2回に分けて記事にしてきた”バルーンベールの作り方”
次回は仕上げです・・・と書いておきながらもうひとつお伝えしたいことが出てきてしまったので仕上げの記事は後になってしまいます。
すみませんあせる

今回はバルーンのバランスについてです。
これとても大切です。

前回はチュールをバルーンの形になるようにギャザーを寄せて留めた所まででしたね。

前後ともに仮止めしていますから、最終チェックでバルーン型がきれいにでているかどうか、頭に実際につけてみて前後左右から見たバランスをチェックしましょう。

写真はいろいろな角度から撮影されるのでぬかりないように。

またベールダウンする場合ですが、前ベールはこんな感じで顔の前に来ます。

次女の希望は手を胸の前で組んだ時に丁度ベールがかかる程度の長さということだったのでこの長さになりました。

このように手を組んだりブーケを持って撮影することもあるので、そのあたりも考慮して長さを決めるといいですね。



ベールダウンする時の注意をひとつ。
最初は後ろにあるベールを前に持ってくるので、おろす時にひと工夫が必要になります。

この絵のように後ろにある時は右カーブでの内巻きになっていますが。。。



ベールダウンすると左カーブの内巻きになります。



ベールダウンする時に手で反対の内巻きに直す必要があります。

私も手で一生懸命内巻きになるように直しながらベールダウンしていました。



これは挙式時に新郎様がベールアップする時も同じこと。

前で左カーブになっているベールをあげたときに後ろベールを包み込むように内巻きにしないときれいなバルーンになりません。

娘たちも何度か家で練習したらしいですよ。

きっと本物の製品のバルーンベールだったらこんな苦労はないのかな?とも思いました。

それについて触れている花嫁さんのブログはどこにもなかったのでね。

もしかしたらすご~~くやわらかいチュールのベールでスルスル~~って生地が勝手に直ってくれるのかもしれません。

とにかく見たことないので何とも判断できませんが・・・

これで苦労したくない方はなるべくトリートの製品に近いチュールを選ぶといいかもしれません。

そんなことも踏まえて最終的なバルーンの形チェックをした方がいいのかなって。

頭に載せてベールダウン&アップを繰り返してみていつでもきれいなバルーンがでるような状態のギャザーをつくることができたら成功です。

次回はいよいよ本当の仕上げです。