http://news.tv-asahi.co.jp/news/web/html/210523028.html
(引用開始)
23日は福島県の子供の保護者100人以上が集まり、基準の撤回を求める要望書を全国の1万5000人以上の署名とともに文部科学省に提出しました。また、学校の校庭の土を削る「除染」を早急に実施することや給食の食材に配慮するなど、内部被ばくを抑える方策を早急に取るよう求めています。さらに、子供の避難が必要な場合は、ちゅうちょなく行うよう要求しています。
(引用終わり)
テレビ朝日のサイトではこのくらいの情報だけでした。
私は報道ステーションで見ましたが、ほぼ同じ内容だったと思います。
あと、父母らが表土を入れ替えることによって大幅に放射線量を減らし、子どもが土の上で遊べるようになった幼稚園(保育園?)の話が紹介されていました。
この件について、ネット上ではもっと詳しい動画が公開されています。
http://www.youtube.com/watch?v=8CE9SxUAe7c
※最初に貼っていたリンクは消えていたので、貼り直します。
(引用開始)
文科省前に集まった人々は、事前に連絡をし、高木義明文大臣や政務三役らに面会を求めていたものの、大臣らは姿をあらわさず、文科省科学技術・学術政策局の渡辺格次長が対応した。
要請文を読みあげた母親は、途中、声を詰らせながら、年間20ミリシーベルトの基準の撤回を求めた。
渡辺氏は「健康上は100ミリシーベルトを超えると問題が出ると言われている。100ミリシーベルトよりも小さな被曝では、ガンなどの増加は認められていない」と明言し、一時騒然とする場面も。
(引用終わり)
福島瑞穂社民党党首、川内博史衆議院議員が父母の側に立って協力しています。
小出先生も登場します。
皆さんの生々しい声を聞くと、やはりリアルに感じるものがありますね。
タレントの山本太郎氏の長いコメントがあるのがちょっとサプライズ。
4人の子どもを持つというお母さんが、「見た目には何も変わらず普通なのが怖い、みんながどんどん普段通りの生活をするようになっていて自分だけが神経質になりすぎていると思われて孤立する、中学生の自分の娘ですら母親の話を聞く耳を持ってくれない」といっているのが印象的です。
さらに、詳しい顛末が、「福島老朽原発を考える会」のサイトにありました。
http://app.m-cocolog.jp/t/typecast/56104/32037/68307249?page=5
(引用開始)
これに対し、原子力安全委員会は、意を決したように「20ミリシーベルト」は基準として認めていないと発言、会場からどよめきの声があがりました。決定過程にかかわった専門家の中で、この20ミリシーベルトを安全とした専門家はいなかったとも。じゃあなぜ文科省の基準を了解したのかと問うと、隣の文科省の次長に向かい、「20ミリシーベルト」は認めてませんよねと詰め寄りました。驚きの場面でした。
20ミリシーベルトを認めた専門家は一人もいなくなり、一部文科省の役人が暴走し、高木文科大臣はじめ政務三役、そして管首相や枝野官房長官が意固地になっているだけだという状況が、あらわになるところまで追い詰めるとができました。
(引用終わり)
専門家が一人も認めていない?
小佐古氏の涙の辞任はブログにも書いたし、覚えていますが。
20ミリシーベルトはどのように決まったのでしょうか?
より深く20ミリシーベルトが決まった背景を深く掘り下げているサイトが2つ見つかりましたので紹介しておきます。
ひとつは、文部科学大臣・高木義明と原子力安全委員会委員長・斑目春樹の2人が決めたという話。
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65725189.html
(引用開始)
メール1本で、子どもが年間20ミリシーベルトを被ばくしても問題ない、と決めつけた文部科学大臣・高木義明と原子力安全委員会委員長・斑目春樹の2人のせいで子供たちが小児甲状腺癌になります。なんとしても撤回させなくてはなりません。
会議すら開かず、原子力安全委員会がメールでのGOサインを送っただけで決まったのです。つまり原子力安全委員会の仕業です。
そして、それを鵜呑みにしてか、政治家として決断できなかった無能な高木義明文部科学省大臣が、最終的な決断を下したのです。
東日本の子供たちを被ばくさせ、小児甲状腺癌にさせる決断を、高木義明文部科学省大臣がしたのです。
(引用終わり)
もうひとつ。
http://kaleido11.blog111.fc2.com/?m&no=552
(引用開始)
4月19日に正式な会議でもなく、かといって臨時会議でさえなく、文部科学省の都合のいいイエスマン委員4名を集めて密室会議を行い、「20ミリシーベルト」があたかも、既成の事実であるかのように決めてしまったのです。
そして、そのときから政治的な意思決定であるかのよう、ものごとが進められていった。
原子力安全委員会の代矢委員は、確かに「子供は20ミリシーベルトではなく、半分の10ミリシーベルトが妥当」とマスメディアに向けて答えていました。
つまり、政府へのご意見番である原子力安全委員会は、この時点で20ミリシーベルトを前提として話が進められているのを知って、「これはとんでもないことだ。原子力安全委員会としての態度をしっかり表明しておこう」と思ったのです。
原子力安全委員会にも知らされず、最初から「20ミリシーベルト」は決められていたのです。
どうしても「20ミリシーベルト」でなければならないのです。
しかし、文部科学省は後になって、「原子力安全委員会の代矢委員の話は、あくまで個人的な見解であって、原子力安全委員会全体としての見解ではない」と打ち消しました。
(引用終わり)
さらにこのサイトでは恐ろしいことが書かれています。
(引用開始)
4月19日前に「20ミリシーベルト」は、半ば決定事項として一人歩きしていたようです。もちろん、菅直人、枝野の官邸の指示です。
その後、10日あまりの逡巡を経て、小左古氏は辞任を決意したわけです。
菅直人に「20ミリシーべルト」を強く推したのは、当然、ICRPでしょう。それ以外に考えられません。なんと愚かでノーテンキな総理でしょう。
また、新聞の報道にも、そのように書かれています。
ICRPは、間違いなく「最初から福島の児童に20ミリシーベルトを被曝させて実験させる」つもりなのです。
だから「最初に20ミリシーベルトありき」です。
10ミリシーベルトではダメなのです。
30ミリシーベルトでもダメなのです。
彼らは、大人と同じ量の20ミリシーベルトのデータがほしいのです。
それは、古くはチェルノブイリ、イラクで子供を使った人体実験と同じことを福島でやろうとしているのです。
それに手を貸そうとしている役人、官邸は脳みそを乗っ取られているのです。
事なかれ主義の高木文部科学大臣は、この局面を無難にやり過ごすことができればいいだけです。子供を救おうなどという気概もありません。
(引用終わり)
個人的にはまさかこんなことが裏で起きているとは考えたくはないですが、仮に意図的ではないとしても、事実として福島の方々、特に子どもたちを使った人体実験になってしまいます。
今では、父母の方々の声を聞く政治家も多いようです。
細野豪志 内閣総理大臣補佐官 (福島第一原発担当)
※細野議員は「20mS/年は絶対に認められない」と言っています。
民主党 川内博史、森ゆうこ、空本盛喜(←小沢による菅おろしの政局で動いているのではないことを祈りますが)
社民党 福島瑞穂
何としてもそのようなことがないように、国が至急、対策を取ることを望みます。