我が家の
ぎりぎり内野聖陽さんが
1、2日と有給を取ったので、

怒涛の9連休となった。

長女あおと次女ももは
学校なので、

家に残った親二人。

どこにも
出かけないのも

もったいないので、 

二人で出かけることにした。

持ち物は、
お弁当二人分、お茶、

線香、数珠に、御供えのお花。

向かった先は、知人のお墓。

親二人、
とてもお世話になった故人。

おしゃべりと
賑やかなことが好きな人だった。

数年前、

入院先の病院へ
お見舞いに行ったら、

心臓の発作で倒れ
救急車で運ばれて

数日なのに、

ほぼ一人で
2時間話し続けていた。

その後は無事退院。

数年後、

また

発作を起こし、
帰らぬ人となった。

仕事を辞め、

残りの人生を
楽しもうという矢先のことだった。

お墓は、
先客があったのか

きれいに掃除され、
花も供えられていた。

旦那と二人で

故人の生前を思うと、

正直

周囲の人に
愛されてとは

言い難い
生き方をしていたので、

「良かった、良かった」と
墓を後にした。


前日に

我が家の
台所西友で購入した
お弁当を食べるため、

川へ立ち寄る。


次女ももが
一緒に来ていたら、

川の音に怯えまくり
お弁当を食べるどころではない。

長女あおが
一緒に来ていたら、

観光客の多さに悪態をつき
出掛けたことを後悔しただろう。

そんなことを思いながら

お弁当を完食し、
帰路につく。


駅にて


日本酒で献杯。

これまた、

酒を飲めない
旦那が一緒に来ていたら




いたわ。

酒臭い!と言い残して、
店を後にした。

旦那の発言に
顔をしかめる他のお客たち。

居た堪れない気持ちの私。

日本酒は
とても美味しかった。