マサオのイトコ三姉妹は、超絶べっぴん揃い。
そのべっぴんイトコが、べっぴん赤子を連れてきた。
二人の間に流れる穏やかな時間を見て、心底懐かしいと思ったトマコ。
ええ、なぁ太が赤子の時は私達もそうでした。
というより、当時のトマコは子供が苦手で。
ウンコー！とか叫ぶ男児とかもう対象外。
やだわあなんて思ってたのに。
まさか自分の子がそうなるだなんて。
神様のイタズラね、きっと。
けれど不思議なもので。
子供は苦手！だったトマコも人の親。
自分の子だけはカワイイ！だった狭い許容範囲も、徐々に広がって行く。
自分の子と仲の良い子。
遊んでくれる小学生の子供たち。
子供を通じて、徐々に徐々に広がる、トマコ自身の世界。
それでも、子供は無条件でみんなカワイイ！なんてことにはならないけど。
今いる子供を愛しいと思うなら、それだけでいいんじゃないかとも思うのです。
以上、野猿を育てる会会長トマコ、懐かしの思い出話でした。
特に二人目の野猿化の早さったら半端なかったわぁ…（遠い目
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