Willie Drye
forNational Geographic News
July 25, 2011

 現在、アメリカの大部分で危険なレベルの熱波が発生している。原因は居座り続ける高気圧だという。


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上空を吹くジェット気流(偏西風)の影響で、高気圧の場所が変わっていない。高気圧の内部では、高密度の空気が下降して暖められる。暖かい空気は冷たい空気より水分を多く含むことができるため、湿度も非常に高くなっている。

 メリーランド州シルバースプリングにあるアメリカ国立気象局(NWS)本部で勤務する気象学者エリ・ジャックス氏によると、夏に高気圧が停滞する現象は珍しくないという。

 しかし、今回は大きさと強さが飛び抜けている。「異常なほど強力で、広範囲に及ぶ。南北はメキシコ国境からカナダ国境まで、東西は東海岸から西部のロッキー山脈まで、何千キロも覆っている」とジャックス氏は説明する。

◆熱波は温暖化の一部?

 長期間の強力な熱波は地球温暖化の影響だろうか。専門家の意見はさまざまだが、ジャックス氏は1つの事象のみで関連づけることはできないと強調する。「気候変動は長年にわたって起きる。この数日が暑いというだけで結論を出すことはできない」。

 一方、マサチューセッツ工科大学(MIT)の気象学者ケリー・エマニュエル氏は、「現在の猛暑は広い意味で地球温暖化が背景にある」と話す。「今後、同様の事象はもっと頻繁に起きるだろう」。

 アメリカの大部分は暑さに苦しんでいるが、太平洋岸の北西部は同じ高気圧の影響で例年より気温が低くなっている。

 アイダホ州ポカテッロにあるNWS支部の気象学者リック・ディットマン氏によると、支部が担当する地域は春から初夏にかけて例年より涼しかった。おかげで、ロッキー山脈の北部はいつもより残雪が多いという。

◆高温多湿は危険な組み合わせ

 NWS本部のジャックス氏は、高温はもちろん、高い湿度も健康を脅かす要素だと指摘する。湿度が異常に高いと汗が自然の冷却剤の役割を果たせないという。「汗が蒸発しないので、体が冷えずに体温の上昇が始まる」。

 7月後半に入ってから、暑さが原因とみられる症状で既に20人以上が死亡している。残念ながら、中西部と北東部、南部ではうだるような暑さが続くという予報が出ている。

 例えば、バージニア州スターリングのNWS支部に所属するカルバン・メドウズ氏は、ワシントンD.C.の最高気温は22日が摂氏38度、23日も36度になる見込みだと語った。また、米東部標準時の正午から午後8時にかけて高温警報が発令されたという。本部のジャックス氏も、アメリカの大部分で平年気温を上回る状態が8月まで続く見通しだと述べている。

Photograph by Robert F. Bukaty, AP

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全文章と写真を抜粋させて頂き、帰属をさせて頂きます。
心より感謝をいたします。

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日本も油断大敵ですからね‥
今のところ、寒気が居座り続けているから‥、
大気の状態が不安定で怖いけど、涼しいから有り難く感じます。
でも、寒気が離れたら夏本番になる可能性が在るから‥、

熱中症や夏バテ、夏風邪‥‥‥には、気をつけ無いといけませんね(;^_^A



 1頭のメスのホッキョクグマが、これまで知られていた中では最長となる連続9日間、687キロの海中移動を行ったことが、最新研究により明らかになった。687キロといえば、東京-函館間の直線距離に相当する。


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 このホッキョクグマが記録的な距離を泳いだのは、北極海の一部であるボーフォート海だ。ボーフォート海では、地球温暖化の影響で海氷が減少しているため、母グマは陸地や海氷を求めてより長い距離を泳いで移動せざるをえず、それが子どもの生命を危険にさらしている。

 例えば、今回記録を打ち立てた母グマの子どもは、海中移動を開始してから、次に母グマの所在が陸地で確認されるまでのいずれかの時点で死亡していた。その間には、母グマの体重も22%失われていた。

「以前はこれほど長距離を泳ぐ必要はまずなかったと考えられる。ホッキョクグマの進化の歴史上、陸も氷もない水域が687キロにもわたって続いていることは、ほとんどなかったからだ」と今回の研究の共著者で、ホッキョクグマの保護に取り組む団体「ポーラー・ベアーズ・インターナショナル」の主任科学者スティーブン・アムストラップ(Steven Amstrup)氏は話す。アムストラップ氏は以前、アメリカ地質調査所(USGS)でホッキョクグマ研究のプロジェクトリーダーも務めており、今回の研究はUSGSの主導で行われた。
 もう1頭、別のメスも12日間以上にわたって泳いだことが判明したが、こちらは移動の途中に場所を見つけて休んだとみられる。

◆長距離の海中移動で子グマの死亡率が向上

 生物学者の研究チームは、メスのホッキョクグマ68頭に首輪を装着し、2004年から2009年にかけてその移動を追跡した。このとき、研究共著者で、世界自然保護基金(WWF)でホッキョクグマを研究する生物学者のジェフ・ヨーク(Geoff York)氏が言うところの「技術と設計上の偶然」によって、ホッキョクグマの所在を示すデータに欠落があることに研究チームは気づいた。チームはその後、データの欠落箇所は、クマたちが海中にいた時期と相関していることを突き止めた。

 チームはGPSデータをもとに、メスのホッキョクグマたちが長距離(50キロ以上)の海中移動を通算50回行っていたことを明らかにした。そして、このデータと、子どもの生存率との相関を調べた。
「その結果、長距離の海中移動を行うホッキョクグマほど、子どもを失う確率が高かった」と研究の共著者で、アラスカ州アンカレッジで活動するUSGSの研究動物学者、ジョージ・ダーナー(George Durner)氏は話す。 長距離移動の開始前に子どもを連れていた母グマ11頭のうち5頭が、再び陸地で確認されるまでの間に子どもを失っていたという。

◆続く海氷の減少

 1995年まで、海氷は夏の間も、ボーフォート海の大陸棚沿いに残っているのが通常だった。アザラシの多いボーフォート海は、ホッキョクグマにとって重要な生息域だ。ところがダーナー氏によると、現在、ボーフォート海とチュクチ海では、海氷が沿岸から数百キロも後退しているという。
 2010年、北極の海氷域面積は、観測史上3番目に小さい数値を記録した。コロラド州ボルダーにある国立雪氷データセンターによると、原因の一端は、海氷が長期にわたって減少傾向にあることで、この傾向は今後も数十年続くという。
「したがって、長距離の海中移動を余儀なくされる状況は、この先も長期に続く可能性が高く、そして、子グマの死亡率が長距離移動と直接関連しているとすれば、このことはホッキョクグマの個体数に悪影響を及ぼすだろう」とダーナー氏は述べている。
 子グマが海でおぼれるのか、それとも、凍えるほど冷たい水の中を長距離にわたって泳ぐという、代謝に負担のかかる運動をするために、陸地や氷の上に着いた後で死んでしまうのかは定かではない。

 今回の研究成果は、カナダのオタワで開かれている第20回国際クマ会議で発表された。学術誌にはまだ発表されていない。

Photograph by Steven Kazlowski, Alaska Stock Images/National Geographic

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東京-函館間の直線距離を泳ぐのも凄いけど‥、
泳いでいる、その間に死去を
してしまう‥‥(;^_^A

なんか、考え深いものがあり‥
(;^^A
動物どうしでは、動物の言葉で話すが、人間に向かって動物は話すことや訴えることが出来ないから、
絶滅をしてしまうような、
気がして、守ってあげたいですね‥‥f^_^;



サイエンスポータル
July 21, 2011

 街路に日陰をつくることで夏バテ防止に大きな効果があることが、環境省の調査で明らかになった。
 調査はヒートアイランド対策として、夏の歩行者の熱ストレスを軽減する方策を調べるため、まずオフィス街として新橋、住宅街として国立市を選び歩行者を対象にアンケートを実施した。この結果、「暑くて不快と感じられる」原因は、主に日差しや路面の照り返しであり、暑いと感じる「歩道や交差点などの歩行者空間」に日陰を求めていることが分かった。
 計算機シミュレーションの手法を用い、1キロ歩いた時の歩行者が受ける熱ストレスを体温上昇と発汗量で比較したところ、日陰が途切れないよう7.5メートル間隔で街路樹を植えた歩道では発汗量、体温上昇とも約2割低減されることが確かめられた。一部日差しの当たる部分が残る間隔10メートルの街路樹がある歩道と、常に水分が補給される設備を備えた保水性舗装歩道の場合も約1割発汗を抑える効果があることが分かった。10メートル間隔で街路樹を植えた場合、信号待ちの区域にも緑陰を設けると、熱ストレス低減効果は7.5メートル間隔で街路樹を植えた歩道と同等になる。
 1キロ当たりの費用は7.5メートル間隔で街路樹を植えた場合、約460万円、10メートル間隔だと約380万円、保水性舗装にした場合はだいぶ高くなり約2300万円と試算された。
 調査結果は、個人の努力による効果も試算している。日傘を差すことによる発汗低減効果が、10メートル間隔で街路樹が植えられた歩道を歩くのと同等であることから、男性用日傘の商品開発・普及などの促進策も必要としている。
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この記事はサイエンスポータル
より

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街路樹は、植えるとしたら‥
葉っぱが大きいのが良いですね☆陽射しを遮るからね(^^ゞ

でも(;^▽^A‥ヒートアイランドに堪えられて、熱ストレスを軽減し、病気や虫に強い‥夢の街路樹て存在しないのかな‥(;^_^A