食後に『少しだけ散歩しよう』と言われて、一緒に歩いてきた近くの公園。
その一角には綺麗に手入れされた花達が咲き誇り、春を満喫していた。
「わぁ…綺麗ですね………」
「本当だね、綺麗だね。」
2人で並んで花を見る。
「この後は向こうの花壇のバラが綺麗に咲くんだよね。」
「バラですか、すごい!それもきっとまた綺麗なんでしょうね!」
「うん…また一緒に見に来ようね?」
花達をライトアップする淡い光の中、にっこりと微笑む姿はまるで妖精の王子様のようで。
頬が赤くなるのをはっきり自覚して、慌てて頷いて顔を逸らした。
(ダメ!心が奪われちゃう…っ)
敦賀さんってば、そんな特殊能力も持ってたなんて怖すぎるわ!
でも…今ならこの綺麗な景色と、敦賀さんのせいに出来るかな?
勇気を出して、敦賀さんの手をそっと握る。
「…!」
敦賀さんは少し驚いた顔をしてこっちを向いたけど、頬を赤く染めてぎゅっと握り返してくれた。
それは、勇気がだせるまほう。
もっと一緒にいたいと願う気持ちは、私を少し大胆にしてくれる。
………この日、私たちは彼氏彼女になりました。
************
キョーコバージョン終了。
お次は乙女な蓮の需要がわからないのですが、蓮くんも行ってみたいと思います。
そしたら家出中のめろが帰ってくるような気がして。
タイトルの『まほう。』が『魔法。』と漢字表記に変わるだけなので、わかりにくかったらごめんなさい………
その一角には綺麗に手入れされた花達が咲き誇り、春を満喫していた。
「わぁ…綺麗ですね………」
「本当だね、綺麗だね。」
2人で並んで花を見る。
「この後は向こうの花壇のバラが綺麗に咲くんだよね。」
「バラですか、すごい!それもきっとまた綺麗なんでしょうね!」
「うん…また一緒に見に来ようね?」
花達をライトアップする淡い光の中、にっこりと微笑む姿はまるで妖精の王子様のようで。
頬が赤くなるのをはっきり自覚して、慌てて頷いて顔を逸らした。
(ダメ!心が奪われちゃう…っ)
敦賀さんってば、そんな特殊能力も持ってたなんて怖すぎるわ!
でも…今ならこの綺麗な景色と、敦賀さんのせいに出来るかな?
勇気を出して、敦賀さんの手をそっと握る。
「…!」
敦賀さんは少し驚いた顔をしてこっちを向いたけど、頬を赤く染めてぎゅっと握り返してくれた。
それは、勇気がだせるまほう。
もっと一緒にいたいと願う気持ちは、私を少し大胆にしてくれる。
………この日、私たちは彼氏彼女になりました。
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キョーコバージョン終了。
お次は乙女な蓮の需要がわからないのですが、蓮くんも行ってみたいと思います。
そしたら家出中のめろが帰ってくるような気がして。
タイトルの『まほう。』が『魔法。』と漢字表記に変わるだけなので、わかりにくかったらごめんなさい………