フリースクール業を始めて、

早5年が経過しました。

毎日こどもたちと過ごしていて、

楽しく成長を見守らせて頂いておりますが、

学校との連携は正直、とても難しさを感じています。


その大きな要因の一つは受験にも関係する

評価のところだと思います。

不登校、「無理に学校にこなくていいよー」に

ここ数年で体制は変わったのですが、

フリースクールから学校への連絡は、

出席日数と簡単な活動の報告のみ。

学校に行っていないだけで、

フリースクールに通う子たちの内申は

「1」です。

進学の幅は遠方定員割れの高校(小規模のため、暖かく新しい取り組みを実施されてるところも多いとききます。)や通信制高校、定員割れ夜学など広がっているのですが、

この「1」は不必要ではないかと思います。

そこで、

新しい教育を支援する立場から、

学校評価や入試こうあってほしい!を勝手に羅列していきます。ウインク


1

学校外活動レポートやプレゼンを入試で点数化してほしい!


その子がなにに興味を持って取り組んでいるかを

しっかり見てほしいのです。

これは、たとえば、絵が好きなら絵の公立高校への進学が可能になるという意味でも素晴らしいですし、

(今は内申3とかじゃないと入れません)

なにより、学校外の施設と学校が子どもたちが

今どんな活動をしているのか共有することによって、

より多くの点で

子どもをサポートするネットが構築できるという

意味もあります。


2

各種検定試験や資格試験の点を受験の点数として

変えてほしい。


大学でも今そうなっていますが、

英検数検理科検定社会科検定など、合格したら受験教科免除とか素晴らしいです!

これは、何度も個人のペースでチャレンジできることが、大変ありがたいこと、

そして、一教科⚪︎級集中で自学できるので、

ペースを掴みやすく、そして、自信につながりやすいです。


3内申を加味しない本番点数のみの合格枠を

上位何割かでどの学校でも作ってほしい。

これは、内申を気にせず勉学に集中できること!!!

これが素晴らしい!!!


神様、仏様、文科省さま

私たちにとっては現行内申制度は不必要です。


むしろ子供達に不安と圧迫と

つねに他者による

外発的動機づけが行われることにより、

本来の学習意欲の低下という

不利益しか与えていません。


ランキングや他者からの評価により、

意欲が高まるときや子もいるかもしれません。

それはそれを自分で望んだときのみにしてくださいまし!!


よろしくお願いします!


追伸


個人ラインで、この評価、内申の関係にコメントが入ってきたのですが、この「内申」制度、意欲関心を「評価する」という捩れで、学校通ってる子ども達にもかなりの負荷がかかっているようです。先生によく思われるように行動することが、彼らの行動の主軸に置かれかねない今のこの制度、本当にこのままでいいのでしょうか?先生方も?と思われてる方、一定数いらっしゃるのではないかと思います。テストは締め切りがある学び方、学習が身についてるかの確認、それの改善の模索ということで必要だとは思いますが、giftedやディスレクシア、あるいは学習のペースがゆっくりな子や早い子、学習へのアプローチにステップが必要な子、興味関心に大きな偏りがある子などに、これらの評価は時に恐ろしいほどの足枷となりうることを、文科省さま、ご考察ください。文科省で働いてらっしゃる多くの方は遅くても中学から私立中高一貫校に通われていらっしゃる方が多いでしょうか?公立中学校の内申制度について、今一度是非ご検討ください!!