韓流ドラマブームにも乗り遅れたし、韓国の芸能人はほとんど知らなかった。
そんな中、たまたま深夜の帯番組「音魂」でKARAを見て、やられたー。
妙に高い裏声で、片言の日本語をしゃべる女の子たち。
正直、話している内容はとんでもなくつまらない(笑)
でも美しい少女たちが、明るく楽しそうに、おぼつかない日本語でしゃべっているのは、見てるだけでこちらも何だか楽しい気分になる。大昔のアグネス・チャン以来、裏声で片言の日本語は、男心をくすぐる鉄板か?
中でも、ク・ハラに釘付け。
なんて美しいスタイル……。これだけ綺麗な女の子たちのグループの中でも、際立って顔が小さくて、手足が長くて、ウエストが細くて。
ドガの「14歳の小さい踊り子」もそうだけど、自分は、グラマーな女性よりも、こういうバレリーナ体型に「美」を感じます。
「韓国の安室奈美恵」と呼ばれているのを知って、納得。
本人はあまり自覚がなさそうで、5人グループの中の一人として自然体に見えるのもまた好感(あまりよく知らないけど)。
さっそくアルバム「ガールズトーク」を購入。
自分が買ったのは、初回限定版のDVD付き。こういう手口にきわめて弱い(笑)。
ガールズトーク/KARA

¥2,800
Amazon.co.jp
KARAと言えば、「お尻ダンス」の日本デビュー曲『ミスター』や第二弾シングル『ジャンピン』でアップテンポの曲のイメージが強いように思うけど、自分としては『スウィート・デイズ』が気に入った。メロディーが耳について離れない。
本人たちの、まだまだ幼い感じからは、こっちの可愛らしい曲の方が似合ってるような。
さて、ク・ハラはお顔もキュートだけど、整形したことを韓国のテレビで自ら公言している。
「二重は元々あったが、写真を撮ったら目がぼやけて見えると言われ、少しつまんだ。鼻は高くする必要がなく、注射を一本だけしようと言われ注射をした。そして口は歯の矯正だけした」
韓国の女性は、昔から、整形手術することにあまり抵抗がないらしい。
もう20年も前に読んだ呉善花(オ・ソンファ)の『スカートの風』にそんなことが書いてあった。
スカートの風―日本永住をめざす韓国の女たち (角川文庫)/呉 善花

¥500
Amazon.co.jp
そして、韓国では、容貌のよくない女性に面と向かってブスと罵倒してもかまわない。ブスは整形をして美人になるべきであって、その当然の努力を怠っているのだから、ブスと面罵してもかまわないし、それが本人のためにもなる、との理屈だそうだ。驚き……。
ここまでのことが本当なのかどうかはわからないけど、アイドルのク・ハラが整形したことを告白した事実を見ても、ハードルが低いことは事実のようだ。
一方の日本では、旬なところでAKB48の板野友美をはじめ、いろんなタレントの整形疑惑が取りざたされてるけど、まだまだ整形は悪いことのような感じ。
美を売り物にしているタレントなんだから、美容整形して商品価値を高めることは、まぁアリかなーと思うけど、ね。