春日大社、鹿島神宮、そこにかかわる藤原氏、物部氏の事を調べていたら、めっちゃ不自然な事に気付いてしまいました！

日本書紀、古事記編纂の時代に最大の力を持っていたのは藤原(中臣)氏です。

古代においては、藤原(中臣)氏も祭司にかかわる一族であったと思われますが、軍事力などを考えても、圧倒的な力を誇っていたのは物部氏であったと思われます。

初代天皇、神武よりも先にクニをつくっていたニギハヤヒの一族が物部氏に繋がる。

その、本拠地であったと思われる場所が東大阪。(たぶん)

生駒山付近。

石切剱前神社こちら

石切劔箭神社(石切さん) / ご由緒

www.ishikiri.or.jp

ニギハヤヒを祀る神社です。

そして、こちら

枚岡神社（河内国一之宮太古の聖域）太古の聖域　河内国一宮　枚岡神社公式ウェブサイト。大阪府東大阪市にある枚岡神社をご紹介します。

www.hiraoka-jinja.org

枚岡(ひらおか)神社は、中臣の祖、アメノコヤネが主祭神となっていますが、神社の住所は出雲井という地名だ。出雲という事は国津神。

山の神様とか、水の神様とか、もっと根元的な神様をお祀りしていたのではないかとも勝手に思ってます。

この枚岡神社のすぐ近くに『額田』という駅があることに気付きました。

謎の多い『額田王』の額田(ぬかた)です！！！

日本書紀、古事記では、消されたとも思える『額田』。額田にあった神社は、今、この地には残されていないようです

額田王について、もう一つ言うと、日本書紀編纂にかかわった天武天皇の元妻でありながら、天武天皇の兄である天智天皇の妻となったのが『額田王』であり、その父は『鏡王』としか記されていない謎多き人物です。

藤原氏は、物部氏の力は利用しましたが、額田の名は邪魔だったのでしょうか？

藤原氏にとってというよりは、天武天皇、持統天皇にとって、あまり名前を残したくない一族だった？

これは、もう知るよしがない。

大阪の『枚方(ひらかた)』には、隕石が落ちたことで有名な交野市があります。

枚方(ひらかた)と、枚岡(ひらおか)。

やはり、石切剱前神社だけではなく、枚岡神社もニギハヤヒに繋がりそうですよね。

枚方の交野の言い伝えでは、隕石は北斗七星からきたと言われています。

東大阪市の額田を調べていたら、かつて額田神社には、妙見さま(北極星)とともに、五曜の紋が掲げられていと書かれていました。

五曜紋とは、五曜星。

五曜星？？？と思って調べてみたら、Wを描くカシオペア座の五つ星の事だったのです！

北極星を中心に、対局にある、北斗七星とカシオペア。

北斗七星は、ひしゃく星とか言われているのに、同じように北を象徴する星座のカシオペアは、なんとなく日本ではマイナーだと思いませんか？

カシオペア座の日本名、初めて知りました！！！

錨(いかり)星。山型星。

海の一族にとって、大事だった北極星。

それを中心にして、外側を回る沈まない星座、北斗七星はとても大事にされている。

一方、カシオペアは…。

船の『錨』ですよ！！！！

海の一族にしてみたら、どう考えたってひしゃくより重要じゃないですか？？

北極星より下に位置するときは錨のマークのWであり、上に位置するときは、山のかたち、Mになり、山とは先祖や神と繋がる場所です。

どちらにしても、北斗七星のひしゃくがどうでもよくなるぐらいに、重要に思えてきませんか？

額田氏、鏡、カシオペア座？

ニギハヤヒ(物部氏・海部氏)、剣、北斗七星。

中心にある、北極星、アメノミナカヌシ。

ニギハヤヒも、アメノミナカヌシも日本書紀や古事記で、ほとんど語られない存在。

まつろわぬ星の神たち…。

五曜星は、『惑星』を意味するとも言う。

惑わす星。

男性性と、女性性。

古代の日本は陰陽石、夫婦岩、道祖神のように、ペアを大切にしていた。

恐らく、錨星と柄杓星も対になっていたはずた。

最強の魔除けとも言われる、陰陽師の五芒星。

これが、五曜星に繋がっていると嬉しいな…。

こっそりと、大切に守られていたら嬉しいな。

オリオンの三つ星と、夏の大三角形、五曜星のカシオペア、北斗七星、九は昴。

三、五、七、九。

中国では、奇数が陽であり、縁起が良いとされた。

その考えを受け継ぐのが陰陽師。

子供の頃から星が大好きだった私は、カシオペアについて、もう少し調べてみたいと思います

歴史に消されたカシオペア座