横浜に住み始めて丸7年が経ちました。
横浜は観光地や遊ぶところが多くて、何より大好きな海に近くて、本当に
「住めば都」という言葉をしみじみと感じた7年でした。
…ですが。
産まれた時から22年間を住んでいた埼玉の、「埼玉スピリット」というものがすっかり染み付いてしまっているようで。
よくネタにされる、横浜に対しての埼玉県出身者の劣等感がぬぐえないんですね。
特に、横浜大好き!横浜サイコー!という地元愛の強い横浜出身者にはどうしても身構えてしまう。
はいはい、横浜様とは同じ土俵に立てるとすら思ってませんよ、関東は横浜一強、白旗でぇす~
というスタンスでいつも対応させていただいております。
横浜にたてつくなんて、戦車に素手で突っ込むようなもの。
埼玉県民は、肩を組み合ってお互いを慰め合うのを楽しんでいるような気もしますし…。(←)
埼玉県民からしたら、横浜ってあのお東京を超えて行かなければならないから、
なんせ遠いイメージなんですよね。
まさしく越境。
埼玉の地元の友だちは、未だに「横浜なんて用がない限り来ないわ~」ってブツブツ言いながら来てくれたりします。
まぁそれ以上に横浜市民は埼玉に用時はないですけどね。
横浜の良いところは、もう数えきれないほどあるし、わたしなんかが書くに値しないので
そんな、すんばらしい横浜のどぉぉぉぉしても住んでいてイヤなところ2点を書きます。笑
まず1つ目。
「トンビに襲われる」
実際住んでみて実感したんですが、横浜ってとにかくトンビが多い…!!
みなとみらいや、湘南(←横浜じゃない笑)は、言わずもがな
やたらとトンビが多くてビビります。
食べ物を手に持ってると、とにかく危険です。
彼らは音を立てずに上空を旋回して、直滑降で食べ物めがけて下りてきて、
一瞬にして奪っていきます。
食べ物を奪われた身としては何がなんだか理解できず、頭の中は真っ白に…。
まさに口に入れようとしたものが、一瞬でなくなったんですから…。
この7年で何回もそのような現場を目の当たりにして、屋外で何か食べるときは上空を確認してから食べるようになりました。
特に、子どもたちと公園でお弁当を食べるときは、テント一択!!
レジャーシートだと、どうぞ来てくださいと言わんばかりの狙い放題です。
そして、さらに厄介なことは、沿岸部でなくてもまあまあな内陸部でもヤツはいるんですわ(涙)
群れじゃなくて、はぐれてしまったのか一匹だけの孤軍奮闘するトンビが…。
うちは沿岸部から車で30分くらいなんですが、ずーーっとここら辺を飛び回る1匹がいるのよ~
その昔、うちの旦那は帰宅途中に空腹に耐えられず、駅から自宅までの間に食べ歩いていたハンバーガーを見事に奪われましたとさ。
海なし県、埼玉にはトンビはおらんぞ…!!(そらな。)
トンビがこんなに恐ろしいものとは、横浜に来て身をもって知らされました~
もうヒッチコックもびっくりなトンビですわ。
で、次。
横浜のイヤなところ、2つめ…!!
「とにかく坂が多すぎる」
はい出たどんっ。
横浜…えぐい傾斜の坂多くないですか…?
街中からちょっと外へ向かえば坂、坂、坂ーーーーー!!!!
たまにはいつもと違う公園へ子どもたちと行ってみようかな♬、とケータイのマップで調べると、
道の傾斜まで表示されないので、どえらい坂に遭遇することがあります。
こんな傾斜だとは聞いてなかったぞおおおおお!!!
と、奥歯を噛みしめながらチャリこいでたりします。
あ、横浜では電動チャリは必須です。
普通のチャリは役に立ちません。
振り返れば電動チャリと駆け抜けた7年間だったわ。
アプリにもよりますが、マップはあてにならないことが多いです。
武蔵野の平野を駆けまわった野武士の埼玉県民からしたら衝撃です。
そして、坂を利用して傾斜の上にたっている家が多くて驚きます…!!
だから遠くから見ると、坂のうえに建つ家が一望できたりするんですよね。
なにより驚いたのは、電車のトンネルの上に家がたっていること。
高架化された線路のうえを電車が走り、トンネルに入っていくのですが、その丘のうえには家がたっている
これはトンネルはJRのものだけど、土地はこの家主のもの…??それともJR…??
家の下を電車が走っていて振動や騒音は大丈夫なのか…?!?!
といろんな疑問が浮かび、今でもめちゃめちゃ気になります。
誰か教えてほしい…。家主にピンポンして聞く勇気はない…。
とまあ、せっせと埼玉出身者が悪口を書いてきましたが、最初にいったように
「住めば都」
これからもキラキラとした横浜で、トンビに注意を払いながら、坂にヒーヒー言いながら、
横浜LIFEを楽しみたいと思います。