鍛冶職人 岡本友紀さん ~NHK教育「グラン・ジュテ」より | ナンでもカンでも好奇心!(tomamのブログ)

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硬軟取り混ぜた種々雑多なネタについて書いてみようかと思います。
全くまとまりがないと思うけど、それが自分らしさということで。。。

テレビネタが続きますが・・・

NHK教育の『グラン・ジュテ ~私が跳んだ日』という番組、なかなか面白いです。

Wikipediaより
「30代の輝いている女性をスポットを当て、生き方やターニングポイントに迫る。「グラン・ジュテ」とはバレエ用語で「跳躍」を意味し、視聴者へ新たな一歩を踏み出すヒントを伝える。インタビュー番組の側面が強い。」

日本での放送時間は木曜日午後10:25~10:50、再放送 翌木曜午前10:30~10:55のようです。
こちらでは金曜日の12時25分からで、ちょうど休日のお昼ご飯を食べながら観る番組になっています。

今日、取り上げられた女性は、岡本友紀さんという広島県在住の鍛冶職人。
番組ホームページに、放送内容が詳しく書かれています。

要約すると…、

(要約開始)
地元の専門学校を卒業した後、20歳の時、大手証券会社へ就職。地元広島のお洒落な店を彩る鉄のインテリアがマスターの手作りであると知って衝撃を受け、4年近く続けた会社を辞めてアシスタントとして働くことになりました。

しかし、30歳を前に工房へ通うのを諦め、収入や生活の安定を求めて、2年間派遣社員として働きますが、やり甲斐を見いだせない日々。悩みに悩んだ末、もう一度鍛冶の仕事をしたいと再び弟子入り。

めきめき腕をあげて師匠からも認められるようになった矢先、師匠が肺がんに倒れてしまいます。
「師匠が生きているうちに、自分が一人前にやれることを見せたい。」彼女は一念発起し、初めての個展を開くことに。個展には、それまでの男性的な力強い作品ではなく、自分好みの柔らかで女性的な作品を作り上げました。そして、会場に師匠の姿が・・・。「お前らしいのが出来たのー。」この言葉を支えに、自身の歩む道に確信を得ることができた岡本さん。9か月後に師匠が亡くなってから、鍛冶職人として独り立ちすることを決意しました。
(要約終わり)


番組で紹介されていた彼女の作品は、どれも優くていい感じでした。

調べたら彼女の工房のホームページがありました。
http://forgerone.com/index.html

作品はこんな感じ。

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これを女性が一人で手作りで、鉄を焼いて叩いて曲げて製作しているのですから、驚きです。しかも、「鍛冶職人」というと太めの力強い女性をイメージするかもしれませんが、華奢な女性です。

資生堂エリクシールの地域限定CM広島ハリマドンナというCMに出演されたそうです。
http://www.shiseido.co.jp/eis/index.html#/cm/


この番組、毎回、興味を引かれるさまざまな分野の女性が登場します。


次回は、女優 木村多江さん。

(引用開始)
 確かな演技力を武器に映画やテレビ、舞台で活躍する木村多江さん。しかし、彼女は長い間、心の中に「負」の感情を抱えて生きてきました。それは、家族を失った原因が自分にあるのではないかという罪の意識。20代、女優として活躍しながらも木村さんはその罪悪感に縛られつづけ、自分が幸せになることを拒絶してきました。当時は、酒を飲んでは体調を崩し、薬を飲んではまた酒をあおるといった日々が続いたと言います。やがて、罪悪感を乗り越えることで女優としても活躍の場を広げていった木村さんの人生には、いったい、どんなグラン・ジュテがあったのでしょうか。家族を失うことで傷ついた心が癒やされていく様を追った物語です。
(引用終わり)

日本一不幸が似合う女優とか言われていますが、本当に不幸を背負っていたとは。
「初めてメディアで語る過去の葛藤」とか。Wikipediaにもそのようなことは何も書かれていません。

興味がそそられます。
(番組宣伝になってしまいましたが、NHKからは何ももらっていません:笑。)