あったかくて


エネルギッシュで


楽しくて


そして


あまりに 優しくて・・・・




嵐ライブツアー「Beautiful World」


最後の会場 Yahoo!ドーム一日目に


参加しました。




ファンとしては比較的 古いほうで


はじめてライブに参加したときは


まだ、アリーナ席の後ろのほうに


少し空席があった頃でした。




今では いわゆる国民的アイドル


少し遠くにいっちゃった感は否めませんでしたが


ライブに参加すると


何にも変わっていない彼らがいつも


やっぱりそこにいるのです。



あ、いや 


何にも変わってなくはないです。


確実に成長をしている、プロとして。



いろいろは書けません。


かえってぼやけちゃいそうで。



いつも、軸のぶれない「テーマ」とか


自分達の信念とか


伝えたいことを


以前は少しの不器用さがありつつ


このたびは、それも研ぎ澄まされ


しっかりと、凛と、あったかく


伝えてくれました。



彼らは


この日本の国のトップアイドルの一角を担うものとして


その役割を十分すぎるくらいわかっている・・


そんなことを 改めて感じさせられた


演出が随所にあり、


また、なんだろな・・・ 自分が年をとったのかな・・



こんなにも 静かに胸を突くように泣かされたライブも


はじめてでした。


彼らのライブへは何度もいっているのですが


こんな風に涙を流したのは


はじめて。



それも たった一曲に・・・。



2007年のライブタイトルが「Time ~コトバノチカラ~」でした。


言葉というのは 力がある。


それはまるで 両刃の剣のごとく。


たった一言で 立ち直れないほど相手を打ちのめし


たった一言で 死の淵から相手を救うこともある


愛に溢れた、言葉をひとつでもふたつでも


よけいに聞く人に伝えたい、との


思いのこもった大好きなライブツアーでしたが



それからの4年のキャリアを


言葉だけではなく


具体的に形で、そして、何よりの武器である「歌」で



今、彼らの存在や歌でおそらく多くの方々が


心救われるのだろうなと


実感した


その曲と 演出でした。



きのうでそのツアーは全日程終了しましたので



もう言っても大丈夫ですね。






「ふるさと」


詞;小山薫堂

曲;youth case


夕暮れせまる空に
雲の汽車見つけた

なつかしい匂いの町に
帰りたくなる

ひたむきに時をかさね
思いをつむぐ人たち

ひとりひとりの笑顔が
いま

ぼくのそばに


めぐりあいたい人が
そこにいる

やさしさ広げて待っている

山も風も海の色も

いちばん素直になれる場所

忘れられない物語が
そこにある

手と手を繋いで口ずさむ

山も風も海の色も

ここはふるさと

めぐりあいたい人が
そこにいる

やさしさ広げて待っている

山も風も海の色も

ここはふるさと

君のふるさと

僕のふるさと





一昨年の年末の紅白で初めて歌われた


日本の良さやすばらしさを再発見する旅にでて


そこで出会ったみなさんとのふれあいや思い出を綴った


歌だったと聞いています。




そして・・・



天は 美しい日本の姿の一部を


自然の姿を そこに慎ましやかに住まう人たちと共に


奪っていきました。



一昨年に歌われたこの曲と


昨年末に歌われたこの曲では


込められた思いが 深く広く 哀しく


でも 頭を上げようと



福島で音をその瞬間に失ったピアノが


その地で一心に希望をつなごうとする


その道のプロの手によって


音を取り戻し


櫻井さんの指先から


魂の委ねられた音が紡ぎだされたのが


2011,12,31



ライブでは


大画面に 日本の各地の美しい名所や風景が


きまこまやかに


本当に美しく 画像がちりばめられていて


その画面をバックに


彼らが歌った


ふるさと・・・。



涙がとまらなくなったのは



日本全国 47都道府県  786市 757町 184村



すべての地の名前が


美しい風物の画像と共に


ロールアップして表示されていったのです。



もちろん、私の住む小さな市の名前もありました。


すぐお隣の町も



圧巻でした。



だれにでもあるふるさと




どこよりも素直に自分に戻れる場所であり


でもかえって強がってしまって


素直になれない場所でもあり



自分ではない 大切なあなたの



愛する町であること




そんな思いが 一気に心の中を巡り




そして


ここで知り合った


皆さんを思いました。




あなたの住む町の名前



あなたが大切にしている町の名前




その姿を無残に変えてしまったであろう


でも「再生」を心に決め 笑顔で立ち向かっている


愛しい町



明日への不安にさいなまれ続け


でも愛してるからこそ 置いては行けない


あなたの住む町




もちろん


具体的に解決していくことは 気の遠くなるような


困難さの連続でしょう。




それでも



歌に力づけられるなら



何かができるのなら・・・



そんなまっすぐな思いが込められた



演出だったと思います。





余談ですが・・・



一気に涙腺決壊したのが



「ひたちなか市」を見たとき。




やっぱり



つながるのです・・・。




あのときに



現実のほんの一端ですが



目の当たりにしたものだから・・・。


私自身も いろいろな・・本当にいろいろな思いを抱えて



その町に向かったものでしたから・・・。







ライブ全編を通じて





「再生」


「大丈夫」


「信じることがすべて」


「感謝」


「前進」


「もう一度」


「ありのままで もう一度歩き出そう」


・・・・


言葉では綴りきれない


心の中に響き渡る  メッセージ



しっかり受け止めて



今日を生きています。



ありがとう。  嵐さん。









・・・ と、すってきな思いを抱いて


心地よく帰ろうと思ったら



まさかのアクシデントの連続・・・




新幹線の駅が 遠かった・・・^^;




バスだめ


タクシーだめ




地下鉄 すし詰め状態



要するに4万人の人の波を甘く見ていました・・。





最終の新幹線よ さよなら~~;;






センター試験の日ですからね


簡単に宿なんて見つからない・・(x_x;)



・・・と、追い詰められると



アドレナリン全開



もともとジモPの土地感を生かし



穴場のホテルをゲットして



長女と久しぶりの 旅行気分^^*



ホントはまじめにその日に帰らねばならなかったのですが・・・



よって、3時間睡眠をとって



早朝一番の在来線~新幹線で


帰宅、家族が全員起きる前に帰りついたという


神業的?おまけエピソードつきで




この素敵な myライブツアーは


終了したのでした~。




でも・・



今日は仕事でしたからね



朝一帰り着いて



怒涛の家事片付け鯛に 波乗り状態でしたね。




おかげで陥った


体調不良は


自業自得(爆!)






ま、  いっか。





歌こそ



わが人生のすばらしき



光なり。








おやすみなさい。