こんにちはマックです!

本日も思いつき小ネタUPですみません・・・


一週/間フレ/ンズを見ていて思いついたり。

いずれはちゃんと連載してあげたい・・・な。

(今ちょっと頭に余裕ない←)


蓮キョが同学年&クラスメイトと言う学園パラレル&パロです。

そういうのが苦手な方はばっくぷりーず☆








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「敦賀くん、付き合ってください。」


火曜日の放課後、人通りもまばらな廊下でそう声をかけてきたのは、同じクラスの最上さんだった。


「・・・うん、いいよ。喜んで。」


いつもと変わらないように返事をしたつもりが、その瞬間、彼女の肩が小さく震えるのが見えた。

だけど、その一瞬の体のこわばり以外は何事もなかったかのように、最上さんはホッとした表情を浮かべてニコリと笑った。


「良かった・・・。あ、あの私!これから委員会があって遅くなってしまうので、明日からよろしくお願いします!」

「終わるの待つよ?」

「えっ!?でも本当に遅くなると思うし、帰ってすぐ家の手伝いもあるから今日は本当に大丈夫なの。」

「でも・・・女の子一人で暗い道は危険でしょ?」

「いつもの事だから大丈夫。もう行かないといけないから・・・」

「本当に大丈夫?」

「はい、大丈夫です。では、明日からよろしくお願いします。」


こちらの返事を聞く前に深々と頭を下げて、彼女は渡り廊下をさっさと曲がり、俺の前から姿を消してしまった。



「・・・変な子。」


オレンジ色の夕日が差し込む廊下に取り残されたのは、微妙な気持ちにさせられた俺だけ。


今まで告白してきた子達は、付き合う事になったら全員と言っていい程すぐ「じゃあ蓮って呼んでいい!?」と名前で呼びたがり、「一緒に帰りましょう?」と続けた。

手も体も繋ぎたがるし「恋人」ってそういうものだと思っていたから、最上さんのこの反応は肩透かし・・・と言うか、斬新と言うか。

自分の中にもなかったから、ビックリした。



(まぁ、もともと真面目そうな子だし・・・話を知っていたら仕方がないのかな)


ふぅ・・・と溜息を吐きながら、彼女が消えていった廊下の先を見つめる。



俺には2週間以上続いた「彼女」がいない。

それはこの学校であまりにも有名な話。

だけど、その理由について過去の「彼女」達が喋る事はない。


それは何故かはわからないのだけど・・・

「彼女達」と続かない理由はいつも同じ。



俺が、「彼女」を覚えていないから。

だから「彼女」達は疲弊して、俺の元から去っていく。





そう。

俺は、付き合う事になった「彼女」の記憶を一週間保てないのだ。










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体調はよろしくないですが、これから懇親会頑張ってきますー!

景気付けって言うか・・・ね!自分を鼓舞しないとやってけないんですよコミュ症は←