへの愛情が織りなしていく


3人の世界は


これからどんなミラクルを起こしていくのか




楽しみで仕方ない。



 



Cause I... I'm right here standing.

That's how I know I can withstand

Anything that may come, A wind or a fall.

I can soar.

I can soar.


どんなことが起こっても 風が吹いても転んでも
僕は高く舞い上がれる

(「 I can soar 」より composed by XIA )




彼らがいつまでも


幸せでありますように...


$Picture of   " SOULMATES "