Blender  スザンヌの消滅から出現のアニメーション

 

今回はオブジェクトが消えたり出現するというアニメーションを作った。オブジェクトは作らず、デフォルトのスザンヌを利用した。シェーダーエディターでノードを組むだけの操作で作れるのである。こんな映像である。

ピンクのスザンヌが左側から順に消えていき、また復活するという作品である。

 

制作過程

Blender画面にモンキーを追加する。すぐに二画面にして、上を3Dビュー、下をシェーダーエディターにする。モンキーことスザンヌを選択し、シェーダーエディターで新規を押す。そして順にノードを組んでいった。透過BSDF、グラデーションテクスチャ、カラーランプ、シェーダーミックスをつなぐ。

次に、あとでコントローラーとして使う予定のエンプティ十字を追加する。

更にノードを追加していった。

エンプティをスザンヌに近づけると、部分的に消えるところができる。

この後ノイズテクステャを入れ、3Dを4DにするとWができる。ここの数値によって境界が変化するのである。フレームごとに数値を指定できるように、Wに「#frame/100」を入力した。再生して確かめる。

スザンヌを青色にして確かめてみた。

ここまで出来たらアニメーションを付けよう。エンプティを選択する。1フレーム目でエンプティのスケールをXYZとも0にしてキーフレームを打つ。100フレーム目でそれを20にしたかな?はっきりとは覚えていないが、スザンヌが消えるまでエンプティを大きくしてキーフレームを打った。最後の180フレーム目でまた0に戻してキーフレームを打った。タイムラインの終了は190にした。この3個のキーフレームを選択し、補間モードのリニアにした。スザンヌもピンクに直した。

これで画像レンダリングで確かめる。エンジンはもちろんCyclesである。背景にはHDRI画像を使った。

アニメーションレンダリングの結果はこうである。スザンヌの色付けでメタリックを1にしたためか?HDRI画像の光が映り、残像が残ってしまった。完全には消えなかったところが残念である。再考の余地ありという結果であった。