Wikipediaより
(引用開始)
モスキート (Mosquito) とは、米国で開発された、超高周波を使った音響機器。
高周波数の音は、年齢とともに徐々に聞こえ難くなるため、20代後半以降の者には気にならない者が多い。
2009年5月、東京都足立区は自治体初の試みとして、区立北鹿浜公園に英国製の17.6kHzの不快音を3分毎に出す装置を1台設置し、2010年3月まで検証する。
大人には聞こえにくいことを利用して、 携帯電話の着信音として用いる者もいる。
(引用終わり)
区立北鹿浜公園の検証、Wikipediaではこれ以降更新されていないのですが、結果が気になりますねー。
→ 調べました。
http://keibi.dtiblog.com/blog-entry-75.html
(引用開始)
同区内の公園では2008年度、トイレの便器などが壊される被害が総額約300万円に達し、大半が深夜に集まる若者の仕業とみられていた。このため昨年5月から、若者にしか聞こえないとされるモスキート音の発生装置を、被害が多い区立北鹿浜公園の管理棟に設置。午後11時~午前4時に音を流して効果を測定し、有効な場合は他の公園にも導入するとしていた。
設置後、全国初の公共施設での実験として話題に上り、音が聞こえるのか試しに訪れる人たちが増加。同年6月21日には女子トイレの便器が壊されたため、7月から管理棟に警備員を常駐させた。
その後、「若者がたむろする回数が激減」(区公園管理課)したが、区は「減った要因は警備員の存在が大きい」として、4月からは装置だけを残して、音を流すのをやめる。
(引用終わり)
なかなかトホホな結果でした(笑)
さて、実際に自分が何ヘルツまで聴こえるのか、気になりますね。
数年前に調べたときは、このサイトで実験しました。
http://itsd210.s24.xrea.com/ja/mosquito_sound/
同僚・数家族で調べた結果(ヒマですねー)、年齢と聴こえる周波数との間には、きれいに直線的な相関関係があったのは興味深かったです。
今日調べていたら、YouTubeでこんな動画も見つかりました。
低音側もテストできます。
こちらでのテストでは、私は低音側は31.5Hz(ヘルツ)から、高温側は13,000Hzが微かに聴こえました。
子どもは18,000Hzくらいまで聴こえます。
皆さんは、何ヘルツまで聴こえるでしょうか?
家族・同僚など年齢の離れた人たちで調べると面白いです。
同じような実験は、千葉市科学館でもできます。
行くたびに、息子にドヤ顔をされます(笑)
http://www.kagakukanq.com/floor/8_wonder.html
また、この現象、庭に侵入してフンをするネコを寄せ付けないための装置に使われています。
うちもネコの糞害に困って、これ↓を買いました。
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値段はちょっと高いのですが、効果はありましたね。
ただし、私には聴こえないですが、子どもたちには聴こえてちょっと不快なようです。
何ヘルツなのか気になって調べてみました。
http://www.shinano-kagaku.co.jp/environment/prdct/04.php
・波長の変化でネコの慣れ防止 PAT.3040295
(ネコの動きに合わせて超音波の周波数をランダムに変化させ慣れを防止します。)
ほほぉ。こんな工夫をしていたのですね。気づいていませんでした。しかも特許。
波長は、18~23kHz(18,000~23,000Hz)のようです。
だから、小さい子どもには聴こえることがあるのですね。