こんにちは!インターン生の石塚ですにゃ更新が遅れてしまい、すみません。


わたしは31日まで当麻町に滞在するのですが、まおちゃんは今日が帰る日。ずっと二人で頑張ってきたので、すごく寂しいです涙けれど、気づけば私も残り1週間ありません!悔いのないように過ごしたいと思います。


今日は、まおちゃんは空港まで見送った後、東川町へ視察に行きました。変わった取り組みが注目される東川町。以前ブログにも書いたとおり、何度かギャラリーに入ったり、夕飯を食べに行ったりしているのですが、もう少し時間をかけてゆっくりと回りたいと思っていました。今回は半日かけてみることができてよかったです!


といってもどこを見るかほとんど情報がなかったので、まずは道の駅で情報収集して、「クラフト街道」をまわってみることにしました。役場の瀬戸さんのおかげで車でまわることができたのですが、これを歩きでまわってたら大変だったな汗ありがとうございました!クラフト街道は工房やギャラリーが集まる山間の静かな街道です。可愛らしいマップに沿って、ひとつひとつお店を訪ねてみることにしました。


まず最初に立ち寄ったのは「北の象嵌ギャラリー 相和工房」。みなさん象嵌ってご存知でしょうか?私は今回初めて知りました!「象嵌」はうすーい木の板を使って、自然の木目や色を生かした作品です。細かい模様や色の多様さが印象的でした。


次に伺ったのは陶芸の「理創夢工房」。ここの陶芸は少し変わった技法で作られていて、作品の表面に色がついているだけでなく、普通の生地自体に色つきの記事が混ぜこんであるそうです。淡いマーブルが可愛らしい!また、ご主人から東川町のまちづくりの仕組みについても教えていただくことができました。


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粘土に色をつけてから成形する珍しい製法で作られた作品が並んでいます。

東川はここ数年で人口が増えてきたり、移住者の数が近隣と比べて多かったりと、動向が注目されるまちです。ご主人がいうには、ご自身を含め多くの人が自然あふれる環境に惹かれてやってきたとおっしゃっていました。ここのまちづくりの動きの特徴は「官ではなく、民が主導」で、マップをつくるにしてもなんにしても、町民が声をあげて官が後からついてくるという流れがあるそうです。かといって、こちこちの町民団体が決められているわけではなく、ゆるい団体はあるけれど極めて自由で流動的だ、と興味深いお話をお聞きしました。


その後は、道の駅で降ろしたもらい市街地散策。「東川町文化ギャラリー」や「東川町郷土館」へ行ったりしました。でもやっぱり北海道は歩くには広い!せめて自転車の貸し出しがあったら、もう少し工房とかまわれたなと思いました(ノω・、)


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市街地の様子。商店街のお店では、共通の木製の看板がかけられています。


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市街地周辺。「写真の町 東川町」ならではなのか、町内にオブジェが見られました。


東川のまちづくりについて、ただ歩いてまわっただけでは理解を深められませんでしたが、「先を見据えた長期的視点」と「民からの動き」は大切な要素なのだろうなと改めて思いました。特異な部分もあるように感じましたが、活動や意識など私にとってとてもよい勉強になりました!


明日は、富良野・美瑛方面へ向かいます!当麻町外が続きますが、お楽しみに!