Tomando mi tiempo

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メキシコに1年間交換留学で行っている大学院生です。お酒と旅行を愛しています。

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1月もだいぶ過ぎましたが、新年一発目の更新です。明けましておめでとうございます。皆さんはどんな新年を迎えられましたか?僕はというと、ルームメイトの実家にお邪魔して、家族みんな(といっても親戚全部集まって30人くらいの大所帯)と年越しを祝いました。12時を回ったところでみんなでFeliz año nuevo(新年おめでとう)と言いながら一人一人とハグをして回っていました。
長らく一人暮らしをしていて忘れかけていたけど、こういう節目というのをみんなで祝うことの良さに改めて気付いた気がします。

8月の半ばから始まったここメキシコでの生活もおよそ5ヶ月が経とうとしており、早くも折り返し地点にさしかかってきました。こっちの大学の新学期は1月に始まるので、僕は今タームから改めて大学に入り、授業をうけ、論文を書く事になりました。先週から新学期が始まったばっかりなのでまだあたふたしてますが、新しい環境も楽しそうです。勉強はきつそうだけど。
最近はここではもっぱら旅行のことしか書いてない気がしますが、そのうち大学のことについても書こうと思います。

ということで、今回からは冬休みの旅行について書こうと思いますので、もう少しばかり旅行ネタについてやってください。


今回の旅行はクリスマスと新年をルームメイトの実家で迎えるという以外は全く決めていなかったので、ある程度の行き先だけ決めといて、割引のバスのチケットがある方へと向かって行きました。


最初に訪れたのはプエブラ(Puebla)。メキシコシティから2時間ほどのとこにあって、碁盤の目に並んだ奇麗な町並みと、近郊の町チョルーラ(Cholula)でちょっとした観光地になっている場所です。

その、チョルーラ。ここにはアステカ(多分)の遺跡(ピラミッド?)があることで有名です。
その遺跡というかピラミッドというかよくわからないものは、チョルーラの町の中心にある小高い丘に建設されたものです。ピラミッドというと以前紹介したテオティワカンのような、石造りの三角形の山のようなものが思い浮かびますが、おそらく儀礼的な目的で建設された遺跡群をここではピラミッドと言っているようです。
その遺跡ですが、外から見ていて何やら昔に作られたようなものがあるわけでもなく、丘の上になにがあるのかというと、教会。というのも、スペイン人がメキシコを征服して行ったとき、先住民文明の中心地にことごとく教会をたてていったからなのです。テオティワカンなど保存されたものを除き、たいていの先住民国家の中心地には、教会が立っています。スペイン人が自分たちの力を示すためにしたのだと言われています。

それがこんな感じ。
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歴史とかを抜きにしても、大きな丘の上にぽつんと立った教会と、その下にある遺跡。一見ミスマッチなこの組み合わせも、なぜか見ているとなんかこの世のものとは思えないような気持ちになってきて、それは興奮してみていました。雰囲気あって、メキシコシティからも近いので、行く価値のある場所じゃないかと思います。
旅行の予定を変更して、昨日からメキシコシティから比較的近い町を回っています。
というのも、いざこないだのブログの次の日バスターミナルに行ってみたら、オアハカ行きの学生チケットがもうなかったからです。定価で行く事はできたけど、そもそもノープランの旅だし、半額になるって聞いた上であえて定価で行くのもしゃくだったので、行き先を変更して昨日プエブラに行きました。もちろんこっちは半額で。
プエブラからクエルナバカを経由して、今はタスコというところに来ています。銀の町として有名な場所で、谷あいにあるとても奇麗な場所です。追って写真と一緒に詳しく書こうかと思います。

町はクリスマスカラーで、聖歌隊の行進を先程までしていました。明日はクリスマスイブ。町がどんな顔を見せてくれるのか楽しみです。明日の朝にタスコを発ち、アカプルコにあるルームメイトの実家に行ってきます。

では皆さん、メリークリスマス、そして良いお年を!
¡Feliz Navidad y nuevo año!
明日からOaxaca, Acapulcoに旅行してきます!
Oaxacaは最もメキシコらしいと言われる都市で、Oaxacaを知らなければメキシコを知った事にはならないと言われるほどの場所。Zapotecaと呼ばれる文明があって、その遺跡でも有名です。

そして、Acapulcoは言わずと知れたリゾート地。ルームメイトの母方の実家がそこにあり、父方の実家がその近郊の村にあるというので、観光客でにぎわうAcapulcoのビーチと、人の少ない静かな奇麗な海が見られるとのことで、とても楽しみにしています。


メキシコ国内の移動はもっぱらバスですが、この時期は学生には、休暇割引なるものがあるそうで、バスの値段が半額になるものがあるとのこと。人の移動が多くなるシーズンにあえて、値段が下がるというのは普通の感覚とは逆ですが、ありがたいものです。労働市場が流動的で、(要するに人が仕事を首になりやすく、また新しい職にもつきやすい)ハイシーズンにバスの増発などがしやすいから可能なのかな、と思います。まあ本来なら需要を吸収できるならば需要が多いときには価格は下がるべきで、理にかなっている、のかな?
まぁ下らない御託はおいといて、なにより安いのはすばらしい!ということで。


荷物のパッキングしなきゃ。。。その前に論文を一段落させなきゃ…。では、この辺で。
先程、メキシコのGuerrero州を中心とした大きな地震がありました。幸いにも住んでいるところの近くはそれほど揺れませんでしたが、Guerrero州では震度6を観測するなど、大きなものだったようです。Guerreroには1、2週間後に行く予定があったので、ちょっと心配です。

ここメキシコシティとしては、震度3くらいかな?という感じでした。これくらいの地震には慣れていたので、地震が起きたときは多少警戒しながらも、平静でいました。3.11 がちょっと思い出されて揺れ始めた瞬間はちょっと怖くなりましたが(ましてやここは耐震という言葉とは無縁そうなメキシコです)、すぐにたいした事でないと気付き、大騒ぎしている隣人たちを見てむしろ滑稽に感じたくらいでした。
ただ3.11の前も小さな地震が続いていたので、今後気をつけなきゃなと思ってます。


さて、前回の続きで11月1、2日の死者の日の旅について書きたいと思います。


Tzintzuntzanを後にして、これまた死者の日で有名な町Pátzcuaroを経由して死者の日のお祝いに、灯籠流しのようにofrendaを島の周りに流していく様の奇麗さからとても有名な、Isla Janitzioに行きました。

Isla Janitzio(以下Janitzio島)はPátzcuaro湖に浮かぶ小さな島で、Pátzcuaroからフェリーで30分程度の場所にあります。
Janitzio島の名物になっているのが、この小舟から大きな手網で魚を捕る漁です。5、6人の漁師がそれぞれ一つの船に乗り、きれいな円を描くように輪になって魚をとっています。もっとも、捕れたところを見れなかったので、どの程度すごい職人芸なのかは分かりませんでしたが。

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これはPátzcuaroから向かうフェリーから眺めていたのですが、彼らが漁をしている横に来ると、フェリーも観光客の期待に応えるかのように一度停止しました。意外と粋な事をするな、と思っていたらそこはお約束、漁師の方がフェリーに近づいてきて、観光客にチップをせがんでいました。いかにもメキシコらしいなとこのとき思わされました。


フェリーが島に近づいて、とれたのがこの写真。

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島のてっぺんにある巨大な聖母像はこの島のシンボルになっていて、登る事もできます。しかも、突き上げている右手の部分まで登る事ができて、Pátzcuaro湖に広がる絶景を見ることができます。
僕ももちろん登って、夕日が沈むとこを見ていました。周りの他の島も比較的高くて山脈のようになっていて、聖母像の頂上からの眺めは周りに何もないところから(というか海の上から)山際に沈んでいく夕日を見ているようで、まさに絶景でした。ただ登った瞬間に電池が切れるというカメラのおかげで、写真はとれませんでしたが。

Janitzio島の名物は、ここでしか食べられないというPescado blanco。日本語にすると白魚ということになりますが、地元島根の名産である白魚とは似ても似つかないもので(そりゃそうか)、単に白身の魚だから安易にそう呼んでいるだけじゃないか?と思いました。ただこの魚を卵と衣をつけて揚げた(調理法名は忘れましたが)ものはとてもおいしかったです。


死者の日の灯籠流しの跡が見れるかなと期待しながら島を散策していましたが、やはりこの行事は1日の夜にしか行われないようで、島は既に祭りの後といった感じでした。なのでいつも通りにゆったりと観光してました。僕は島を旅するのがとても大好きで、ここもまた例外ではありませんでした。どこかゆっくりとした時間が流れていて、島の人はとてもフレンドリーで居心地がいいものでした。

2日の夜には老人のためのお祝いがあったらしいですが、その前に島を後にせねばならず、見ることはできませんでした。夕方に島を出て、Pátzcuaroを見て周りました。

Pátzcuaroは外国人観光客が死者の日にこのあたりの町の中で最も集まる場所ということで、1日の夜にはとてもにぎやかなお祭り騒ぎがあるそうです。ついたときは2日の夜でしたが、この日の夜もそのようなお祭り的な雰囲気がないかと期待していました。ですが既にそんな気配もなく、中心部で大きな市がたっていた以外はこれといって特別なものは感じられず、すぐにバスターミナルまで向かってしまいました。


その日の夜行バスでメキシコシティまで帰りましたが、いつものごとくバスの中では爆睡。ついたら運転手に起こしてもらうのが最近の常になってます。それはさておき、今回もいい旅でした。
ブログ連投です。やっぱ書こうって気があるうちに書かないとネタばっかりたまっちゃいますよね。

今夜の8時前になりますが、こっちについた頃はまだこの時間は明るかったくらいなのに、今ではすっかり暗闇になっています。もう12月ですね。また長い休みがくるので、どっかに行こうかと思いますが、寒さに億劫になってなかなか計画も立てられずにいます。
今年の年越しはどうしてるんだろうか見当もつきませんが、誰かどうするべきか提案してもらえませんか?


さて、今回は11月の頭にあった、死者の日(El día de muertos)という祝日について書こうと思います。
これは日本でいうお盆にあたる、カトリックの故人を偲ぶ祝日です。カトリックの国ならどこでもあるはずと聞いたけど、実際のところメキシコ以外で存在しているのかは分かりません。11月が近づくと町のいたるところでofrenda(お供え物)がみられました。お供え物とはいっても、一般的なお花や食べ物飲み物に加えて、ガイコツの作り物があったり、 とても色鮮やかだったりと、メキシコ人独特の感性が感じられるものです。

死者の日は11月1日、2日の二日間ですが、その前から通っている大学の庭においてもofrendaが次々と飾られて行きました。

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なかなか個性的なものばかりで見てて飽きません。

この大学は毎年一人の故人をテーマとして取り上げ、それにそって皆がofrendaを製作していきます。

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今年のテーマはアルゼンチンの作家、ボルヘス。


さて、この二日間の休みを利用して、死者の日のお祝いで有名なMichoacán州に行ってきたので、そのことについて書こうと思います。なんか旅行の事ばっかりかいてる気がするけど、まあいいか。
おそらくこの日のことで日本で一番知られているのはPátzcuaroの近くにあるIsla Janitzioという島ですが、最も大きなお祭りが開かれる1日の夜にはその近くのTzintzuntzan(ツィンツンツァン)という村にいました。ここは大きな墓地があって、その墓地のofrendaがとてもきれいな事で有名な村です。

この村をもう一つ有名にしてるのが、このyacataと呼ばれる遺跡。
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スペイン人がくる前の文明の遺産ということですが、あまりにも大きくって、これが何だったのか皆目見当がつきませんでした。
村の高台にあるため、遺跡からはPátzcuaro湖と村の景色が見渡せます。

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いつもはあまり口にしない食べ物も味わいました。メキシコシティから西に位置するこのMichoacán州では、以前紹介した大粒のトウモロコシのスープpozoleや、揚げたタコスのようなものにサルサをかけたenchiladaといった食べ物が多く見られました。
写真は、ビールにトマトベースのサルサ、チリ、レモンを入れて飲むメキシコ版レッドアイの様なmichelada。
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この写真は死者の日にお供え物にも使うpan de muertos。もちろん食べもします。味は甘いメロンパンみたいな感じです。
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夜が更けてきたら、村の墓地に向かってみました。とてもカラフルに彩られていて、きれいでした。

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日本でお盆というと、仲間内で故人にお祈りをささげる感じですが、こっちはみんなでお祭りのように楽しんで、僕のようなよそ者でも快く迎えてくれます。



その後、遺跡の広場における特設ステージでイベントがあったのでもう一度遺跡に戻りました。
死者の日を記念して、先住民の音楽や舞踊を見ることができました。

歌の歌詞も全部先住民の言葉で、どんな意味があるのかはよく分からなかったけど、儀礼的なものが強いのだろうと思いました。
ユニークだったのが、この魚ダンス。もちろん、最後には魚は網に捉えられてしまいます。

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ダンスのフィナーレは、踊り手が花火のでるやぐらのようなものをかついで、花火をまき散らしながら踊るこのダンス。観衆には逃げ回るものもいたり、突っ込んで行く人たちもいたり。

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ダンスの後には、先住民のスポーツ、Juego de pelotasが行われました。これはホッケーの様な感じですが、ホッケーと違うのは、厳密なラインがないため、取り囲む観衆が競技のスペースを定める事です。
もう一つ決定的に違うのが、ボールに火をつけて行われるということです。
もちろん、シュートする時は観衆めがけて打ってくるので、恐怖です。

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こんな感じの民族衣装を着てやっています。かなりの薄着ですが、相当寒かったりボールが来たら相当熱かったりするんだろうなって思いながらみてました。

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本当に珍しいものが見れたなと思いました。
その後、もう一度墓地を見てから、宿につきました。



翌日もう一度墓地にいったら、また違った景色が見えました。バックに見えるのは高台の遺跡で、とてもいい眺めです。

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その後Tzintzuntzanを後にし、次の目的地PátzcuaroとIsla Janitzioに向かいました。
この続きは、また後日書こうかと思います。