寒い日が続きます。
昨日はあちこちで雪が降りましたね。
しかも、ぱらぱらじゃなくて積もるかな?と思わせるほどの雪。
小さいころは雪と言えば一大行事でした。
落ちてくる雪を眺めているのも楽しいものでしたし、
積もれば庭で雪だるまをや滑り台を作ったりとか、
とにかくテンションが上がったものです。
たくさん雪が積もった年には、
日陰になる裏庭にいつまでも雪が残っているのを
なんとなくうれしい気持ちで見ていました。
春は苦手です。
根強く残っていた雪も解けていって
否応なしに日々が進んでいくのを自覚させられます。
寒い冬に気分が落ち込む人は多いと思いますが、
私は冬の終わりが一番落ち込むかもしれません。
花開く植物や芽吹いていく木々、
鮮やかになる風景にどうしても気後れしてしまうから。
雪の話にもどりましょう。
雪となれば無条件で喜んでいた私も、
いまや「明日道路が凍結したら困りますね」
などと世間話をしています。
でもなんとなくそわそわと窓の外を伺っています。
口では明日の路面の状態を心配していても、
ひそかに雪が積もるのを期待して。
心なしか周りの人も、窓に目をやる回数が
増えているような気がします。
雪で高揚する気持ちはなかなか変わらないようです。
どうして人は舞う雪を見て無邪気になるのでしょう。
いつものまちのいつもと違う光景が見られるからでしょうか。
でもなぜか、
積もって残りいつものものになった雪が消えていくときは
それが現れた時とは違う感情に襲われてしまいます。
慣れた景色が変化する、それだけのことですが。
