今日、小5の時の担任をふと思い出したから文章にしてみようと思う。

その担任は柔道でもやってたんかって感じのガタイで、見た目は威圧感のある男の先生だった。

でも話してみると面白く、生徒とジャンプの話なんかもしてくれる親しみやすい先生。



と最初は思ってた。このクラスの担任は良い先生だって。



そんなこと全くなかった。担任はいつも話が鬼長く、帰りの会はその話の長さで学年でいつも帰るのが遅いクラスになった。

説教だけで授業2時間分潰れたこともある。よりによって図工の時間に。


怒るとほんとにめちゃくちゃ怖く、クラスに1人問題児がいたんだけど、そいつを廊下に出して閉めたドアが勢い良すぎて反動でドォン!って戻ってきた。


そして自分語りも多かった。

・自分は昔、議員かなんかの秘書だった(もう覚えてないが議員の名前も言ってて後日友達が調べたらそんな情報はなかった)。

・いつかの担任になったクラスでキレて、生徒達が新学期の最初に作るでかい学級目標の紙を生徒達の前でビリビリに破いた。

・小2の担任になって、怒って泣かせた

など


そして他のクラスの噂ではキレて黒板を殴って黒板が凹んだとかなんとか。


そんなある日、自分達のクラスで今でも覚えてる子達がいるあることが起きる。


「最近英語の授業態度がクソわりぃって聞いたんだけど」

から帰りの会は始まった。

英語の授業で窓際の生徒達がうるさかったと教科の先生から聞いたらしい。


で、そこで注意するまでは別に普通だった。


担任はカッターを投げた。





ほんとに





流石に刃は出てないけど、窓際の生徒に向かってカッターを投げたのだ。




あれは今までの担任の中でも結構すごめのシーンだったと思う。



記憶って嬉しいことより嫌なことが覚えがちだから、こういう嫌なことは大きくなっても鮮明に覚えてるんだなぁって思うよね。優しい先生もたくさんいたけど、同じくらい嫌な、というか心の底から嫌いになった先生もいたし。


教師って大変な職業だとは思うけど、カッターを投げることは無いようにしてほしいって思った今日でした。