こんばんはー!マックです。
えーっと・・・・・・・・・・バレンタイン?とうに過ぎましたね。←
連休の旦那在宅が響いて、VD当日更新は出来ませんでした。
(あと前日に心折れたのも原因)
とりあえずこのバレンタインネタをもって、2014年蓮誕まほうシリーズは終了です。
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
「・・・ゼリー?」
「はい、今年は白ワインを使ってみました。」
食後のゆったりとしたひと時に、俺の目の前にそっとサーブされたのはワインゼリー。
ピンクに色付いたエディブルフラワーが可愛らしく色を添える、透明なクラッシュタイプ。
台座が特徴的な背の低いデザートグラスの中でキラキラと輝いていた。
「いくら甘さ控えめに作ったって言っても、誕生日にご用意したのはケーキですし。あまり甘い物が続くと、モデル業もされる敦賀さんの体型に響かないかと…」
「それに、チョコはもう色んな方から戴いてると思いますし…」と、小さな声で続けて、キョーコはそのまま俯いてしまった。
―――ねえ、それってヤキモチやいていてくれているの?
自惚れてもいいの?
例え市販のチョコであろうとも、君がくれる物であればそれは俺にとっての『トクベツ』なんだよ?
「チョコレートでも何でも、キョーコから貰える物は何でも嬉しいよ?俺の体調も気遣ってくれてありがとう。」
いつもは見れないキョーコの珍しい嫉妬の片鱗が嬉しくて、そっと耳元で囁いてそのまま頬へと唇を寄せようとしたところ・・・ぐわっと顔を一気に赤く染めたキョーコに、慌てて距離を取られてしまった。
「こっ、今年のワインゼリーは本当に甘さ控えめにしたんですよ!なのでお口に合うかどうか・・・」
「ん?キョーコの作ってくれるものは何でも俺の口に合うよ?それに、甘さが足りなかったら―――」
既に深い関係になっているというのに、いつまで経ってもその反応なのが可愛らしくて堪らなくて。
でも、その距離が堪らなくもどかしくて、切なくて。
クラッシュゼリーをスプーンで掬い上げ、口の中へぽいと放り込むと、微妙な距離を開けたがる恥ずかしがり屋さんの首裏を抑えて、そのまま深く口付けた。
「ほら、これで甘くなった。」
「・・・それって本当なんですか?」
「本当だよ?もう一度、試してみる?」
すぐ側で感じる彼女の吐息が、ほんのり苦くて甘い、大人の香りを運んでくる。
二人とも同じ香りを纏っているんだと思うと、嬉しくて・・・
「もうっ・・・」と少々呆れ気味のキョーコの唇を、今度はゼリーなしで味わいたいと思った。
それは、愛で変わる魔法。
例えば、辛くて悔しい味の涙を流す日があったとしても。
君が隣にいてくれるだけで、それは希望の涙に変わる。
だから、ずっと隣で笑っていてくれないか?
俺の隣で、ずっと、ずっと―――
*スキビ☆ランキング *
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本当にいまさらーんなバレンタインっす・・・
お粗末様でしたm(__)m
最後の「ずっと」を何度も重ね使いしてるのは、某アニメEDの影響です(この情報だけでわかる人いるかなー)
秋から見てるのですが、このED可愛くって好きなのです。
まほうシリーズの蓮キョは可愛くね!がモットーなので、打ち出す前に何度も聞いてました♪
まあ、今は結局最後には「じーごーくー!」が勝つんですけどね…←