日航ジャンボ機墜落事故をめぐる疑惑 | ナンでもカンでも好奇心!(tomamのブログ)

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硬軟取り混ぜた種々雑多なネタについて書いてみようかと思います。
全くまとまりがないと思うけど、それが自分らしさということで。。。

日航123便ジャンボ機が御巣鷹山に墜落し、死者520人(生存者4人)という単独航空機事故としては史上最大の犠牲者を出した事故から12日で26年を迎えました。
ニュースでは、遺族による慰霊登山や灯籠流し、追悼慰霊式などの話題が多く取り上げられました。

今回の東日本大震災に関連してサントリーが流したCMで使われて話題になった「上を向いて歩こう」「見上げてごらん夜の星を」のオリジナル曲を歌った坂本九さんが亡くなったのもこの事故です。
若い方は知らないかもしれませんね。


さて、この事故の原因は、以下のように公式発表されています(Wikipedia より)。

(引用開始)
1987年6月19日、事故調査委員会(委員長:武田 峻)は事故調査報告書を公表し、本事故の推定原因を発表した。その要旨は以下のとおりである。

1. 事故機の後部圧力隔壁が損壊し、その損壊部分から客室内の空気が機体後部に流出したことによって、機体尾部と垂直尾翼の破壊が起こった。さらに、4系統ある油圧パイプがすべて破壊されたことで作動油が流出し、操縦機能の喪失が起こった。

2. 圧力隔壁の損壊は、隔壁の接続部の金属疲労によって発生した亀裂により、隔壁の強度が低下し、飛行中の与圧に耐えられなくなったために生じたと推定される。

3. この亀裂の発生は、1978年に起きた同機の「しりもち事故」の際に、米国ボーイング社による修理が不適切なもの(修理交換した隔壁の下半分と上半分との接続強度が不足した状態)であったことに起因する。また、点検でこれらの異常を発見できなかったことも事故原因に関与したと思われる。
(引用終わり)

この事故から「金属疲労」という言葉が一般的になりましたね。

事故原因について、私もずっとこの説明を信じて疑うことはありませんでした。


しかし、昨年、『週刊金曜日』でこれに疑問を投げかける記事を読みました。
きっかけは、元日本航空客室乗務員の青山透子さんが書いた著書『日航123便 あの日の記憶 天空の星たちへ』(2010年4月刊)。

日航123便 あの日の記憶 天空の星たちへ/青山透子
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Amazonでの紹介(要約)
元日本航空スチュワーデスが描く、日航ジャンボ機墜落事故の記憶。
事故機には同じグループでフライトをしていた先輩方が乗務していた・・・・・・。

なぜ墜落事故が起きたのか、なぜ墜落現場の特定が遅れたのか・・・・・・25年経っても消えない疑問。当時の新聞から見えてくる新たな疑問。矛盾する事故原因。
上野村元村長、地元消防団員、歯科医師ら、当時を知る関係者への取材を含めた長編ノンフィクション!


そして、この本に書かれた「なぜ」を的確に紹介したサイトがありました。

http://www.asyura2.com/10/lunchbreak41/msg/499.html
(ここでもasyuraですね:笑)

疑問をさらにまとめると、以下のようです。

1.圧力隔壁が損壊したはずなのに、機内の圧力が低下した形跡がない。実際に圧力隔壁が損壊したタイ航空機の場合では、機内の圧力が低下し、白い霧が発生、乗員乗客が航空性中耳炎になった。
 航空整備関係者では「後部圧力隔壁損壊説」を信じる人はいないという。

2.なぜ墜落現場の特定が遅れたのか。現在の技術で墜落地点を特定できないはずがない。救助隊を分散させ、数時間にわたって御巣鷹山に誰も近づけないようにする何らかの「作為」が働いたのではないか。

3.なぜ救助が遅れたのか。真っ先に現場に到着した米軍の救難へリは帰還するよう命令を受けたし、地元消防団員が現場に到着した際に山の上から自衛隊が降りてきた(救助活動はしていなかったということでしょう)。

4.なぜ遺体は黒こげだったのか。本人確認を行った医師は、「遺体は骨の奥まで炭化するほど燃えていた。二度焼きしたような状況だ」と。周囲の木々は、幹の中までは燃えていない。

5.乗客の一人が撮影した写真に、オレンジ色の何かが飛行機の方に向かっているのが写り込んでいる。乗客は異変を感じ取り、それを確かめようと何度もシャッターを押したように見える。


これまた「米国同時多発テロの陰謀説」と同じく大手マスコミではほとんど取り上げられない話題ですね。
3と4から単純に想像される自衛隊の行動は、まさかとても信じられないことですが。


日航機墜落の真実を求めて」というサイトも見つけました。
http://nvc.halsnet.com/jhattori/nikkou123/

多数の関連サイトへのリンクを貼りながら、さまざまな事象を記述されているごった煮のようなサイトですが、
たまたま自衛隊員が真実を語る(たった3行の表現ですが、これが一番、真実に近いみたいです)
として書かれている内容が、私にも、もっともあり得る話ではないかとストンときました。

(引用開始)

 事故当時、航空○○隊に勤務していた友人が、事故から数週間後に休暇を貰って地元に帰ってきた時に聞いた、本当の話です。
 友人は、私(普通の一般人)に対して嘘をつかなければいけない理由なんてないだろうし、そして、まだ事故原因も分かっていない時期に、私に、いずれは分かると思うんだけど(直ぐに真の原因が分かると言う意味だったんだと思います)...と言って話してくれた事は、「123便の事故は、本当は○○隊が墜落させたんだよ。当時訓練で標的機を飛ばしていて、それが操縦不能になって、行方が分からなくなり、そのとき近くを飛んでいた123便にぶつかったんだ。墜落現場には標的機のオレンジ色の残骸があったから、誰もいないうちにヘリで回収したんだ」と言っていました。

(引用終わり)

そして決定的写真(?)

資料①は倉庫にあった落ちた尾翼部分(資料②③)で、明らかにオレンジ色の物体とその塗料がくっついたままの状態の写真です。これは明らかにミサイルもしくはその標的機がぶつかったことを示す決定的な証拠です。

と説明されています。
(少なくとも私個人としては写真の出所がわかりませんので、参考まで、ということで紹介します。)


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紹介したサイトには、自衛隊員の「自殺」についてなど、信じられない・信じたくない疑惑も多数書かれています。
他にも、米軍戦闘機が誤って撃墜したとの説もあるようです。


ほとんどの方は、1年前までの私と同様、この墜落事故の原因については公式発表以外考えたことすらなく、実はこのような疑惑が取りざたされていることすら知らないのではないでしょうか?

マスコミは慰霊祭などは大きく報道する割に、このような疑惑にはほとんど一切触れないですね。
やはり裏で政治的な力が働いているのでしょうか。