あれだけ事件だった手術の件を忘れてきた。

覚えておくためにアウトプット。
骨折治療のための手術は、
保存療法(ギプスで固定)では治らない場合に行われるとのこと。
骨折観血的手術という総称がある。
さて、私の場合は折れた骨が肩の筋肉の収縮に耐えられず筋収縮と一緒に骨の破片が関節の方に入り込んでいるというもの。
先生はとても丁寧に説明してくれたけど、
とにかく、外科手術でしか治せないことは痛いほどわかった

入院後、先生から改めて手術の説明。
それから看護師さんからは手術前後の流れを全部説明してもらった

当日。
当日の朝6:30から水分を含む絶食。
ミネラルと胃薬の点滴が始まる。
注射針が嫌いな私にはツライ。
針が自分の体に刺さってる状態がなんだか気持ち悪いのです、、
そして先生がやってきて、
手術箇所の最終確認をする。
約2時間の点滴中に手術着へ着替える。
コレね。問題の。
そう、T字体。いわゆるふんどし。
点滴がついて自分でうまく動けないので看護師さんに着替えは全て丸投げ。
介護老人の気分。。
無事、T字体と手術着に着替えて朝からやってきた母とひたすらぼーっとテレビを見ていました

ちなみに一回、点滴をガラガラ引きずってトイレに行ったところ、
ただでさえ右腕使えないのに左手は管につながれ、
そして術着が上半身から脱げて自分ではどうにもできなくなってトイレからナースコールしました

9:30
そろそろ移動しますよー!
と看護師さんがやってくる。
手術室に自分で歩いて移動
(予想外w)
手術室、生まれて初めて入ったけど
ドラマで見るより雑然としてた。←
自分で歩いて入室、
自分でベッドに横になる。笑
事前に聞かされていた通り、
そこからいろいろ器具を繋がれ始め、
そろそろ全身麻酔と、
酸素マスクをつけられたところで
緊張がピーク!!!
心電図モニターにすでに繋がれてるので、
私の異様な速さのドキドキがバレバレ

看護師さんに励まされる。
緊張してますかー?

大丈夫!みんなこうなるから!
そうかみんなこうなるのか。笑
その後点滴の管から薬を入れられて意識を失うのですが、
これからいれますねー!
と言われた後いつ意識をなくしたのかわからないレベルで何もわからない。。
薬の力しゅごい。
説明では意識をなくした後、
喉からカテーテルを挿入して
肺に直接ガスを送って全身麻酔をかける
と聞いてました。
終わりましたよー!
次に気付いた時はもう起こされた時。
手術中は見事に何にもわからないものです。
なんか頭がフワフワする。
眠い。。
そんな状態でベッドに寝たまま病室へ帰還。
起きてはいるけども正直朦朧として
全然元気じゃない。
〜この時の体感〜
・喉が痛い(麻酔のカテーテルのせい)
・頭がフワフワ
・右肩から右手にかけて一切動かせない
・気持ち悪い
・ウワサの尿道カテーテル入ってる…
・左は点滴、右はドレーン、鼻には酸素チューブ
術後は1時間おきに看護師さんがバイタルチェックにやってきます。
寝ようにも眠くなれず
ずっと仰向けでだんだんお尻が痛くなり
時間が経って右肩以外少しずつ動かせるようになっても体勢は変えられず

術後3時間
酸素チューブを外して、水を飲む許可が出る

右手は痺れて動かせない。
尿道カテーテルを意識するも何もできず。
いつオシッコが出てるのか謎。
術後6時間
夕食の時間に軽食が出る。
パン🍞
自分の力で起きることすらできないのに無茶ぶりだな。と思いつつ電動ベッドに身を任せて決死の思いでモグモグ。
鈍痛があるものの、あくまで鈍痛。
全身の動きは鈍く左腕だけしか動かせず。
術後8時間
ついに麻酔が切れ始める。
正確には、三重にかけられた麻酔のうち、
神経ブロックが切れた模様。
それまで肩の感覚がなかったのも
右手が痺れて動かなかったのも
麻酔が残ってたからなんだが、
だんだん鈍痛が激しくなり
ついに完全に麻酔が切れる消灯時間。
激痛だった。
仰向けでいたせいで腰が痛いのなんてどうでもよくなるほどの痛み。
肩近辺が満遍なく痛い、
その辺が燃えていて
中から破裂するんじゃないかと思った。
あらかじめ痛み止めの存在を言われていたので
速攻で申告。
筋肉注射か座薬になるけど、どうする?
うう、どっちも嫌だ、、
どっちも嫌だが即効性があり、
眠くなると言われた注射を選択。
痛いよ、と予告されたので
万全の覚悟で左肩を差し出したものの、
右肩が痛すぎて注射の痛みはホコリのようなものだった。

しばらく耐えていると何となく緩和されたような気が。
そのまま1時間ばかりうとうと。
が、その効果が続く前に痛みのあまり覚醒。
再び見回りの看護師さんに泣きつく。
痛い〜

注射打ってから3時間くらいしか経ってないので今度は座薬。
効きますように効きますように。
プラセーボ効果でいいから…!
という願いも虚しく全く効かない。

隣のベッドから聞こえる熟睡の寝息を
死ぬほど恨めしく思いながら
ついに呻き始めるわたし。
ふぎゃあああああああ
無理無理無理無理
やばすぎいいいいいいいい
そして全く眠れないまま朝を迎えたのでした。
結論。
手術そのものは寝てる間に終わるのでなんともない。
問題は術後。
身体のダメージが全部のしかかってくる時が最も辛い
