久しぶりに小説を書こうと思います
駄文だとは思いますが、悪しからず。
以下よりスタート
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「センチメートルの距離」
高1のときに、1学期中間から数学の点数が悪くて、近くの塾に通わされてから1年経つ。
最初はいやいやだった塾も、君と隣になってから、楽しいものとなった。
おかげで数学の点数は右肩上がり。
塾の先生や学校の先生、母親、そして君もみんな喜んだ。
私は、君がいるから頑張れる。
君との距離は50センチ。
*
「剰余の定理というのは、P(x)をx-aで割ったときの――・・・」
もうすぐ期末が始まるから、塾ではテスト対策が行われている。
今のところは、実はまだ理解できてない箇所で、一生懸命先生の話を聞くも、いまいちである。
ついに何も頭に入らなくなって、ぼーっとしてしまう。
「・・・――つなが、松永!」
「あ・・・」
「あ、じゃないぞー。ちゃんと聞いとけよー」
「すみません」
ぼーっとしてたのが顔に出てたらしい。
先生はこれ以上何も言わず、授業を進めていった。
*
「和華、今日も残んの?」
「うん、全然わかんなかったからさ。1時間復習して帰る」
「了解。じゃね」
「ごめんね」
友達のアヤに申し訳ないと思いつつ、数学のノートに向き合う。
説明を見ながらなんとなくやってみるけど、答えは合わないし、そもそも式が合ってない。
「こりゃ、今回は欠点かなー・・・」
「諦めんなって。松永」
「・・・国仲くん!」
右隣から声をかけてきた男の子・・・私の片思いの相手。
サラサラな黒髪が印象的で、背が高く、カッコイイ国仲くん。
高校が違うから実際はわからないけど、相当人気があるらしい。
「ここでつまずいてたら危ないぜ?」
「・・・教えてくれるの?」
ちょっと自意識過剰かと思うけど、いつも教えてくれるからそう聞いてしまう。
案の定、
「いいけど」
そっけないけど教えてくれるんだ。
机をくっつけて、早速教えてもらう。
君との距離が20センチ縮まった。
*
「解けたー!!」
「よかったな」
「国仲くんの教え方が上手いから、よくわかった」
「はは。これで欠点回避だな」
「ありがとう」
解けた嬉しさと国仲くんが教えてくれた嬉しさで、素直な感謝が出た。
「こっちもな」
国仲くんが視線を逸らして、何かを言ったけど聞こえなかった。
「じゃ、テスト頑張れよ」
国仲くんは帰り支度を済ませ、教室を出て行こうとしていた。
「絶対頑張る!!ありがとね」
「帰り、あんま遅くなんなよ」
手を振って、完全に国仲くんは帰って行った。
残り10分、集中して頑張ろう。
国仲くん、気遣ってくれるところとか、また好きになっちゃうよ。
なんて思いつつ。
*
後日。
「数学どうだった?」
「国仲くんのおかげで92点だよ」
「やるじゃん」
「ねぇ、国仲くんはなんで教えるの上手なの?」
「友達にいつも教えてたから」
「・・・女子とかにも?」
「・・・教えても理解しない女子なんかにはしない。けどお前は理解する女子だから。俺、そういう女子は嬉しいんだよね」
「え?」
「実は、俺が教えてんのはお前だけなんだよ。その・・・好きだから」
「・・・ぇえ?!」
彼との距離は0センチ。
fin.
CAST
松永 和華(Matsunaga Waka)
国仲 湘 (Kuninaka Syo)
*2014/5/23<完>
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ごめんなさい!(´Д`;)
短編ってこんなもんでいいんでしょうか?
★ちなみに剰余の定理(じょうよのていり)は作者が苦労したものの1つです★
