生まれつき腸と肛門が繋がってない状態のことを鎖肛(さこう)っていうらしい。
鎖肛は腸と肛がどれくらい離れているかによって種類があって、
低位、中間位、高位の順でより離れている。
どの鎖肛かでその後の対処も違ってくる。
一番腸と肛門の位置が近い低位鎖肛の場合は、発覚後すぐに切って腸と肛門を繋げる手術をする。
早いうちに繋がるので、予後の排便も上手くいくことが多いらしい。
一方中間位、高位鎖肛の場合はすぐに腸と肛門を繋げる手術はせずにお腹のへその上あたりに人工肛門(ストーマ)を作る一回目の手術をする。
ストーマは腸の一部をひっぱりだしてきたもので、数センチの赤いぷにぷに。
小さな穴が開いていて、そこからウンチが出てくる。
痛覚はないらしく触っても平気だけど傷つきやすいので注意。
一旦はストーマで排便できるようにして、成長したら(半年、6キロ目安)二回目の手術で腸と肛門を繋ぐ。
腸と肛門が安定したら(二回目の手術以降、数ヵ月後)、三回目の手術で人工肛門をなくす。
その後は通常の排便ができるようにコントロールしてあげることが必要。
息子は中間位鎖肛。
お腹にポチッと可愛いストーマついてます。